ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県諏訪市四賀霧ケ峰にある霧ケ峰富士見台から富士山を眺めました

2021-05-01 00:00:05 | 旅行

 長野県北佐久郡立科町の南端にある女神湖まで上がって来ました。

 この女神湖は立科町芦田八ケ野にある人工湖です。女神湖は蓼科山(標高2531メートル)から流れてくる雪解け水を蓄えています。

 水面の標高が1540メートルある女神湖の西側には車山の東側山麓が見えています。山麓には、まだ雪が残っています。

 車山の標高は1925メートルです。霧カ峰高原の主峰です。

 曇り空の下で、蓼科山の山頂には霧・雲がかかっています。

 立科町の南端にある女神湖から山岳道路のビーナスラインを西に向かって進むと、諏訪市四賀霧ケ峰にある霧ケ峰富士見台にたどり着きます。

 あいにくの曇り空の下で、南側にある富士山が何とか見えています。南南東の方向に見えています。

 八ヶ岳連山や北岳などの南アルプス連山には雲・霧がかかっています。

 この霧ケ峰富士見台の北側には、車山の南面の斜面が見えています。

 7月上旬ごろに、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の濃い黄色い花が一面に咲く、夏の山野草観察の名所です。

 今は車山の南面の斜面はヨシなどの枯野です。

 そのヨシなどの枯野の上空をたぶんトビが飛んでいます。

 この霧ケ峰富士見台から少し西に進んだ場所から眺めた富士山です。

 車山南面の標識のポールの上に、夏鳥のノビタキが留まりました。

 日本にやって来て高原までたどり着いたノビタキは周囲を見ています。

 ヨシなどの枯野の上をノビタキが飛ぶのですが、着地するのは枯れたヨシ原の根元辺りなので、ヨシの中でその姿は見えません。

 キジの姿も何回か見かけました。

 車山南面はまだ春を迎え始めたばかりです。冬景色から春景色に急速に変わる時期です。

 この車山南面が7月上旬から中旬にかけて、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)の黄色い花がたくさん咲く風景は弊ブログの2020年7月18日編をご覧ください。