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先日買ったCDを聴いた.P.ヤブロンスキーのピアノ,P.マーク指揮+フィルハーモニア管弦楽団による,チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番ほか.
両ナンバーとも,やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ隅々まで念入りに再現した演奏.ヤブロンスキーは,安定の技術と,持って回ったところのない明るいタッチで,弾き進めていく.マーク率いるフィルハーモニア管は,力強くも整然としたアンサンブルに一貫し,生き生きと彼をサポートする.それだけに,チャイコフスキーの序奏部で,チェロセクションに出る派手なミスが放置されているのは,何とも惜しい.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体との様子を,ともに美しい残響のなかによく捉えたもの.ただし,高弦が少し遠いか.
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調
ペーテル・ヤブロンスキー (ピアノ),
フィルハーモニア管弦楽団,
ペーター・マーク (指揮),
ユニバーサル ミュージック,UCCD-3496
両ナンバーとも,やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ隅々まで念入りに再現した演奏.ヤブロンスキーは,安定の技術と,持って回ったところのない明るいタッチで,弾き進めていく.マーク率いるフィルハーモニア管は,力強くも整然としたアンサンブルに一貫し,生き生きと彼をサポートする.それだけに,チャイコフスキーの序奏部で,チェロセクションに出る派手なミスが放置されているのは,何とも惜しい.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体との様子を,ともに美しい残響のなかによく捉えたもの.ただし,高弦が少し遠いか.
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調
ペーテル・ヤブロンスキー (ピアノ),
フィルハーモニア管弦楽団,
ペーター・マーク (指揮),
ユニバーサル ミュージック,UCCD-3496
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