万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1735 伊保麻呂

2010-10-02 | 巻九 雑歌
伊保麻呂歌一首

吾疊 三重乃河原之 礒裏尓 如是鴨跡 鳴河蝦可物

我が畳 三重の川原の 礒の裏に かくしもがもと 鳴くかはづかも


伊保麻呂の歌一首

「“我が畳”三重の河原の、磯の裏手にて、『いつまでもこのままでいたい』と、カエルが鳴いています」