セシウム"検出"なら作付け中止要請…"ＪＡ福島検討" 厳しい基準で臨まれる・・・。

　福島県のコメから放射性セシウムが検出された問題を受け、ＪＡグループ福島は、県内のコメに少しでもセシウムが検出された場合、当該農家に今春の作付け中止を要請する検討を始めた。

　ＪＡ側は作付けを見送った農家への補償を国に求める考えだが、国は暫定規制値（１キロ・グラム当たり５００ベクレル）を超えた地区に限って作付けを制限する方針で、補償が実現するかどうかは不透明だ。

　同県では昨年１１月末までに、福島市や二本松市など２９市町村で収穫されたコメからセシウムが検出。このため、農林水産省と県が同月から、２９市町村の 全農家約２万５０００戸の調査を始めており、昨年末時点で４８４０戸の農家のコメ５２９１点のうち、約２０％の１０９４点からセシウムが検出された。
引用　読売新聞　2012/1/10

非常に厳しい自主基準でないかと感じます。その基準を消費者が受け入れることが大切なのではないだろうかと感じます。

その反面、これを機会に農業を止めざるを得ない人たちが生れた時、国はその人たちに何をしてくれるでしょうか？いや。すべきなのか・・・。
人によっては生活そのものが変わるのですから、国は補償の対象だとか、そうじゃないというだけではいけないのではないかと感じます。
農業を続ける希望を持つ人たちには代替地を提供したり、税制面での優遇。農業を廃業してしまう人には代わる職業・・・。やることは山ほどある・・・。
できるのか？とお尋ねしたいですね・・・。