米全袋検査へ＝放射性物質、今秋産から－福島県 新米の価格が上がるのでは？

　福島県は６日までに、今年秋に収穫される県産米について、放射性物質の検査を全袋で実施する方針を明らかにした。測定機器を導入するＪＡや流通業者に対しては、購入費を全額補助する意向だ。
　県産米をめぐっては、国の暫定規制値（１キロ当たり５００ベクレル）を上回る放射性セシウムが相次いで検出された。４月からは規制値が同１００ベクレルに引き下げられることもあり、県は消費者の信頼回復には全袋検査が必要と判断した。
引用　時事通信　2012/1/6

東北の米の収穫前に米の価格が一時的に上がる可能性が出てくるのではなかろうか？
福島県全体の米の出荷が従来よりも１ヶ月以上遅れることになるのだから、その間に外食産業などは米がありませんでは商売にならないので、西日本の米を大量に仕入れることになる。
卸売価格は必然的に上昇傾向になるのではなかろうか・・・ということになる。

・・・結局、安全性を求めるが故に、そのコストを吸収しなければならないのは消費者ということになる。

だが、そのことをヒステリックに叫ぶことが正しいのか？そこは冷静にならねばならないところではなかろうか。
一消費者（国民）が全体を考えても、何も変わらない。ところが、多くの消費者が同じ方向を向けば何かが変わると思いたい。（ようは、企業よ。お前らの儲けのために奔走するなよということ　苦笑）