ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

「寿命40年」 新設困難…2050年に原発ゼロ 電気を使わない生活ができるならね・・・。

2012-01-07 18:00:43 | 世相

 政府が原発の寿命を原則として「40年」に定める方針を示したが、原発の新設や建て替えによる増設を認めないと、日本は2050年までに「原発ゼ ロ」となる。定期検査に入った原発が再稼働できない問題でも運転開始から年数が経過した「高経年化原発」に対する地元自治体の不安は強く、再稼働が認めら れずにそのまま廃炉となる可能性が否定できない。原発ゼロで電力の安定供給を確保できるのか。新増設を含めたエネルギー政策と合わせて議論することが必要 だ。

 「原発の必要性について論じているつもりはない。あくまで安全確保の観点に立った法改正案だ

内閣官房幹部は「寿命40年」についてこう説明する。だが法改正は、日本のエネルギー政策を大きく左右する。政府は電力会社が申請し、安全性が確認できれば40年超の運転を認めるが、「極めて例外的なケース」(細野豪志環境相)と位置づけている。

 これまで電力会社は、原発の新規立地が困難となるなか、保守点検の強化などで、「60年運転」も視野に入れた長寿化に取り組んできた。高経年化の 目安となる30年超の原発は、10年ごとに運転認可を受ける仕組みだ。だが、法改正後はこうした長寿化運転が認められなくなるのは確実だ。

 高経年化原発をめぐっては、経済産業省原子力安全・保安員が、東京電力福島第1原発事故に高経年化が影響したかどうかなど安全性について、専門家による検証を進めている。地元自治体からは「30年超の原発はそのまま廃炉にすべきだ」との意見も出ている。

 野田佳彦首相は原発事故を受け、「(建て替えも含め)新設は難しい」としてきた。政府は今夏に、原発依存度を引き下げていく一方で、太陽光などの再生可能エネルギーの割合を高める新たなエネルギー政策を打ち出す方針だ。

 だが、新増設を凍結したままでは、「脱原発依存」どころか、日本で最も新しい北海道電力泊原発3号機が40年を迎える2049年には「原発ゼロ」が現実となる。
引用 産経新聞 2012/1/7

極めて論点がずれた議論になりつつあるのだが、福島第一原発の事故の原因はなんだったのか?老朽化が原因なのか?という議論がなされずに、40年だ。30年だという議論になっていることにお気づきだろうか?

大きな事故に発展していることを無視するわけにはいかない。しかし、それが全ての原発に対しての安全性の欠如というミスリードは正しくはない。そんな議論はないじゃないかと言われるかもしれないが、「電力会社の安全評価は疑わしい。」と言うのは、その評価書を読んで専門的な見地からの判断なのか?と尋ねざるを得ない。

少なくとも、一般の人に見解を述べるだけの知識を持った方はおられないと考えるがいかがだろうか?



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