井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

空転する国会

2018年03月29日 | 日記

佐川さんが56回だか、刑事訴追になる恐れがあるので答えない、ということを
批判している人がいるが、お門違い。

偽証罪のある国会喚問は、それと同じ重みで刑事訴追の対象になる質問については、
答えなくて良い決まりがあるのだから。

決まりを守ったことに対して、クレームをつけても詮無いことであろうに。

それに、こんな結果は事前に解っていたことではないか。
最初から「答えなくて良い」という決まりがあるのに、わざわざ答える
人間はいはしない。

佐川さんはさすがで、とびきりの頭脳を持ってらっしゃるから政治家の
煽りに乗ることなく、満点の対応ぶりと官僚経験者に言わしめている。
なまなかの政治家など歯が立ちはしない。一度、国会議員志望の女性の面倒を見てくれと
頼まれお引き受けして、その稚拙さに呆れ返ったのだがそれでも2回目だかに
当選して、今は議員先生であり、議員会館に立派な一室を構えている。
ごくわずかの例外を除けば政治家の脳レベルなどこの程度。
官僚も上澄みにいるほうの人たちの頭脳には勝てない。

丸川珠代議員の当初の質問で、全ては最初の数分間で終わった。
偽証罪のある国会で、総理夫妻他の関与がなかった、と明言された。
それが国会喚問の結論である。

北朝鮮をめぐって国際情勢が剣呑なこんな時期に、野党は何が
目的で不毛な戦いを政権に挑み続け、国会と税金を空費し続けて
いるのだろう。

安倍政権を引きずり下ろしたところで、自分たちの手に政権が来るわけも
ないのに。

メディアの論調も二つに分かれ、佐川さんを逃げた呼ばわりしているものが
あれば、野党の自爆と記述するものもある。
後者が正解。

 

誤変換他 後ほど