百合とオレンヂ城Ⅱ

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『百合な日々』の雨傘さまに捧ぐ。 忘れねばこそ思い出さず候。

2019-03-13 21:56:00 | 百合姫&百合マンガ

百合な日々

 2013年、3月13日に雨傘さまのブログ
『百合な日々』は更新を停止しました。



 私は毎年、3月13日には雨傘さまとの
思い出を語ることにしています。



 そして、今年もこの日がやって来ました。






忘れねばこそ思い出さず候

 雨傘さまが、よく言われていた
「百合な作品のいいところを探す」
ですが。



 これ、雨傘さまの、ある経験に基づいている
んですよ。それについて話します。



 まず、雨傘さまは「なぜフォークは衰退したのか?」
という話から始めました。

 ここでいうフォークというのは音楽のジャンルで
フォーク・ソングのことです。



 それから雨傘さまは、近所にいるフォークが好きな
年配の人に話を聞いていて、あることに気づいた
そうです。



 それは、「フォークの、この曲が好き」という
話題が出てこないこと。



 雨傘さまはフォークが好きな人から「~が悪い」
という話は聞くけれど、
「~フォークの~という曲が好き」
という話は聞けなかった、そうです。


 
 『この作品が好き』という、前向きでプラスな
気持ちを伝えるのは大事だと思います。



 ツィッターやブログのSNS、手紙などで
作家や先生ご本人に「好きです」
「良いと思います」を伝えるのもいい、と思います。



 そうすると先生や作家にやる気が出るからです。
先生方は、お手紙やSNSで、「好きです」
「良いと思います」という前向きでプラスな
言葉を、もらえれば、うれしいと思います。


 
 だから、『プリズマ☆イリヤ』の、
ひろやまひろし先生は、

「ファンレターが来ない!!」

と何度も言ってて応援の手紙が来たら、
あれだけ喜んだのですよ☆(笑)






ウルフガイ

 好意的な言葉を先生に送るといいという好例を
書きます。


 
 平井和正先生といえば『ウルフガイ』そして
最近、「わかりる」の『幻魔大戦』の人です。



 『ウルフガイ』の、あとがきを見ると
いろんな投書を載せているんですよ。

 で、過激なのが多いのです。



 読んでいるとわかるのですが
平井和正先生、あきらかにつかれているんですよ。 



 平井和正先生は、過激な意見を見たり読んだりして
つかれたのだと思います。



 作家といえど普通の人間です。体力と気力は
限りがあります。



 つかれると、どうなるか?作家は作品が
書けなくなります。
 
 そして、続編も出なくなります。



 先生に「好き」という気持ちをを伝えると、
先生はやる気が出て続きを書いてくれます。






虎4(フー・スー)

 高橋留美子先生といえば、『うる星やつら』
『犬夜叉』、『境界のRINNE』の方でしょう。



 その高橋留美子先生が、平井和正先生と対談した
ときのことです。




 高橋留美子先生は平井和正先生に『ウルフガイ』
という作品が好きという気持ちを伝えました。



 そして高橋留美子先生は「虎4」という女性キャラが
好きなことも伝えました。



 平井和正先生は、うれしかったのでしょう。
10年ぶりに『ウルフガイ』の続編を執筆しました。



 作家の先生に「好き」という気持ち、を伝えることは
大事です。


 
 なぜなら作家にやる気が、続きを書く意欲が
わくからです。



 平井和正先生は『ウルフガイ』の続編を書いて
くれたのですから。






さよなら、さよならの淀川長治さん

 イヤな意見とか批判は、見ない、聞かない方が
いい、と思います。




 「さよなら、さよなら」で有名な淀川長治さんに、

「私はいまだかつて、きらいな人に会ったことがない」

という言葉があります。




 実は、それには、

「きらいな人には会わないことにしてるから」

という意味もあります。



 永六輔さんが、淀川長治さんと対談したときに
淀川さんが永六輔さんに、こっそりと、
そう教えてくれたそうです(笑)

 


 ですが、淀川さんの、

「私はいまだかつて、きらいな人に会ったことがない」

には、もう1つの意味もあります。



 
 黒柳徹子さん、は淀川長治さんについて
こう述べています。



 黒柳徹子「『私はいまだかつて、
嫌いな人に会ったことがない』
 
 それが淀川先生の口癖でした。
 
 でも、実はとっても好き嫌いの激しい人だった。
 
 なのに嫌いな人がいないとおっしゃる。

 つまり淀川先生は、人の良いところを見つける天才
だったのです。」



 
 つまり淀川さんの、

「私はいまだかつて、嫌いな人に会ったことがない」

には、

「人の良いところを見つける天才」

という意味もある、と黒柳徹子さんは
おっしゃっているのです。









 次回は蛙田あめこ先生の、
『女だから、とパーティを追放されたので
伝説の魔女と最強タッグを組みました』

です☆







 そして、次が、kiki先生の、
『勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに
暮らしたい』
です☆



 『悪魔のリドル』の南方純先生によるマンガ連載も
スタートしました☆







 そして宮澤伊織先生の『裏世界ピクニック』です☆



 マンガ版は『スパイラル』の水野英多先生が
描いております♪






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おーらんどー)
2019-03-14 21:47:06
どうも、ご無沙汰しています。
あの日からもう6年になるんですね。
残念ながら、最近は仕事が多忙を極めていて、私のブログの更新にも一苦労していますが(苦笑)、「好きなものを褒める」という、一見当たり前に思える雨傘様ならではのポリシーを少しでも受け継いで、これからも頑張っていきたいと思います。
あと、最近は「褒める」だけでなく、クラウドファンディングで直接「百合」を応援できる動きも広がっていますので、こちらも定着することで、より「百合」が幅広く楽しめることを期待したいですね。
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Unknown (犬塚志乃)
2019-03-20 21:28:31
 こんばんは、おーらんどーさん。
ご無沙汰しています。ここで近況を知りました
が、ご苦労様です。
 6年、確かにはやいものですよね。
 お互いに頑張っていきましょう。
 
「好きなものを褒める」ですが、
「無理しないように」という意味もこめて
淀川長治さん、永六輔さん、黒柳徹子さん、
の言葉を引用しました。
 「人の良いところを見つける天才」と
「きらいな人には会わないことにしてる」は
両方あわせて意味がある、と思っています。
 この二つの考えをいったりきたりですよ。

 
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