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2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

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2010-11-08 18:43:41 | ヨルダン/イスラエル
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明日以降の計画を何となく立てつつ
パソコンしつつぼーっと過ごしてます。

シリアは駆け抜けた感がありながらも
ダマスカスではゆっくり出来たんだけどね。

ちょっと観光と散策に出かけようかね。

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ゆっくり起床・シャワー・朝食。
日本人の宿泊客が多いので、やっぱりホッとした居心地のよさがあって、
徒にうっかり長居してしまうような雰囲気なので、
テキパキと行動せねばーと、
周囲の人の予定を参考に
とりあえず当初3泊を予定してたのだけど2泊に変更。

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ヨルダンの目的は、
何はなくともぺトラ遺跡ということで、
アンマンはプラリと観光。

スークという市場が点在していて飽きません。

そして「ウェルカム ジョルダン(ヨルダン)」と声をかけられます。

道路を渡ろうと待っていたら目だけ出した女性にも話しかけられ(多分笑顔)
上機嫌でいたら、
初老の男性に「案内してやるよ」と言われる。

今までの声かけの感じとは何となく違うし
別れ際その女性からも「気をつけてね」と言われ

「私は一人で歩きたいし、お金も持っていない」と言っても
「マイフレンド、ノーマネー」と聞く耳持たず。

5分ぐらいの膠着状態を経て
もっと案内したがってたようだけど、

「私は宿に戻る。ここまでありがとうさよなら」と言って鶴を渡してみたら

なんだよコレみたいなリアクションで

「お金ないから1ディナール(約110円)くれ」

・・やっぱりね。

もちろん

「さっきあなたお金いらないっていってたでしょ」と、振り切りました。

コレ、真昼間で人通りが沢山あるところでの出来事。

まったくもう。

危険信号は察知していたのに、
最初っからキッパリ断らないとダメだねー。

改めて私は無心の親切に恵まれていたんだなあと、気を引き締めたのでした。

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地図にある図書館らしき建物の写真も撮って

何とかスポーツ用品店を探し出し、
海近辺では高そうな、水着を値切りに挑戦しつつ購入し
おまけにちょっとポップな帽子つけられそうだったけど、
荷物でかいからーと遠慮しました。

あとは切手を多めに買おうと郵便局へ。
(何しろクラックデシュバリエの絵葉書が・・)

切手売り場のブースは混雑め。

よーく、光景を想像してください。

・切手を11枚購入したくて、10ディナールあれば足りるだろうと、

「5ディナールの紙幣を2枚」渡す。

・スタッフは切手1枚と勘違いしたみたいで、

「5ディナール紙幣を1枚」返して

0.8ディナールだから細かいの持ってない?みたいなことを聞いてくる。

その間次のお客さんの対応もしつつ。

ここで私が11枚欲しいってちゃんと言えば良かったんだけど
最初無いっていって、スタッフが「ちょっとまって崩すから」みたいな間に
私が「あったわー」と、
つい「1ディナール紙幣を出ししまう」

・でこの後、あと10枚希望して
8ディナールと言われ、
「10ディナール紙幣を1枚出して」お釣をもらう。

・・もしオヒマでしたら、図に描いてみてください。

「5ディナール紙幣1枚」どう考えたって、私返してもらってなーい。

なんかおかしーなーって思いながらも、一端外に出て
やっぱり引き返して、
図に描いて説明。「あたし返してもらってない」と。

スタッフは、まあ、「返した」っていう行為自体はしているから
「返したじゃないですか」って感じ。

そしたら周りのお客さんも何もめてるんだって入って来て、

あーもーめんどくさいー。と、あきらめて出てきてしまいました。

本当ならレジ精算して確かめてほしいところだけど、
まあ500円ちょいの話だしね・・

スタッフに悪気はないわけだし・・

で、詳細にこのことを書いてしまう自分が嫌だーと思ったりするのでした。

せめて、今日レジ締めるときに、あーあのジャパニーズは間違ってなかった・・と思ってほしいよ。
とかちまちま思う自分が嫌だー。

その程度の無駄遣い、今まで腐るほどしてるのにね。

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そんな想いを抱えつつ歩いていたら、
3日前、ダマスカスの宿で一緒だった、韓国人の女の子とバッタリ。

近くの宿に泊まってて次の地へ行くとか。

日本人以外と再会するのははじめて。
これもまた嬉しい。


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明日行動を共にする方々と夕飯。
おいしいし安いし。
話も聞いていて楽しい。

みんな若いのにいろいろ勉強していて、すごいなーと感心しきり。

日本をコンセプトに活動しつつご旅行されている格好良いご夫婦のサイト。

見習わなくてはね。

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おすすめのジュースやスイーツを教えてもらって
並んでいたら、
女が並んでいるのは珍しいのか、お客さんがスタッフに言って順番を早くしてくれたのでした。

イスラム教の五行の教えのなかに
観光客に優しくすると徳が高くなる、みたいなのがあるそうで、
宗教が根付いているのだなーと。

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宿に戻ったら、名物スタッフのルアイさんが!
水やコーヒーの大盤振る舞い。
ルアイさんがいるから、この宿にする人が多いそうです。

(ちなみに、元祖のサーメルさんは、日本人女性と結婚して日本在住だそうな)

この人かー。

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昨日のクネイトラの話。

「イスラエルの残虐行為を忘れないために修復しない」ってよく考えるとすごくない?
隣の国だよ?

日本に置き換えると
「アメリカの残虐行為を忘れないために、広島・長崎を修復しない」って考えると・・

シリア人に2回、広島・長崎のこと言われたもんねえ。後遺症の話とか。
アメリカ嫌いなんだよなー。

ってことは、中東怖い怖いっていうのは、確かに怖い場所、もちろんあるけど、
マスコミのネガティブキャンペーンもあるのかなあとか思っちゃう。

少なくとも、私が通ってきたシリア・ヨルダンは今のところとても優しい国です。

クネイトラは
アクセスはあまりよくないけど、アウシュビッツ同様、交通費以外はかかりません。
観光気分では行けないけど行って良かったな。

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食:宿の朝食・パン・紅茶・卵・チーズ
  乾麺・ローマから持ち歩いていた玉ねぎ・カレースープ。
  エジプト料理?肉・魚・米・スープ
  チーズのスイーツ、100%ジュース。

満腹満足。食べ物が美味しい国は良い国です。

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