鳥羽水族館のダイオウグソクムシ1号たんの、解剖所見がブログで公開されてました。
体重減ってないけど、胃に食物はなし。
胃液?に酵母みたいなのがあったとか。
昨日読んだ、深海生物学の本に出てたチューブワームは、体内にバクテリアを生息させて栄養摂取してるそうだ。
ダイオウグソクムシも、もしかして?
で、今日ニコ生で1号たんの追悼特集があるそうです。ちょい、私は見られないかもですが~。
で、昨日というかおとといの朝っぱら、うちのソーニャがベランダから脱走してそのまんま一晩外泊^_^;
昨日の夜、ようやく戻ってきました。
いや、実は朝から玄関の上の張り(?)の上にいて、「にゃーにゃー」とか細い声で鳴いてるんだが、まー自分から帰ってくる気にならないと人間にはどーにも手も届かない場所だし、ハシゴとか使ったとしても逃げるだけだしねぇ。
しかし、こんなんでも一応、うちを「自分の家」と認識していて、自分はここの家の猫である、って自覚がそれなりにあるらしいところが可愛いですねぇ~。
朝以外は全然触るのも不可能状態のネコですが^_^;
朝だけは、寝ぼけ状態でベットの上にいるのでそこをすかさず捕獲すると、ゴロゴロゴロやってるんだけどねぇ~、それ以外は全然ダメです(笑)
しかし、ネコっていえば最近、うちの庭っていうか駐車場に新しいネコがやってきてます。
1匹は夜のみにやってくる、ロシアンブルーっぽいけどシマもあるような(暗くてよくわからん)まだ若い女の子風。
首にチャームつけてるので、どこかの飼い猫だろうとは思うんですが。
警戒しているくせに、わりとガツガツ目の前でよく食べてます・・・
で、今朝さらに新入りが来たんだけど、これが片耳のアメショー柄。
最初、スコテッイシュか?って思ったくらい、ナチュラルに耳が無いんだよね~??
さらに、かなりこちらは人懐こくて、スリスリゴロゴロしてきます。
こちらもガツガツとメシを平らげて去って行きました・・・
うーむ、うちの近所、そんなにネコ飼ってる家多くなさそうなんだけど・・・
で、最近読んだ本です。
最後のイタコ
とある同人誌に、この本の作者さんへのインタビューがあり、その内容が結構目からうろこだったのでこの本も読んでみました。
図書館で借りたんだけど、なかなか貸し出し中で一ヶ月以上待ってたかなぁ?
イタコっていうと死者の声を聞かせる、っていう感じで、なんか胡散臭い、っていうイメージがありましたが、この本読んだらかなり見方が変わりましたよ!!
この死者の声を語る、っていうのもそうだけど、それ以外にもイタコには神事や祭事を扱ったり、お払いや占いとかいろんな「民間信仰」を体現している職業なんだなぁ、っていう事。
これがちゃんと(?)国家資格とか組織的になっていたとしたら、僧侶や神職と同じ、なんだけどイタコは元々東北とかの貧しい家の目に障害を持った女性が生きるための数少ない手段であった面が多い、というのがあるためか、宗教法人とかとかの組織化が難しく、個人レベルのためにどうしても「知られていない」っていう事になってしまうんだろうねぇ~。
自営業、自由業で、クレジットカードが作れないそうである~。
で、イタコは死者の声を聞くわけなんですが、これも誰でもいいというわけでなく、依頼者の近い肉親とか身内で、亡くなってから一定期間以上経過している、という条件があるそうな~。
なので、有名人の霊を呼び出すとか、ペットの霊とかは不可能なんだそうです。
お亡くなりになった人の名前、無くなった年月日とかの大体の情報をもらって、それから仏となっている故人を自分(イタコ)に降ろす、っていう事なんだそうです。
思うに、これは実際に亡くなった人の魂を呼び出すっていうよりも、実際のところは、依頼者となる人の心の中にまだ生きている残っている、その故人の思い出とかをそれをイタコ自身が鏡みたいになって外に出して依頼者本人に反射して見せている、っていう事なんじゃないかなぁ?と思ったりします。
よくドラマとかのクサイ台詞で「○○は死んではいない、君の心の中で永遠に生きているんだ」っていうのがありますが、それなんじゃないかなぁ?と思ったりして。
その故人が生きていたら、今の私の疑問や思いに対してなんて答えてくれるのか?っていうのを知りたい、って思うっていうのもあると思うけど、きっと自分の心の中では「きっと、あの人ならこう答えるだろう」みたいな答えもちゃんと持ってるんだと思います、それを自覚しているかどうかは別として。
で、イタコに依頼して、その自分の答をイタコを介して、外から聞く=本当にその故人がそう思っている、そう言っている、というところで満足感っていうのか、そこで故人とのつながりを再確認し、自分は一人ではない孤独ではない、って認識できて安心できるんだろうなぁ~とかって思ったりしてねぇ。
確かに、死者の声を聞かせる事を「科学的」には解明できない、証明は出来ないんだろうけど、だから嘘だとか虚言だ、っていうわけじゃなくて、これは宗教や信仰と同じ方向で考える事だと思いましたねぇ~。
イタコは現在、10名ほどしかおらず、その一番最年少がこの本の作者で、まさしく「絶滅危惧種」なんだそうです。
そーいや、以前C.Cオリエンタルグループっていう会社が、開運グッズで木村タキさんっていうイタコが「イタコ編み」で作った念珠とかって販売チラシが入った事がありましたが・・・
別に検証しなくても、この本読めば、そんなのありえない!!っていうのがよく分かります。
イタコってそーいう事はしないし、そういう仕事じゃないんだよ!!っていうか、よくわかりますよ~。
先祖の声を聞いて宝くじが2億円当選!?
って、バカにしてるのか、オメーっ!?って実に思いますね。
貴重なイタコグッズとかの写真資料もあり、現地の郷土史研究家のコラムあり、なかなか日本の昔ながらの信仰を学べるいい本でございました。
あー、恐山行きたい!!(笑)