続き
前回は正玄関から左の建屋を見て回りましたが今回は21間と言う長い廊下を渡って右の建屋に足を向けました。
屋根の勾配をそのまま生かしたのでしょうか。洒落てますね。
(↑)この写真はパンフからのものです
講師室(パンフの写真とは逆方向から)
卓に施された彫刻も欄間彫刻も全て手彫り、技術の高さが伺えますね
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講堂前の玄関、ここからも一之宮の町が一望
講堂の回り廊下からの眺め(向かいは講師室)。 今日、講堂ではコーラスの練習が行われておりました。富岡のコーラスグループは結構レベルが高い様で許されるなら見学したかった程です。
丁寧な解説をして下さったK嬢「分かりやすい解説をして下さって勉強になりました、未だお若いのに・・・」と言うと「いえいえ、もう若くないのです」と謙遜の言葉が。
一之宮氏が館を構えていた頃の空堀跡だそうです。空堀を埋めずに渡り廊下で連結したところに遺構を残そうとする拘りが感じられますね。
講堂棟(60畳)と玄関。 背面に神殿が置かれています
因みにこの建物の総工費は81952円95銭(現在の価格に換算すると10億円前後)で全額、県民の寄付だったそうです。今日は陽気軒から始まって貫前神社、そして思いもよらない歴史的、且つ文化的価値の高い貴重な社会教育家館と廻り有意義な一日を過ごす事が出来ました。
仏教やキリスト関連の学校は良く耳にしますが神道教育を取り入れた学校と言うのは珍しいですね。
●神事に於ける行事そのものを修行とし凛とした生活態度を育む
●他人に及ぼす妨害や迷惑行為等々の生活態度の乱れを正し集団生活の中で協調性を学び生きる力を育む
ネットから、ザッと目を通してみましたらその様な事が記されておりましたが信仰心と言うものが薄れつつある現在、もう一度立ち止まって生きる教えに耳を傾ける事も必要ですね。
そうですね、急に寒くなってしまいました。今年はインフルエンザも流行りそうな気配を見せております。体力を付けて乗り切るしかありませんね。
私の出身高校には同じ学部に神道科があり神道概説は必修科目。
それ故神道・神社にも興味あります。
それに神社や神道関係の職に就いた人も結構います。
立派な神社や神道道場あるのですね。
大変勉強になります。
12月早くも折り返し寒さも増して来ました。
どうぞ健康留意してお過ごしください。
興奮している中での一度の説明では(とても丁寧な説明でしたが)何せ私が生まれる前の事ですし目的が特殊でしたので一度で全てを理解するのは無理な事でした。
頭に残っている事だけを写真の説明にしたまでですが多少は理解して頂けたでしょうか。
いちごみるくさんの所でも記しましたが知事として赴任した方は宮崎県の君島知事と言う方で「敬神知事」と言われたほど神がかりな人だったそうです。少年たちには規律正しい生活を送らせ食事は日の丸弁当と言う質素な物だったとか。 是非、行ってみて下さいね。私とは捉え方が変わるかもしれません。
いいですよね、近代和風建築。
お金と広い土地さえ有れば私だってこんな家に住んでみたいわよ。でもね。
私が生まれた家も平屋でしたし結婚して最初の家も平屋、そして今の家も平屋と言う共通点は有りますが悲しいかな規模が違い過ぎます。
今までロケに使った経緯は無さそうですが舞台を大正か昭和初期に設定すれば裕福の家庭を描いたドラマとなるでしょうね。
それとも当時を再現したドラマでもいいかもしれませんね。
見るからに美しい佇まいですよね。昭和10年、群馬に着任したのは宮崎県の君島清吉知事さんだそうですよ。
「敬神知事」と言われるほど神がかりの人だったそうで着任早々敬神と修身の思想を広める事を県政の中心に据える事を宣言したのですって。
ここで純粋無垢な少年たちはその精神に洗脳され戦場へと向かったのでしょう。
今は、ここでそうした教育がされていた事など全く感じられないほど静かな空気が流れている様に感じます。
もし、この道場についての講義が有るならば是非聴きに行きたいと思いました。
この建物が解放され社会教育館になってからの活動は生涯学習センターの他に、小中学生の林間学校としても活用していた様ですので
ちゃーべーさんが行かれたのはそんな時期だったのではないでしょうか。
貫前神社とこの道場の側を毎日、通っていらっしゃるなんて、それは羨ましい事です。
気が向いた時にいつでも行けますね。
桜の季節ですか。素敵でしょうね。心がけておきます。有難うございました。
こんな貴重な遺産の存在を今まで知らなかったなんて不思議な事です。
講堂前の玄関や講師室の欄間の彫刻、卓に施された何気ない彫刻のセンスはさすが京都の職人さんの腕の良さですね、目を見張るものが有りました。
廊下の天井の勾配も各部屋の天井の高さと軒の関係であの様な造りになったのでしょうが、それが見事にサマになっているから恐れ入ってしまいます。
これだけに限らず名工の腕がアチコチに滲み出ているのを得と拝見してまいりました。
ただ一度では感激のあまり聞き逃してしまった部分も有りそうです。二度、三度と行ってみるべきですね。
昔はサッシを使用していませんでしたのでKさんがお育ちになった福岡の家の様な構えが多かったですね。
私が子供の頃はガラス戸の代わりにどの家も戸板でしたので日中は何時も開け放たれておりました。今の様に出かける事も無かった時代ですのでそれで良かったのでしょう。
ゆったりとした贅沢な間取りは気持ちをも、ゆったりさせてくれますね。それが今の家屋に見られなくなってしまいました。
とにかく何を見ても何処を見ても技術の高さが伺える建造物でした。内部も外部も全て釘隠しが施され、かなりの神経の使い様です。
昭和初期に10億円、太平洋戦争以前の経済等々日本をもっと知る必要が有りそうです。
立派な建物ですねぇ~!
たかさんの説明を聞きながら
一緒にまわった気分でした。(´艸`*)
欄間の彫刻も素晴らしいですね。
富岡はそんなに遠くないので
機会があれば寄ってみたいと思います。
ご紹介ありがとうございました♪
好きだなぁ~こんな建物
全部は無理でも ドラマなどで旧家として
撮影できますね
妄想が膨らみます (;^ω^)
和モダンのような美しい建物ですね
長い廊下にも惹かれました
廊下の下は通れるようになっているのですね
どの間取りも素晴らしくて10億円という
お値段もうなずけますが600人もの大工さんが
集まって手掛けられたというのも凄いですね
敬神道場には昔何かで行った記憶がありましたが
これほど貴重な建物だとは知りませんでした。。。
貫前神社、道場のそばを毎日通過しているのに・・・・・
桜の季節良いですよ~~
寄り道して写真を撮ったりしました、今年も(^-^;
勉強させて頂きありがとうございました♪
そうですね、富岡と言えば世界遺産の製糸場になるのでしょうが
余り富岡製糸の世界遺産を喜ばない県民にとりまして(そんな事からかどうか分かりませんが入場料が半額になりました)むしろこちらの方が価値が有る様に思ってしまうのは私の偏見でしょうか。
この道場を建築するに当たって県民の寄付によるものと聞き私も驚きました。昭和11年の日本の経済がどうであったか知りませんが景気の良い時代だったのでしょうか。
昭和9年、昭和天皇立ち合いの元に行われた特別大演習では県外各所から陸軍が終結した様です。その時の記念撮影と言う事ですが一度の説明ではとても私には理解できない事ばかりでした。又機会を見つけて訪れてみたいと思います。
私は欄間の彫刻に感動しました。
屋根の勾配を生かした天井も本当におしゃれです。
600人の大工と10億円の建築費が県民の寄付で建てた心意気すごいと思いました。
貫前神社は初詣にも行きましたし、カルタにも唱われる有名神社ですので私が知らないと言ったら恥ずかしい事になってしまいますが
歴史的にも価値の有る東國敬神道場は全く知りませんでした。
昭和20年に中野学校が此処に置かれた事さえ知りませんでしたものね。 恐らく国民の中でも知っている人は少ないのでは無いでしょうかね。
戦後も引き続き教育研修施設として存続していた様ですが平成17年に社会教育館になり、会議や茶会、サークル活動に使われる様になったそうです。桜の咲く頃にでも、もう一度行ってみようかと思って思いました。
私が育った福岡の家はボロ家ですが、農家から買った家で畳の間に障子があり、その外に縁側がついていて木の桟のガラス戸でしたので、懐かしい気がします。
古い家は皆そうだったんですかね。それ以前に住んで居た家はもっと上等だったらしいですが(笑)、職業軍人だったのでお金が底をついて売却して引っ越しですが、今の私には天国だった気がします。
いやいや、この東國敬神道場は天皇陛下の行幸を契機に建設されたくらいですからそのような安物とは比較するようなものではないでしょうが。
>今回は21間と言う長い廊下を渡って右の建屋に足を向けました。
なんだか姫路城をも思い出してしまいました。
>屋根の勾配をそのまま生かしたのでしょうか。
へーっ、ネットを見ていたら現在でも勾配天井を取り入れたデザインがあるようですね。
>欄間彫刻も全て手彫り、技術の高さが伺えますね
いや~、りっぱですね~。
>ここからも一之宮の町が一望
最高です。
>空堀を埋めずに渡り廊下で連結したところに遺構を残そうとする拘りが感じられますね。
ここから見た建物が素晴らしいです。
>(現在の価格に換算すると10億円前後)
うひゃー、億ションの10部屋分?(笑)
寄付なんですか~、だったら県民の誇りですね。
どうも有難うございました。
富岡市と聞くと富岡製糸場が頭に浮かびますが、
今回ご紹介された旧東國敬神道場も貴重な文化遺産の一つですね。
これほどのものが、全額県民の寄付で建てられたというからすごいことだと思います。
今も実際にコーラスグループなどの練習に使われたりしているのも素晴らしいことです。
これも県民が自前で建てたからこそなのでしょう。
陸軍特別演習に集まった兵士の数の多さにも驚きました。
一之宮貫前神社の次は東国敬神道場
これもまたすごい建物が出てきますね
どれを見ても手の込んだ造り
600人の大工と10億円の建築費凄い建物
これが寄付で集まるのも凄い
戦前の物がこうして残ってるのは嬉しい事ですね