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五月花形歌舞伎「椿説弓張月」鑑賞 120509

2012年05月10日 15時04分43秒 | 【歌舞伎鑑賞と関連事項】
昨晩、新橋演舞場で25日(金)まで上演中の五月花形歌舞伎・夜の部、
通し狂言「椿説弓張月(ちんせつ・ゆみはりづき)」を鑑賞してきました。



通し狂言「椿説弓張月(ちんせつ・ゆみはりづき)」とは…
 曲亭馬琴の原作小説から三島由紀夫が作・演出した新作歌舞伎。渾身の長編大作である。
昭和44(1969)年11月に国立劇場で初演、全6作の「三島歌舞伎」中最高峰ともいわれる傑作で最後の演目。(その1年後の昭和45(1970)年11月、三島は自衛隊市谷駐屯地で割腹自殺を遂げた)。
  三巻構成で、伊豆大島から讃岐、肥後、琉球までを流浪する英雄・源為朝の生涯を描いた作品。
「椿説」は「珍説」、「異説」と同義で「鎮西八郎為朝」の「鎮西」にも掛かっている。
初演時、三島はこの作品を「純歌舞伎手法を用い、上の巻を時代物の竹本劇、
中の巻以下を各景さまざまな舞台技巧を駆使して形象化しようとした」と述べ、
「上の巻の荘重さ、中の巻の幻想味、下の巻のエキゾティズム」とそれぞれの特色を語り、
三島らしい大胆な演出を呈示している。ストーリーはコチラをクリック。


初めての鑑賞した作品でしたが、とてもスケールの大きいお芝居で、
トータル4時間に及ぶ長丁場にもかかわらず、暗闇の場面でも眠ることなく
スペクタクルな舞台を楽しませていただきました。

劇場で有料貸し出ししている「イヤホンガイド」では、
死のわずか4ヶ月前に録音された貴重な三島由紀夫の肉声を聞くことができます。
内容はいかにして歌舞伎に親しんでいったか、自身の歌舞伎観などです。



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・五月花形歌舞伎「椿説弓張月」鑑賞 120509
コメント

緑の季節

2012年05月10日 09時39分33秒 | 【浅草】空模様
近所の公園の緑が少しずつ濃くなってきました。
浅草寺や仲見世、伝法院通りなど、修学旅行の中高生の姿をよく見かけます。



今朝の浅草は気持のよい晴天です が…
台東区の天気予報によると…
午後から夕方にかけて弱い雨が降る可能性があるようです。
この頃お天気が不安定なので、ちょっと注意が必要かもしれません。
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