百合とオレンヂ城Ⅱ

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幕末機関説いろはにほへと

2007-04-24 22:14:42 | アニメ
 幕末機関説いろはにほへと、が最高に面白い
です。高橋良輔らしい仇討ち談ですが、
時は幕末。
 「覇者の首」を軸に、それを封印しようと
する主人公秋月耀次郎、彼には竜馬を守れなかったという
過去のトラウマがあります。
 
 両親を何者かに殺され一座を率いながら仇を探す、
美少女座長。湯山嚇之丈(ゆやまかくのじょう)
 
 一座の謎の戯作者、茨城蒼鉄。
全ては彼のシナリオなのか?
 
 憎っくき仇の中居屋重兵衛、いかにもな悪徳商人で
かなりインパクトがあります。
 
 
 
 復讐談でありますが、高橋良輔は復讐というテーマが
好きだそうです。
 あのOPは第二次大戦でも零戦乗りは精神的な
柱として刀を側においていた等、刀は日本人にとって
神聖なものという意味を含めああなったそうです。
 後、旅一座が復讐をする、というのは雪之丞変化
から頂いたそうです。
 昔、戯曲(シェイクスピアみたいな舞台劇)を学んだ
高橋良輔だけあり、両親が殺されるシーンをフラッシュ
バックのように回想し、仇をひとりづつ倒しながら
中居屋重兵衛に迫るわけですが、その過程を
茨城蒼鉄が脚本を書き、ヒロイン湯山嚇之丈の舞台劇に
取り込み少しづつ謎を明らかにしていくのは絶品!!
 13話で本懐を遂げますが、中居屋重兵衛を舞台に上げ
る、と言い続けていたわけですがそのやり方がよくこんな事
思いついたなァ、というほど感心しました。
 舞台と現実の境がなくなりひとつになった、とでも
言いましょうか?
 もちろんラブストーリーもあり。
 本懐を遂げたけれど仲間の犠牲もあり一座は解散する
事に。
 秋月耀次郎の事が気になり彼を北へと追う湯山嚇之丈。
 ふたりの恋の行方は?

 
 他にも日本をどう守るか?西洋列強に四苦八苦する
勝海舟&侠客・新門辰五郎。
 
 榎本率いる旧幕府軍の後ろ盾フランス教官ブリュネ。
 
 そして悪役のようになりつつあるイギリス・パークス公使
 
 がストーリーに絡んできます。
沖田総司、河合継之助、西郷隆盛、大村益次郎、
グラバー、ETCETC・・・・・
 マイナーメジャー含めて当時の実在の人物を絡め
品川砲台など当時の風景をリアルに描いているのも
面白いです。
 
 幕末機関説いろはにほへと、はサンライズ製作であり
反逆のルルーシュとは同時期に放送されていましたが、
ルルーシュがブリタニアで、幕末機関説~がイギリス
、、、、、この偶然は一体?