百合とオレンヂ城Ⅱ

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紫色のクオリア

2013-10-21 20:36:00 | 日記

紫色のクオリア

 『悪魔のミカタ』のうえお久光先生の
描く百合小説『紫色のクオリア』
 

 挿絵は『ジンキ エクステンド』の綱島志朗先生です☆






ゆかり、マナブ、七美の楽しい日々♪

 最初は、ゆかり、マナブ、七美の3人を紹介します☆
前半はこの3人(+アリス)の楽しい日々が描かれます♪ 


 


 ゆかりはぎゅっ☆てしたくなる可愛い女の子です♪


しかし彼女にはある秘密があって…
 






 マナブはゆかりのお友達で、すごく優しい子です♪





 七美もゆかりにつれない態度をとってるんですが、
根は良い子です♪



 しかし、ある事件がきっかけで
マナブとゆかりは疎遠になってしまいます…






 
 しかし気持ちがすれ違ってしまった後も
マナブはなんとかゆかりと付き合おうとして
ぎゅっ☆とゆかりを抱きしめます♪







 照れ屋なマナブのゆかりへの不器用な
コミュニケーションの1つが、ゆかりへの
ぎゅっ☆なのです♪


 七美はゆかりにつれない態度をとっていますが、
これはああいう目に会ってしまった七実なりの
ゆかりへのコミュ二ケーションなのでしょう☆


 七美は難しい科学やSF用語をあげていますが、
それはなんとかして再びゆかりと付き合いたい気持ちの
表れなのでしょう☆

 

 マナブと七美も仲良くなり(?)ゆかりと何とか
付き合っていこうとお互いにいろいろと探っていましたが…







 途中から謎の組織からの刺客?アリスちゃんが登場します☆
 

 
 アリスちゃん、ゆかりを保護したいんでしょうね♪
 
 
 アリスちゃんはゆかりと自分自身を少し重ねている
ところがありますし♪


 アリスちゃん自身もヒドイ目に会ったことがあるので
ゆかりの気持ちはよくわかっていると思います。









 
 途中、マナブが「アリス可愛い♪」という気持ちに
気づいてしまうというコミカルなシーンがあります♪




 


 また、ゆかりや七美への純粋な気持ちに
気づいたりしてドギマギしあたふたする
マナブの姿がすごく可愛いです☆(笑)








■ストーリーのセオリーやお約束

 『紫色のクオリア』で『火の鳥』のロビタ編を
思い出す人がきっといるでしょうねぇ~(^-^;)

 
 ですが、こういうのは永遠のモチーフなので
同じようなテーマの作品が出るのはありますからね~
(^-^)


 『紫色のクオリア』は『空の境界』『寄生獣』
『まどか☆マギカ』藤子F不二雄先生が好きな人は
ハマるかもしれません。


 正直『紫色のクオリア』はSFのお約束っぽい
のですが、よくぞこれだけ新しい切り口が!
ぐいぐい読ませる文章が書けるとは!
と思います☆
 
 
 要はすごく面白いのです!
そして百合としてもすごく良いのです☆

 
 『紫色のクオリア』はゆかりとマナブ♪
七実やアリスたちが仲良くて百合で素敵です♪ 
 

 どこか可愛いくて不思議でSFな感覚のラノベです☆


 
 でも、ちょっとだけ(?)怖いかもよ(^-^;)






■欲しいのはごく普通の幸せ♪

 『紫色のクオリア』の後半はマナブのゆかりを
救いたい気持ち、強い強い気持ちと孤独な戦いが
描かれます…


 すごい孤独な長い戦いを、誰にも理解できない戦いを
続けていたマナブですが・・・
 ゆかりの、ほんの一言が救いとなりました。


 あっけないかもしれませんが、そういう事は
あると思います。

 
 マナブだけでなくゆかりの視点や意見も大事
なんですよね☆







 マナブはすごい力を手に入れましたが、
欲しかったのはごく普通の幸せなんですよね☆
(^-^)



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