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曲線アンテナ

2021-02-12 11:00:00 | アンテナ

エンドファイヤ型で少エレメント高ゲインを目指してみた。

一般的な半波長Vビームでなく、430MHz用1.5波長曲線Vビームアンテナです。

八木系は3素子を超えると1素子増加毎の利得増加は減少する。なので3素子までとし、素子長を工夫した。結果、3素子で約9.68dbdを実現できた。

ひらめき:

八木系のほとんどはDP(半波長ダイポール)を基準に利得増やしてるんで、そもそもそのDPの単体利得を上げりゃいーんじゃね?ってことで考えた。GPなんかは5λ/8で最大利得になるんだから、それをDP状にして全長10λ/8くれーにすりゃいーべな。でもサイドローブが半端ないから、線を空間的に曲げて線上の位相速度を極力相殺せにゃあかんな。直線で10λ/8超えると更にサイドローブ増えるけど、曲げるとこの増えるサイドローブも位相的にメインローブ強化に合体できるんで、その限界効果長を探したら約1.5λになりました。

ってことで約1.5λDPとして曲げてみたよ。線上位相変化は波なんで空間曲線も波状に曲げてやるべきなんすが構造的にアレなんでこーなった。

3ele曲線ビーム 

コツは欲しい偏波面の線(ここでは垂直成分線)に極力電流腹をもってきて、且つ必要な空間位相差を得ること。

半波長DP八木と比べると素子長が長く、給電点インピーダンス調整がちょっと微妙。あと前後の寄生素子も同じ理由から各素子長が放射器長に比べ半波長DP八木のような比率にならない。エレメントは2mmアルミ線、支えに樹脂ロッド(ヒートガンで曲げた)、あとゴミのプラハンガーをカット。

先日、コンテストに初投入。ヒラメの骨か富士山かw作りはみすぼらしいが北関東に群れを成す不法局混信も適度に切れダイヤモンドX6000より約に立った。144MHzも乗る。

あと給電点を50Ω設計にせず、マッチングセクションで合わせる前提にすれば、最大利得は単体10dbdを超える。ほんでスタックも考えてみた。

例のごとくスタック配線は分配ケーブルではなく放射機構の一部にして分配器制作から逃れ、且つ給電部のエレメント輻射でちょこっとでもゲイン上乗せしようという貧乏根性。で、こーなる。もーちょっと追い込んでから試作するべ。14dbd超えなきゃ作んね。

こんなの上げてたら、、スターウォーズ的な宇宙生命体か、子供たちに石投げられる予感(@_@)

※素子とエレメント、表現が混在してるけど同じ意味すm(__)m

 



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