ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

ナチス最重要戦犯見つかる=97歳、実名で生活-ハンガリー 判決は有効なのだろうか・・・

2012-07-18 17:08:43 | 世相

ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に加担したとして、反ユダヤ活動監視団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が最重要戦犯に指 定しているハンガリーの元警察幹部ラスロ・チャタリ氏が先週末、ブダペストで発見された。97歳とされるチャタリ氏は実名で生活していたという。
  同センターによると、チャタリ氏は1944年、ハンガリー支配下にあったスロバキア東部コシツェで、ユダヤ人1万5700人をアウシュビッツ強制収容所に 送るのに協力し、41年に300人がウクライナに送られた際も重要な役割を果たしたとされる。同センターは生存する重要戦犯のリストのトップにチャタリ氏 を載せている。
 チャタリ氏は48年に旧チェコスロバキアの裁判所で本人不在のまま死刑判決を言い渡され、カナダに逃亡。90年代に同国から市民 権を剥奪された後、行方をくらましていた。ウィーゼンタール・センターは昨年9月、ハンガリー検察当局に同氏の情報を提供。ブダペストのアパートに潜伏し ていることが判明した。
引用 時事通信 2012/7/18

旧チェコスロバキアでの判決が未だに有効なのかどうか・・・。興味ある分野と言えます。

もう一つ、非常に興味深い歴史の証人であるとも言えます。先の大戦後の大戦の評価というのは、戦後、裁く側の歴史認識であったと言えます。裁かれる側・・・。つまり、敗戦国の要人の多くは戦中、戦後、直に絶命しており、その証言は裁く側の記録によるものです。

戦争の評価は、戦勝国により作れられ、敗戦国はそれに従います。正義がどちらにあるかの再検証ではなく、正しい情報を残さねばならないのではないかと考えます。

少なくとも日本人の歴史に対する考えは、”無知”であると感じることが多々あります。(他国もあまり変わらないと思いますが・・・)
教科書の歴史を歴史の全てと誤解し、歴史ドラマが歴史そのものであると信じる。
・・・当時の歌舞伎などの演目が、資料になっている歴史ドラマも多々あります。それはそれで構わないのですが、そのドラマ自体が歴史そのものと信じてしまっている人は多い。歴史ドラマは、時代を問わず、”創作”と見るべきではないかと考えています。

真実を語る証言を得られる機会があれば・・・と感じます。

 



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