まめもっちゃんのひとりごと。

気が向いたときに、こっそり更新

温泉へGO! あらすじと感想  (第50話)

2008年11月07日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
50話 「裏切りの序章」



本宮がどういった用件で、修成に話をしに来たのか気になり
薫、みなみ、千尋、大樹は、茶室の外で話しが終わるのを待っていました。
話が終わり帰った本宮の姿が見えなくなると同時に皆、修成にあれこれ問いますが
大した話ではないと、素っ気無い態度でその場を去っていきました。


本宮がここまで来た真相を知りたい千尋とみなみ。
翌日の朝、薫が直接修成に話を聞こうとしているところに・・・

休憩所で弘美と江利が口論していると、さつきと春奈がやってきました。
喧嘩の原因は仕事のトラブルで先に発つ隆志を弘美が追いかけなかったから。
お互いもう納得しているのだからいいと言う弘美に
「気持ちを返さないことでずっとあの人を縛り続けてる・・・」 と江利は言い
(それを聞き「はっ」とする薫)
先に発つから車の手配をして欲しいと薫に頼みます。

弘美と仲直りして欲しいとお願いする薫に
友達に不倫を勧めているような自分は変な女だと言う江利。
大学時代から隆志に強い思いを寄せていて、同窓会でそれを再確認したが
隆志と弘美もお互いを思う気持ちは、大学時代のままだったと話し
このままふたりが結ばれてくれないと気持ちの整理がつかないと。
恋愛は人生で数多く転がっているものでもないし
心から人を好きになるってことはそうあるわけではない。
まして、人から好きになってもらうなんてことはもっと少ないのだから
ふたり(隆志と弘美)には自分の気持ちを大事にして欲しいと。

だからこそ誰かを思う気持ちは大事なんだと思う。と答え
恋愛と一緒で喧嘩しても言い合っても友達でいられることは少ないから
弘美と仲直りするよう促す薫。


修成は弘美を茶室に誘い、お茶を点てました。
その道のプロの入れるお茶はやはり違うと褒める弘美に
隆志の写真集を見たことがあると修成は話します。

修成 : 彼はいい写真を撮られる。思わず目が離せなくなる。
弘美 : それはあの人がそういう瞬間を撮ろうとするからです。
修成 : そうか。彼は目に写った景色を愛してらしたんですね。
弘美 : ええ。きっとそうだったんでしょうね・・・
江利 : それが分かってるならどうして隆志を追わないの?
      隆志は大学時代からずっとあなたの写真ばっかり撮っていた。
      この旅行でだって。ねぇ弘美本当にこれでいいの?
      隆志の胸に飛び込むチャンスなんてもうないわよ。
弘美 :  いいのよ・・・
      私たちはお互い踏み込まないままここでこのまま分かれようと
      そう決めたのだから。
修成 :  それで後悔はされませんか?ここで分かれてしまったこと。
      ここで飛び込まないまま終わらせてしまったこと。
      心に後悔として残ってしまわれませんか?
弘美 :  後悔しません。私はもう一生分あの人を愛したと思いますから・・・
       ありがとう江利。江利が誘ってくれたおかげでこんな旅行ができたんだもの
       隆志君と一緒の時間。これでもう一生分の思い出・・・
       江利にも一生感謝する。
江利 :  弘美・・・。



隆志と弘美の分かれ方があれでよかったのか?と不安な薫に
仲居としてはあれでよかったと思うと話す千尋ですが女だったら分からない
たとえ幸せな結末が待っていなかったとしても飛び込んでしまう恋愛もあると。
すると大樹がやってきて、隆志の宿泊していた部屋に忘れ物を見つけたと。
部屋においてあったのは青空を写した一枚の写真。
宿泊中、隆志が弘美ことを思って撮った写真だと話していたものです。
写真を見てそのときのことを思い出した弘美。
本当はついていきたかったのだと、泣きながら薫に抱きつくのでした。


家元襲名披露の招待者名簿を弟子から受け取った修成。
かなりの後援者が叔父の宗興側に付いて行ったことを知り複雑な様子。
弟子たちに今後のことを頼まれますが、色々思うことが・・・


弘美と江利の仲直りの手助けを修成に感謝する薫ですが
本当に弘美は後悔していないのか修成も薫も心配な様子です。
弘美が泣きながら「ついて行けば良かった」と言っていたことを
思い出し話す薫に修成も言葉を失います。

明日の倒産が避けられない状態だと知らせに来た大樹。
仲居たちは皆自分のできる精一杯の気持ちを伝えますが
もうどうしようもできない状態だと、涼は皆に申し訳ない気持ちでいると
新しい後援者が見つかったから、自分が買い取ると言い出す修成。
江月流が買い取れば、差し押さえを免れることができると言いますが・・・






*感想や補足などなど・・・*
気持ちを返さないことで相手を縛り続けている・・・
今週は薫をドキッとさせるようなキーワードが多いですね。


さて、残すところ来週と再来週の10話となりました。
来週のダイジェストでは、こんなシーン(セリフ)が・・・

(修成に対し本宮が)
騙されるほうが悪い
って・・・最低男(本宮)は修成を騙したの?


(修成に対し薫が)
私女将やるから・・・
ということは、薫は家元夫人にはなれないの?


(薫に対し修成が)
俺、まどかさんと結婚する
自分の意思・・・じゃないよね?
まどかさんが事実上のオーナーになるみたいなので
旅館と茶道江月流を守るため仕方なく・・・であって欲しい。

温泉へGO! あらすじと感想  (第49話)

2008年11月06日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
49話 「昔の恋」



みなみが薫に激しく言い寄る声を聞いた千尋。
ひとまず、みなみを落ち着かせ裏庭で詳しいことを聞くことになりました・・・
修成の熱烈なプロポーズは、今までとは違い強気で強引だったと話すみなみ。
強引なのではなく追い詰められ切羽詰っているからだと薫は弁解します。
修成の叔父(宗興)が裏で手を回し、江月流の後援者を連れて行ったため
資金繰りなどで大変な状態なのだと説明しますが・・・

みなみ : でも「薫さんと一緒なら乗越えられる」って
       修成さんが言っちゃって薫さんその気に・・・
千尋 : なったの?その気に?
薫 : いや、その気になったわけじゃないけど・・・
みなみ : けど、ちょっと迷ってるでしょ?
       いつもみたいに無理無理って言ってなかったもん。
薫 : あの状況で無理無理なんて言えないでしょ。
    修成だって色々大変なのに。
    「私には力になれません」なんてそんなこと言えるわけないじゃん。
千尋 : じゃあ力になりたいって思ったの?
薫 : 思いますよ。結婚とか別としても困ってるなら助けたい。
     そう思うでしょ普通
千尋 : どうでもいい人なら助けたいなんて思わないんじゃない?普通
みなみ : ですよね~やっぱり薫さん・・・
薫 : 修成は友達だから助けたい。そう思っただけ。



寄り添う弘美(新田恵利)と隆志(井田國彦)を見て、盛り上がるさつきと唯。
生けられた花にストールが引っかかっていただけだと分かり呆れる薫ですが
只ならぬ仲に違いないと話していると、江利(比企理恵)が現れます。
「やっぱりそう見える?」と言い二人きりになるよう仕向けたのだと言いました。


大学時代の友人同士とはいえ何かあるに違いないと噂で盛り上がる仲居たち。
弘美は既婚者なのだから詮索する必要はないと千尋は言いますが
独身の江利をカモフラージュにして、不倫旅行をしているのかも?と・・・
懲りずに噂話で盛り上がっている様子が許せないみなみ。
みんなが楽しそうにしていると余計に、涼のことが気になると言います。
原価計算が分からないとやってきた大樹は、千尋に尋ねますが
千尋はみなみのほうが適任だと勧めますが、薫には下手な嘘を見破られ。


茶室で修成に、お茶を点ててもらう薫。
昔、茶道の才能がないと思い、進むべき道に迷っていたとき
自分のいいところを、薫に尋ねたときの話をします。
薫が挙げてくれた、その言葉に救われたと話す修成。
自信がなくてもただひたすら茶道を続けてこられたのは薫のおかげだと。


修成の話が耳に残ったままの薫は仕事に身が入らず
さつきと共に配膳に行く途中も、上の空の状態です。
途中、写真を眺めいい雰囲気になっている隆志と弘美を見かけます。
食事の用意ができたと声をかけようか迷っていると江利が現れ
さつきと薫を部屋に呼び配膳を進めさせながら2人のことを語り出します。
隆志は仕事でニューヨーク、弘美は夫の転勤でシンガポールに行くから
古くからの友達として2人に最後のチャンスを与えたのだと。

その話を聞いた仲居たちは、もしかしたら・・・と大盛り上がりですが
家族のことを思えば踏み越えるなんてできるはずがないと千尋。
しかし、飛鳥は2人を応援したいと言い出します。
隆志が今もカメラマンを続けているのは・・・
大学時代にいろんなことがあって、写真を辞めようと思ったときに
助けになったのは当時好きだった女性(弘美)の存在があったから。
ということが写真集のあとがきに綴られていたのだと。
それだけ深く繋がっているのなら、一線を越えてもいいのかもと・・・
(何かを思い出し、複雑な表情の薫)


一日の仕事が終わり部屋に戻った薫たち。
みなみが、飛鳥の話に似たようなことを以前耳にしたことがあると言い出すと
千尋が、どこかの茶道の坊ちゃんを女の子が・・・と薫と修成の高校時代の話を。
それとこれとは全然違うと、話をそらせようとする薫ですが、千尋からは
男は女の言葉を決して忘れない という点は同じだと。


夜遅くに戻ってきた涼を見つけた修成。
買取り先が決まったのか?とを問いますが、涼は首を横に振るだけ。
もう、さくらはダメなのかもしれないと肩を落とす涼。
そこに大樹が、本宮がやってきていると駆け込んできます。

会社の状態を心配しここ来たと話す本宮は
あの買取り条件では、お金は動かない。自分が買い取ってもいいと。
ところが涼は、あなたには絶対売らないと突っぱねます。

しかし、そんな言葉には全く動じず
今日やってきた本当の理由は修成に話があるからだと言います。
江月流の切羽詰まった状態までよく知っている本宮。
自分と手を組めば、江月流を救う方法があると持ちかけます・・・
茶室の外で様子を伺う薫たちは気が気じゃありません






*感想や補足などなど・・・*修成の叔父のことを、狸じじいって・・・薫さん(笑)
確かに狸なんですけどね(茶会の騒動の一件を考えると・・・)
そして・・・本宮は・・・最低男ですが。
「仲居は女を使って仕事してればいい」なんて時代錯誤なこと言う人ですから。
それにしても、涼の会社の事情は元出資者として多少詳しいのは分かるけど
なんで江月流の内部事情まで詳しいの?怪しいですね・・・最低男は。


若い者同士なら言いたいことも言い合えていいんじゃないかと
みなみと大樹がくっつくように仕向けたい?千尋さん。
本当にいいんですか?大樹だって千尋さんのこと思ってるはずですよ。
子供に見られたくなくて強がったりするけどそれは男のプライドちゅうもので・・・


八重歯がキュート。
自信のないところ。
つないだ手を離すときの仕草。

これが、薫が挙げた修成のいいところだそうです。

茶道の根本にあるのは愛情であり
どんなものにもこれが最後かもしれないという気持ちで
心を込めて手を添えて出すのだという修成。

つまり・・・薫の言葉に愛を感じたという解釈でよろしいでしょうか?
たまに、小難しい言い回しするんだよなぁ修成さん。
私の理解力が足りないだけかもしれないが・・・



まさかの再登場、本宮さん。
相変わらず意地悪そうな(何か企んでそうな)顔。
買取り話を持ちかけるのが本宮なんでしょうね・・・おそらく。
真昼間(旅館の営業時間)に来てしまえば
飛鳥や春奈、さつきに暴言吐かれて、コテンパンにされると考え
あんな時間(て何時か分からないけど)にいらっしゃったんですね。たぶん。

温泉へGO! あらすじと感想  (第48話)

2008年11月05日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
48話 「旅館を捨てる」



修成のプロポーズに対し、自分は恋愛も結婚もする気が無い
仮にそう(結婚することに)なったとしても周りが納得するはずが無いと断る薫。
その様子を見ていた、さつき(瀬戸カトリーヌ)と唯(万善香織)は大騒ぎ。

修成は従業員を全て帳場に集め、長い間不在にしていたことを詫びます。
父の様態は安定しているが、次に同じような発作が起きた時は危険なので
これ以上無理はさせられないと言い、一刻も早く自分が跡を継がねばと。
襲名式の準備は色々と大変で、根回しなどももちろん必要なのだが
うるさい親族がこれ幸いに、と足元をすくうようなことをされないために
自分が次期家元だということを広く知らせる必要があると話します。
さつきに先ほどのことを、詳しく尋ねられると・・・
薫にプロポーズをし、次期家元の妻として迎え入れるつもりだと宣言。


今の状況を分かっていながら、どういうつもりだと責める大樹。
涼がひとりで旅館の買取り先を探し回っているのにと。
自分だって時間がないのだと修成は答えます。
さくらを買い取ってくれそうな人が見つかったと出かける涼に
江月流のことで今まで通り旅館を手伝うことはできなくなるが
もうしばらくここにおいて欲しい、と頼みます。

修成 : 俺は薫を連れて帰りたいんだ。あいつがイエスと言うまで。
涼 : この旅館から薫を連れて行くのか?
修成 : ああそうだ。薫がイエスと言えばすぐにでも。
涼 : わかった。でも、選ぶのは薫だ。




心ここにあらずな薫。
部屋の掃除にも身が入らず、生けた花の水をこぼし・・・
以前は弟子から逃げ回り、トイレに隠れていた修成が
家元になる覚悟を決め、変わってきたと話す千尋に同調する薫。
それが分かっているのなら、いつまでも逃げているのはいけないと。

薫 : いや・・・でも、結婚とか・・・
    そもそも恋愛だってもう無理なの。才能ないの。
    もう失敗ばっかりだったし・・・
千尋 : もう、またそれ?
      いつまで過去を言い訳に使うつもりなの?
      あそこまで覚悟を決めている人に対して
      そんな失礼な態度で返すなんて私は許しませんよっ。



薫と修成を結婚させたいのか?とみなみに問われた千尋は
そういうわけではなく、今までの薫と違うと感じたからだと言います。
いつになく動揺しているのは、彼女の中で何かが変わってきたから。
そんな薫の気持ちを応援したいだけなのだと話しますが
薫が修成と一緒になってしまえば、この旅館はどうなるのか?
ひとりで頑張って走り回っている涼が可哀想だと涙を流すみなみ。


早めに到着した宿泊客の一人に見覚えのある顔を見つけた飛鳥。
海外の風景写真専門のカメラマンからサインをもらい上機嫌。
ところが興味のない仲居たちは、男女3人での旅行なんて珍しいと
あれこれ詮索しながら話しに盛り上がっていると
後からやってきたみなみは、その様子を見て不機嫌になります。
旅館が大変な時に、そんな話で盛り上がっているのが許せないと。


みなみの機嫌が直らないまま露天風呂の掃除から戻った薫たちは
飛鳥から、薫たちの担当部屋も片付けておいたと声をかけられます。
仲居の仕事以外に雑務をこなす、薫らを気遣い皆で分担したのだと。
涼が必死で旅館を守ろうとしているのだから
自分たちも仕事を頑張ろうと思っているのだけれど
旅館の今後のことを考えすぎると暗くなってしまうから
あえて仲居の間では馬鹿話しをし気を紛らわせているのだと。


修成が江月流の弟子たちと話しているのを見た薫は茶室を訪ねます。
江月流の危機的状況を心配する薫ですが
こんな状況でプロポーズした自分のことを最低か?と修成に尋ねられ。

修成 : どんな逆境でも薫となら乗越えて行ける。
      どんな敵が相手でも薫が隣にいてくれれば俺は闘える。
      俺はそう思ってるんだ、薫が必要なんだ。



その様子を見ていた、みなみは突然話に割って入り薫を連れ出します。

みなみ : 薫さん・・・こんなときに修正さん選んだりしませんよね?
       あんなこと言われたからって、修成さんとこ行ったりしませんよね?
薫 : そ、それは・・・
みなみ : まさか・・・薫さん揺れてるんですか?
       さくらを捨てて修正さんの所、行っちゃうつもりなんですか?






*感想や補足などなど・・・*
(千尋からよく考えたほうがいいと言われ悩んでる薫
さくらもこんな時だし、どうしようもないんだよなぁ。
考えろって言われてもなぁ~・・・
(ロビーのテーブルを拭きながら伏せてしまう)

飛鳥 : どうした?腹でもいてぇ(痛い)のか?
薫 : いやいやいやいや~別に。
飛鳥 :  なんか変なもんでも食ったんだろぉ。分かるぜ~あたしも昔よくやったし。
      放浪の旅に出てる途中なんかさぁ、よく食もんがなくなっちゃって
      そこら辺の草食って腹壊してたもんよぉ。

飛鳥さんすげぇ~・・・いまの仕事とは程遠い環境ですね。
でも、旅は人生だと思ってたけど旅館も人生なんだって語ってました。
(薫たちの担当部屋まで仕事をしたというくだりでの会話)


みなみちゃん、皆の気持ちに気づいたのに(からこそ?)薫に強く迫りましたね。
確かに薫の存在は大きいんだけれど、じゃあ自分は何かしてるの?って思うけど・・・


自分が大変な状況なのに修成のことも気遣ってる涼。
ですが、薫を連れて行くという話を聞いた時の表情は険しかったです。
「わかった、でも決めるのは薫だ。」この一言にいろんな思いが詰まってるはず。

温泉へGO! あらすじと感想  (第47話)

2008年11月04日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
47話 「婚約届」



父(雅宗)が倒れたとの知らせが入り、病院へ向かおうとする修成から
もし、自分が家元になっても変わらずいてくれるか?と尋ねられた薫は
自分も変わらないし修成も修成のままだよ。と笑顔で見送りました。

江月流の後継者問題に、御宿さくら存続の危機という状況に皆は不安を募らせますが
ここで悩んでいても仕方がない言う薫の言葉に

千尋 : 明日の心配より今日の仕事!
みなみ : そうですよね、今は悩むより動けって感じかも



ふと藤原が定期的に薬を服用していることを思い出した薫。
白湯が必要か確認に行こうと部屋に向かう途中、内縁関係の陽子に会います。
外に行くと言い戻ってこない藤原を心配し探し回っているのだと話し
半年程前に手術をしたばかりで、体調もまだ万全ではないのだと不安な様子。

なんと、藤原は裏庭で大樹を相手に酒を飲んでいました。
しかもタバコまで吸っていたということに陽子は怒り出します。
手術後は、酒もタバコもやめると約束したはずなのに・・・と
全く聞く耳を持たない藤原に嫌気が差し先に帰ると言い出しました。

失礼なことだとわかってはいるが、他に泊まりたいと話す陽子。
実は、この旅行で関係をはっきりさせたいと婚姻届を持参していました。
半年前の手術の時、籍の入ってない陽子は承諾書にサインができず
悔しい思いをし、その時家族になりたいと強く思ったのだと言います。

陽子 : いざというとき力になれるのが家族でしょ
でもあの人にはそれが通じないのね。終わりにしたほうがいいのよ私たち。



陽子には空いている別の部屋に泊まってもらうことで納得してもらったと話す薫。
その後部屋に戻った藤原は、酔っていたことも手伝いすぐ寝てしまったのですが
寝言で何度も陽子の名前を呼んでいたと千尋とみなみは話します。

手術の際のことを仲居の皆に告げると、納得がいかない様子。
結婚に踏み切れないのは、藤原の親族の反対があるからで
陽子は藤原の実家の資産狙いが目的だと思われているとのこと。
それだけでなく、お互い承知の上で結婚しないという話を聞きますが
陽子の気持ちを考えると結婚がいいのでは?という意見多数。

薫 : 傍にいて支えてあげられないのは分かれるより辛いことなのかもね。
大樹 : このままでは、悲しい旅行になってしまいます。



旅館に戻ってきた涼。
思い当たる所に交渉してみたものの要求は飲んでもらえなかったと。
修成のことを心配し、このままでは皆の覇気が無くなると不安がりますが
そんな心配は要らないと、力強く答える薫、大樹、千尋、みなみ。


家のことが絡むとややこしくなると、話をする薫のもとへ
修成から連絡が入ります。父の容態は安定し心配は要らなくなったから
明日の朝旅館に戻り、薫に大事な話をするからと話します。
大事な話しのことが気になる薫。
婚約解消かも?とみなみにからかわれますが・・・


翌朝早く出勤し、藤原と陽子のもとに向かう薫、千尋、みなみ。
藤原は陽子の姿が見当たらないと、旅館の中を探し回っていました。

藤原の身体のことを心配し籍を入れたいのだと話す千尋。
財産目的で結婚しようと思ってないことも理解しているが
身内には口うるさい親族が多いので、自分がもし先に亡くなった時
陽子が苦労するのは分かりきっているから今まで通り内縁関係がいい。
遺産は遺言で遺すつもりだと。

薫 : 陽子さんが欲しいのはお金なんかじゃないんです。陽子さんは・・・
    藤原様がいなくなった先のことを考えているんじゃない。
    藤原様が生きてる今を大切にしたい今を支えたいって・・・
    それが望みなんです。

修成 : プロポーズするべきじゃないでしょうか?
      僕みたいなものが口を挟んで申し訳わけありません。
      でも、男として言わせてください。
      「結婚しよう。これから先の人生を共にして欲しい」
      男がそう女性に言うことは、生半可なことじゃない。
      結婚の先にあることは幸せだけじゃないでしょうし
      苦労だってかけてしまうかもしれない。
      それを考えたら、ためらいも自ずと出てきますそれは僕だって・・・
それでも人生を共にしたいと相手に言ってみせるのは愛しているからです
      プロポーズは男が女にできる一番の愛情表現なんですから・・・



サインをした婚姻届を差出し、陽子にプロポーズをする藤原。
来年に来るときにはもう今回のように揉め事は起こさないと言い帰りました。
ロビーで会った修成に、藤原様を来年は夫婦としてお迎えできると
嬉しそうに薫に、来年の話はもういいと、神妙な顔で話し出す修成。

俺と結婚して家元夫人になってくれ。
これから先の人生を俺と共に生きてくれ。
俺に薫の人生を預けてくれ。
と・・・






*感想や補足などなど・・・*
傍にいて支えてあげられないのは分かれるより辛いことなのかもね。
この言葉を話しているときの薫の表情が何ともいえません。
まるで(ほとんど)自分に言い聞かせているかのような。


修成が藤原に言った言葉も、自分を奮い立たせるためでもあったんですね。

「結婚しよう。これから先の人生を共にして欲しい」
男がそう女性に言うことは、生半可なことじゃない。
 のですから・・・



次回の予告。
みなみが「涼さんがかわいそう」だと千尋に泣きついていました。

「薫を連れて行くのか?」と修成に尋ね
「どうするかは薫が決めること」だと、いい切った涼。


そしてまたもや訳ありなお客様???

温泉へGO! あらすじと感想  (第46話)

2008年11月03日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
46話 「旅館が消滅!?」



東京で経営している会社が、取引先の不渡りにより倒産の危機だと連絡を受け
涼(大鶴義丹)は詳しい話を聞くために、旅館の外に出て行きました。
薫(加藤貴子)は心配になり様子を見に行こうとすると、大樹(佐藤祐介)から
込み入った話をしている最中だろうから行かないほうがいいと止められます。
旅館の皆は不安を隠せずどうにかならないのか?と大樹に詰め寄ります。

このままだと倒産、御宿さくらは差押さえられるだろうと話す涼は
そうなる前にひとつの決断をしようと思い、さくらを売ると言いました。
修成も、それがさくらを救う唯一の方法だと言います。
旅館の名も、経営方針も、そのまま買い取ってくれる人を探しに行く
皆さんと、さくらのおもてなしの心は必ず守ると言い残し出かけました。

(後を追いかけるみなみ)
待ってください涼さん。もし何か私にできることがあれば・・・
涼 : 悪いけど何も無いよ
薫 : 涼。さくらを買ってくれそうな人を探しに行くのね。当てはあるの?
涼 : わからない・・・でも何とかする。必ず。



自らオーナーを退いてでも、この旅館を守るなんてよほどの決断だと
仲居たちは感心しつつも、やはり不安は隠しきれない様子。
そんな中、突然仕事に戻りましょうと言い出す薫。
今の自分たちにできるのはお客様を迎えすることと話しますが
こんな状況では、とてもお客様を迎えられないと意気消沈。

薫 : けど、お客様はいらっしゃいます。
千尋 : そうね、ここで私たちが悩んでたってどうしようもない。
      ほらお客様がおいでになる時間だわみんな行きましょう。
さつき : 分かったわ・・・
薫 : ほ~ら大樹君も。落ち込んでたってしょうがないでしょ。涼を信じてよ。
    私たちにできるのは、涼を信じ最高の笑顔でお客様をおもてなしすることだもの。
みなみ : 最高の笑顔だなんてこんなときに・・・
千尋 : こんなときだから笑うのよ。ほら行きましょ行きましょ。



どうやら一番動揺しているのは、みなみと大樹のようで
大樹は宿泊客の到着時間などが、ほとんど頭に入っておらず
みなみは案内した宿泊客の連れの女性(内縁関係)を奥様と呼んでしまい
そのことを他の仲居たちから、矢継ぎ早に指摘されたみなみは
旅館のことや涼のことで頭がいっぱいだったと言い返し出て行きました。

みなみ : 私、露天風呂のタオル見てきますっ!
千尋 : みなみちゃんっ!
薫 : ここお願いっ(千尋と共に追いかける)
薫 : みなみちゃん!(途中で呼び止める)
千尋 : 落ち着きないさいよ。
      そんなにカリカリしたって涼さんのことはどうにもならないでしょ。
みなみ : そうかもしれないけど、気になるんだもん。
       涼さんお母さんが残してくれた、さくらを頑張ってやっていこうとしてたのに
       こんなことになるなんて・・・かわいそ過ぎるよ・・・涼さん。
       大樹だって、自分の勤めてる会社が潰れるかもって相当ショックだと思うし。
       私たち派遣の仲居は、ここがダメでも他って思えるけどきっとすごく辛いと思う
       大樹も涼さんも。そう思うと・・・
薫 : 他の仲居のみんなだって辛いと思うよ。バカ話でもしてないとやってられないくらい。 
     けど、今はお客様のことを考えよう。きっと涼もそうして欲しいはずだし。      
千尋 : みなみちゃん・・・返事は?
みなみ : はい。
薫 : じゃあ、一緒に露天風呂のタオル見に行こ。



大樹のことも心配な千尋は、帳場に行き伝票計算を手伝うと申し出ますが
自分は大丈夫だから、仲居の仕事に戻ってくださいと強がってみせるものの
やはり、涼のことや旅館の今後が気になり仕事に身が入りません。


露天風呂に入りのぼせてしまったと話す陽子(赤座美代子)に
ぶどうジュースを出すと、いつ飲んでも変わらない味だと喜ばれました。
籍を入れず式も挙げない代わりに、ここに泊まりに来たのが記念日になり
それから毎年泊まりにくるのが恒例になり、楽しみなのだと話します。

みなみ : ここにいらっしゃるお客様にも色々あるんですね
薫 : でも、ほら、みんな色々、何かしら抱えてるもんだから。
    だから、ここにいる間は、お客様にうんと楽しんでもらわないと
みなみ : そう・・ですよね
薫 : だから、笑顔だよぉ~
    せっかく可愛い顔してるんだから笑顔でおもてなししないと勿体ないよ
みなみ : そっか、このかわい~い笑顔でね。
       よしじゃあとりあえずビールでも運んで来ようかな。



大樹が気持ちを落ち着けるため、裏庭でひとりため息を付き黄昏ていると
ビールを運びに来ると言い訳し、自分も黄昏に来たと話すみなみ。
旅館の一大事に薫と千尋はいつもどおりでいられるのに
自分ひとりだけ動揺してバカみたい。だとみなみは落ち込んでいます。
大樹も会社が潰れてしまったら、人生どうなるのか不安で仕方ない。
それでも自分のやるべきことをやっている、涼、修成、薫、千尋はスゴイと・・・


春子鯛(かすごだい)の笹漬けを記念日のお祝いにと夕食に出すと
藤原(小林勝也)と内縁関係の陽子(赤座美代子)はとても喜びました。
その様子を修成に話す薫は、ふたりの感謝の言葉に思わず
自分からもお礼を言いたくなったと話し、とても嬉しそうにしています。

すると、修成の父が倒れたと連絡が入ったとの知らせを受け
自宅に戻る修成のことを、しっかり見送るよう薫に告げる千尋。

見送りに来た薫に修成は
家元になったら今のままではいられない。
そうなっても薫は今のままでいてくれるか?
家元として生きるようになっても薫は変わらずにいてくれるか?
俺が今までの俺と違ってしまっても。と尋ね・・・






*感想や補足などなど・・・*
春子鯛(かすごだい)の笹漬け。
春子(かすご)鯛は春に産まれる本鯛の稚魚のことだそうです。
ということは、御宿さくらの周辺は春になってたんですね。
(そんな情報はどうでもいいですかね・・・)


涼に続いて修成の身にも降りかかる困難。
もしかしたら二人と同じくらい(いやそれ以上)大変なのは薫かも知れません。
涼と修成のことを心配しつつ、大樹をはじめ旅館の皆の不安も受け止め・・・
押しつぶされそうな不安と闘っているんじゃないかなぁ。

ウィークエンドハッスル

2008年11月01日 | 寺尾仁志
この10月から番組タイトルとパーソナリティが変更。

ウィークエンドハッスル モビィがおじゃましバス となりました。
が、番組内容はほぼ(というか全く)同じ。


番組リニューアル後の初登場だったですが諸事情で少ししか見られず。


しかも写真もまともに撮れず。



そしてそして・・・なんと風邪が治りかけの寺尾さん。
時折激しく咳き込んでしまうため、生ライブもなし。



OA後外に出てきて申し訳なさそうに謝ってましたが
数日後に控えた大イベントのため仕方ありません。


その気持ちだけで充分です