ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
Warsaw Philharmonic National Orchestra of Poland
@横浜みなとみらいホール
「9・11メモリアルコンサート」
曲目:〈キラール〉セプテンバー・シンフォニー(日本初演)
〈ショパン〉ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
〈ショパン〉映画「戦場のピアニスト」より
アンコール:ショパン
軍隊ポロネーズ
アントニ・ヴィット率いる伝統のワルシャワ・フィル
キラール作曲 9・11追悼曲
「セプテンバー・シンフォニー」日本初演
ポーランドで最も代表的なオーケストラで、首都ワルシャワを本拠地として活動している。創設は1901年、ワルシャワ国立フィルハーモニーホールのこけら落としと同時に、エミール・ムリナルスキの指揮によってデビューコンサートが行われた。1950年からは音楽監督兼主席指揮者にヴィトルト・ロヴィツキが就任し、彼の育成によって飛躍的な発展を遂げ、世界でも第一級のオーケストラに成長した。ロヴィツキは1976年までの四半世紀にわたってこのポストに留まり、現代音楽祭として有名な「ワルシャワの秋」の中心的な存在として国内外に活躍した。
2002年からアントニ・ヴィットが芸術監督を務めている。現在までオーケストラは5大陸30カ国で70回以上の演奏旅行、国際的な音楽祭等に出演している。ショパン国際ピアノコンクールのオフィシャルオーケストラとしても日本でもなじみ深いいオーケストラである。
一人で行ってみたのですが、とっても良かったです!!
やっぱり生は最高♪
なんと、席は前から3列目!!
作曲家:ヴォイチェフ・キラール
映画 「戦場のピアニスト」 音楽監督
Composer : Wojciech Kilar
1932年7月17日ポーランドに生まれる。ポーランド国立音楽大学にてピアノと作曲を学び、1955年に最高の成績で学位を取得。その後クラクフ国立大学大学院に進む。1957年から60年までの間、フランス政府から奨学金を得、ナディア・ボウルランガーの元で更なる音楽の勉強に励んだ。
彼の作品は数多くの賞を受けているが、特に映画音楽の分野においては世界的な名声を得ており、1992年にはフランシス・フォード・コッポラ監督作「ドラキュラ」の映画音楽を担当、サンフランシスコ・ホラー映画ベスト作曲賞を、アメリカ作曲家、著作者、プロデューサー協会から受賞している。
最近では、第55回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の「戦場のピアニスト」(ロマン・ポランスキー監督)の音楽監督を務めたことでも名が知られている。今回の「セプテンバー・シンフォニー」が昨年ワルシャワにて各国要人を招いた演奏会で初演されたとき、満席の聴衆からの拍手がしばらく鳴り止まなかったと聞く。