ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

「30年代原発ゼロ決めてない」=エネ戦略-近藤経産副大臣 玉虫色の決着ができないってか・・・

2012-10-15 19:41:17 | 世相

 近藤洋介経済産業副大臣は15日、青森県議会の原子力・エネルギー対策特別委員会の神山久志委員長らと経産省内で面会し、政府の「革新的エネルギー・環境戦略」は「2030年代に原発をゼロにすると決めたわけではない」と説明した。
 政府が建設再開を容認した電源開発(Jパワー)の大間原発(青森県大間町)も、「現時点で30年代を期限に(運転を)止めるとは決めていない」とした。
 近藤副大臣は、安全性が確認された原発は活用するとの政府方針は戦略の中に明記したと強調。その上で、個々の原発再稼働の必要性を説明するのは電力事業者になるとした上で、「(原発を抱える)自治体から要望があれば『再稼働させていただく』と説明したい」と述べた。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012101500720

引用 時事通信 2012/10/15

自民党政権下で"先送り"をしてきたことに、領土問題やこのエネルギー問題など様々あるのだが・・・。

"先送り”したことで今火が吹いたという見解もあるだろう。全てを肯定するわけではないが、将来の環境の変化を見る為に先送りする・・・明記しないというのは異論はあるかもしれないが問題はないと考える。
簡単に言えば再生可能エネルギーの技術が未熟な段階で、再生可能エネルギーに転換します。と宣言してしまうと、それまでに不足する電力をどうするの?という問題が生じる。将来が決まっており、その将来に間違えなく進むことが100%わかっているならまだしも、未知数の段階で決定してまうとその決定に捕らわれてしまい。柔軟な対応がし難くなる。

私たち日本人が世界でも有数の製品を生み出す原動力の一つは、自然という将来の環境の変化が予測不可能なものに”経験”で対応し、危機に備えて複数の対応策を備えて生活してきたことに起因するのではないかと感じる。
ロシアも自然環境が厳しいではないかと突っ込まれるかもしれないが、ロシアの冬は周期があるので、予測・・・というか、寒さに備える時期が明確であるが、モンスーン気候の地域というのは、いつ台風が襲うかなどがわからない。つまり、来るかどうかわからないものに対しての備えを常にしなければならない。(地震も同じ・・・。)

先般、まとめブログで韓国がなぜ反日かをまとめてあったのだが、個人的には台湾が日本文化を受け入れやすかったのは、台湾も日本と気候などの自然環境が日本に近く、自然と共生をしなければ生きていけないので、日本の考えに近かった。逆に韓国は大陸の一部ということで自分たちの生活に合わない気候であれば放棄することが可能であったことに差があるのではなかろうか?と感じている。(後者の理由は中国も同じ。)
それが結果的に自国の中に生まれる生活に対する不満が、形として時の政権の打倒に傾くことを恐れるが権力者たちに常にあるのではなかろうかということである。(未知の未来に期待をする・・・どこかで聞いたことが・・・。苦笑)

何事も明確にするのは人にはわかりやすいのだが、それは同時に人の目を短焦点化してしまい。結果的に不測の事態の起った際に備えがなく対応できなくなってしまう・・・とこれもまたどこかで聞いたような話なんですが・・・(苦笑)




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