ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

日本経済新聞紙の見出し「高齢者『7月完了』へ難路」を拝読しました

2021-05-10 12:00:05 | 日記

 2021年5月9日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面の見出し「高齢者『7月完了』へ難路」を拝読しました。

 サブ見出しは「ワクチン1日100万回目標」です。そしてこのサブ見出しには「人手不足、綱渡り続く」と続いています。

 この記事のリードでは、新型コロナ感染対策で高齢者向けワクチン接種が5月10日の週明けから本格化する。これに先立って、菅義偉首相は5月7日に、7月末までの高齢者へのワクチン接種の完了に向けて「1日当たり100万回接種」という新しい目標を示したと伝えています。

 この記事では、その実現は道のりは険しいと伝えていいます。7月末までに完了するには、計算上は「1日当たり100万回接種」を達成するしかないようですが、これを実施する各地方自治体は戸惑っているようです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞紙 電子版では見出し「高齢者接種『7月完了』へ難路 ワクチン1日100万回目標」と伝えています。


 そしてこのサブ見出しには「人手不足、綱渡り続く」と続いています。

 今回の「1日当たり100万回接種」は、5月24日から東京都と大阪府で、大規模接種が始まった後に掲げる目標だそうです。

 日本には65歳以上の高齢者の方は3600万人おり、この方々が新型コロナワクチンを2回、接種するには、7200万回の接種が必要になります。

 この結果、6月からは毎日、1日当たり100万回の接種を続けると、6月末には高齢者の約半数が、7月末には全員の接種完了という計算になります。

 現実には、4月12日から始まった高齢者の方へのワクチン接種数は24万人で、2回分を想定した接種率は0.3パーセントです。
 
 1日当たりで、最もワクチン接種が多かったのは4月27日の2万1602回でした。桁違いです。

 日本に到着し始めた米ファイザー製と、間もなく配送が始まる米モデルナ製のワクチンは5月9日までに約670万回分、そして5月10日からの2週間で約1870万回分を配送する予定です。

 厚生労働省の4月時点での調査結果では、集団接種会場を設けた地方自治体ではまだ2割で、しかも医師と看護婦の確保不足を訴えています。

 現在は、全国の地方自治体は合計4万5000会場までの確保に留まっています。この合計4万5000会場のままでは、逆算すると、1会場当たり接種が10万人規模になり、かなり非現実的な数字です。

 この集団接種会場の設置増加と、そのワクチン接種を担当する医師と看護婦の確保が現実的な課題になります。

 「1日当たり100万回の接種」目標をどうやって達成するのか、賢い解決案の知恵が求められています。「1日当たり100万回の接種」目標はどうなるのか・・。

 


長野県北安曇野群白馬村にある姫川源流湧水地ではニリンソウが咲き乱れていました

2021-05-10 00:00:05 | 旅行

 長野県北安曇野群白馬村の南端にある姫川源流自然探勝園の一郭にある姫川源流湧水地では、例年より少し春の季節が進んでいます。

 長野県内でもソメイヨシノの開花が10日ほど早かった春の影響を受け、姫川源流湧水地でも春が早く進んで、ニリンソウの花が一面に咲き、カタクリの花も咲いています。

 そして、ミズバショウの葉が巨大に育っています。

 この姫川源流湧水地でも、その南側にある大町市の青木湖が蓄えた水が山の地中からしみ出して、湧き水として流れ出しています。

 温海湿原と低山を挟んで、同様に湧き水として清水が流れ出しています。

 この湧き水として清水が流れ出た部分では、ワサビが自生しています。

 そして、そのすぐ下流では、ミズバショウの包や、ニリンソウの花が咲いています。

 カタクリは花期が少し過ぎたころで、パラパラと赤紫色の花が咲いています。

 清水が流れ出した下流では、ミズバショウの包や、ニリンソウの白い花などが混在して咲いています。

 ミズバショウは葉が大きくなっています。

 アズマイチゲの白い花も点在して咲いています。

   下流では、ヤマザクラの木が桃色の小さな花をよく咲かせています。

 姫川源流自然探勝園の西側にそびえている白馬山系の山々は山頂部には残雪が見えています。

 天気は晴れたり、曇ったり、小雨が降ったりと、安定していません。

 ここから姫川は北に向かって流れ、糸魚川市の海岸で、日本海に流れ込みます。