
276-1
コルカタは暑い、危険、
それにマザーハウスは世界中からボランティアが押し寄せて飽和状態。
これから行く場所は涼しいよー。
と、
まんまと営業トークにノセられ、
コルカタを今晩の夜行で後にするのであった。
ブレブレだなあ。夏バテはしてるし。
結局ボランティアするかどうかもわからない。
ブレッブレ。
276-2
郵便局に向かう途中、ぶつかってきた男性に話しかけられる。
中央郵便局行こうと思ってたけど、
近いから案内すると。
まあ信じられない。
韓国人だとウソついたけど、読んでた地図ですぐバレる。
インド人は怖いから日本人と言わなかったと話すと、
気持ちはわかる、僕は大丈夫。日本人と話すのははじめて。
とのこと。
その割には、「OKネー」とかやたら語尾につくから、多分ウソだな。
無事、郵便局に案内してもらっって、手続きなども教えてくれて、
寺は行ったか?とか色々聞かれたのだけど、
政府の観光局に行こうと思ってると話すと、すーぐに退散していったのであった。
やっぱり怪しかったのかなあ。
276-3
紙幣がちょっと破れて郵便局で突っ返されたため、
銀行へ。
手数料かかるって聞いてたけど無料だったー。
こーゆーのも統一されてないのかー。
276-4
コルカタはもともと
マザーハウスしか目的じゃなかったから、
宿近くでカレー食べたり、
ネット屋で情報収集しつつ過ごす。
ネット屋は、日本語入力完備だけど、
ウィルス感染率が高いらしく、
利用時にはパスポート提出と写真撮影が必要で、
なかなか厳しい。
よって、写真アップとか怖くて出来ない。
276-5
電車時間が近づいたので、
宿の人に、
コルカタのハウラー駅までタクシーでいくらか聞くと、
200ルピーと。
来た時は30上乗せして、110だったのに、
やっぱりぼってくるんだなー。
時間もあるし、地図みたら歩けそうだと
ちょくちょく人に聞きながら
とりあえず向かってみる。
で、ふと地図見たら、
今向かってる駅は、
コルカタのシウダラー駅。
絶句…。
そう言えば、駅は一つじゃないとか
書いてあったわー。
とりあえずそんなに離れてないことを願って、
タクシー拾うしかないと、
シウダラー駅に向かってみる。
すると、お経のように、
ハウラーハウラーと唱えた車掌が乗ったバスが!
確認したら頷いたので飛び乗った発車1時間前。
バラナシやコルカタはなかなかの交通渋滞で、
乗ったはいいけど間に合うのか皆目検討がつかず、
汗は噴き出すなか、
ハウラー駅到着が出発15分前。
危なかったー。
そしてツイてたー。
因みにバス料金は6ルピー。
タクシーどんだけー。
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この時点で相当疲れはてたので、
寝台だから
ともかく乗ったらすぐ横になりたいと思いきや、
ベッド上段のインド人夫婦が
ずっと隣に座って、なかなか移動しないでやんの。
そりゃ上段が不便なのはわかるけど、
何時まで?
どのタイミングで?
バラナシから乗った時は、
すぐ横になれたんだけどなー。
…と思ったら食事付きだから待ってたみたいで、
乗車4時間後にようやく就寝。
276-7
こんな感じで、
インド最初の10日間が終了。
多々珍事に遭遇しつつもなんとかかんとか。
この10日間で得た教訓。
・観光がらみな人、場所で、心開くべからず。
・最終的にホントにいい人だったら、最後に謝るしかない。
・ボラれたとかは深く考えない。
・そりゃ、観光客はカモだよ。
・イヤなもんはイヤ!とキッパリ。
それでも不思議と不愉快だけじゃないという不思議な感じ。
良くも悪くも、わけわからん。
276-8
水分摂取量の割にトイレの頻度が少ないのは、
やっぱり汗量が半端なく排出されてるからなんだろうな。
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観光業界や、IT業界は、
カースト制度に無い職種だから、
かつては絶対不可能だった下克上が可能なわけで、
この仕事に従事する人は、
そりゃ勉強熱心なんだそう。
喋れる言語も多いしね。
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食:マトンカレー、ラッシー
車内食、サンドイッチ、紅茶、サモサ(惣菜パン)