まいにち

まいにちは書けません

古くて新しいこと始めました

2020-05-31 20:33:19 | 日記
 公園の散歩から帰ってきて、洗面所で手を洗います。
 どこも触っていないけれど、ハンドソープを手に取り、丁寧に洗います。
 指の間、爪の間、手首まで。
 こうやって隅々まで洗うことに、すっかり馴れました。
 いままでも外出から帰ってくると、それなりにきちんと手は洗っていましたが、考えてみるといかにいい加減だったか気づきます。
 何度かインフルエンザにかかったことがありますが、ちゃんと手を洗っていたらかからなかったのかもしれません。それとも、外出中に顔を触ったりしていたのかもしれない。
 新しいルールが、こうやって身についていくのでしょうか。

カーテンを洗う

2020-05-30 19:08:44 | 日記
 カーテンをレールから外し洗濯機の中へ。
 梅雨が来る前に洗っておきたいのです。
 今日は湿気が少なく清々しい日です。
 洗い終わったカーテンを広げ、窓を全開にして乾かします。
 布越しの風は冷たく、半袖シャツ1枚で窓際にいると、ちょっと寒い。
 そして部屋の中は薄暗い。
 外にいた方が気持ちいいかもしれない。
 スツールをベランダに運び腰掛けました。
 日差しは強くなく、手元の本を開いても眩しくありません。
 室内のカーテンがバサバサと波打ち、洗濯物が風に揺れているように見えます。
 甘い匂いが漂ってきます。
 どこかのうちの洗濯物から、柔軟剤の香りが届くのです。
 この香料は、ちょっと苦手です。

変わってしまった店の中

2020-05-28 18:14:31 | 日記
 次の予定まで時間があるので、タリーズでコーヒーを飲んでいよう。近くの店へ向かいました。
 中に入ったとき、一瞬、引っ越したのかと思いました。
 テーブルと椅子がなく、広々しているのです。
 よく見ると3脚だけ、間隔を大きく空けて並んでいます。テーブルの向かいに椅子はありません。壁に向かったカウンターには、ここも間を空けて2席だけ。いつもの半分です。
 こんな感じになるのか。テレビで感染対策をしている店を見たことがありますが、これは寂しい。
 カウンター席に座る時、椅子をつかんでいいのか、テーブルを触っていいのか、小さな疑問が頭をよぎりました。
 これでは、まだしばらくのあいだ、誰かと一緒に来るわけにはいきません。

キャンプへの道のり

2020-05-26 20:10:33 | 日記
 ダウンジャケットをクリーニングに出してきました。
 山岳地帯にでも行かないかぎり、しばらく着ることはないでしょう。
 5月の連休にキャンブで使用した冬物を、休み明けにクリーニングに出すのが、毎年の流れでした。
 今年はキャンプに行きませんでした。
 実のところ、何年もキャンプへ行っていません。
 これほどキャンプが流行る世の中になるとは思っていませんでした。
 バイクに乗って、ほとんど人のこない山の中のキャンプ場へ行き、1人寂しく静かにテントを張っていたのに、いつの間にか家族連れが増え、豪華で美味しそうな晩餐が繰り広げられるようになると、ますます寂しくなってしまうのです。
 でも実のところ、バイクを友人にあげてしまい、足がなくなったことがキャンプから遠ざかった理由のひとつでもあります。

有意義かどうかを考えない

2020-05-25 22:24:48 | 日記
 ぼくの住む地域も、ようやく緊急事態宣言が解除されようとしています。
 幸いなことに、自粛生活に疲れたという自覚がなくて、ストレスを感じていません。
 自粛前の、あちこち出歩いていた時間が、そっくり家で過ごす時間に変わって、そのうち始めようと思っていたことができるようになりました。
 家の中で充実してしまうと、さあ外出していいですよと言われても出にくくなります。
 バスに乗ったり電車を待ったりする移動の時間で、あれができるなあと、きっと考えてしまいます。
 外に出て、人と会ったり映画を見たり食事をすることには、たくさんの何もできない時間がついてまわります。時間は切ったり貼ったりしてひとまとめにはできません。
 家にいて多くの時間を自分自身のために使えるようになったら、外にいる時間に無駄が見えるようになるなんて考えてもいませんでした。