癒しの時間始めました!

あなたは何に癒されますか?
日々思う事を素直に。

仕返す。

2010年10月12日 | 日記
「アイツむかつくねん。」

子供たちの声。

「どうしたの?」

「あんな..............」


同じ野球チームの中でワンマンな子がいるらしい。

人のミスにはくどくど怒り、

先制点を取られたらやる気を無くし、

自分のエラーは他の子に当たる。


でも、上手いのだ。

ずば抜けて!とまでは行かないが上手い。

上手いから下手な子の気持ちがわからない。


そうなると、文句を言っている子供たちのひがみにも聞こえるのだが。


どうしたらいいのか?と相談を受けてしまった。

実はその子はコーチからも注意されているのだが感情のコントロールが出来ない。


「チームを良くするためにもみんなの気持ちを伝えたら?」

言ってみたけどすねるだけで変わらない!って。

子供達は影でその子の事をべジータ(ドラゴンボールのキャラ)と呼んでいた。

性格が似てるからだって。


「アイツに自分がやってる事をわからせる為に同じ事をしたろうか?」って言うから止めた。

同じ事をし返す。

それは何の解決にもならない。

されて気づく事もあるが、この場合見下している相手から何を言われてもされても彼は「ひがみ」としか取らないだろう。

本人が気付かなければ何にもならないのだ。


小さな頃は私もイヤな事をされるとやり返そう!と思ってしまっていた。


だけど、気づいた事。

それは自分が仕返しをしなくても必ずやった事が自分に返ってくると言う事。

イヤな事をした相手かもしれないが、形を変えてでも必ず返ってくると。

これはもちろん良い事にも言える事なんだけどね?

だから子供たちにもそう伝えた。


気づいてからは仕返しなんて事も気持ちもわかなくなってしまった。

ちゃんと、やった事が返ってくる。


たくさんの大人がその子に伝えているが直らない。

感情のコントロール。

監督は「チームは仲良しごっこでは無い。チームメイトとの仲が良かろうが悪かろうが、

勝利の為に頑張っている仲間だ。試合の時は仲間として協力し合わなければいけない。」


スポーツとは無縁の私もこの言葉に納得。


上手いだけで天狗になっているがいつかくる挫折。

その時に彼を支えてくれる仲間はいるのだろうか?


話は変わるがテレビで言っていた事。

いじめっ子は大人になってから「うつ」などの病気にかかりやすいらしい。

いじめていた事への気持ちが積もり積もって大人になってから症状が出るらしい。

そう、いじめる方も心に負担が来るのだ。

結局は自分に返ってくるって事。


やはり、自分の有り方は大事なのだ。