5時間移動して4時間半滞在して
また5時間かけて移動しています。
大変だけど
宿を取るのもまたひと手間かかるので
ひとりだったら日帰りもありかな?
無事母に面会できました。
伺ったとき、ちょうどリハビリが終わったところで
担当の方から少しお話を聞くことができました。
「お嬢さんとよく似ていらっしゃる。」と話してくださったら
少し反応がありましたが
生理的なものなのか
意識があったのか
さだかではありません。
私ひとりになってから
子どものときのように呼びかけて
手を握ったり
肩や足をさすったりしましたが
握りかえしてはくれませんでした。
鼻のチューブは嫌がるかなあと思っていましたが
そんな元気もなさそう。
お約束の15分、手を握って話しかけ
花束のカードを見せて置いてきました。
タクシーの運転手さんに待っていただいていたのですが
「早かったですね。時間かけてきて
もういいんですか?」と。
「ほとんど意識もないけれど
苦しそうじゃなかったので
顔をみてそれだけ確認できたから
もういいです。」
運転手さんの奥さまは
動脈剥離で職場で倒れてあっという間だったそうです。
「こうやって少しずつ
心の整理をして見守れるのは
ありがたいかもしれませんよ。」と
いろいろお話ししてくださり
慰められました。
私はパパっ子だったので
父が突然亡くなった時はショックでした。
あれから約25年たち
少しは人生経験を積んだので
母の死は多少受け止められるのか?
いやいや
そんなこともなさそうですね。
移動中
ここかしこに
父や母の姿を思い出して
なつかしかったりさびしかったり。
小さい頃に実母が結核でなくなり
苦労をした母。
頑張り屋さんのところを受け継げればよかったけれど…
子どもたちにいろいろおばあちゃんのことを
伝えたいと思います。
しんみりした気持ちを癒してくれたのは