タイム（入山←3:30→八頭山←0:55→下山）
更級小学校を卒業したという仲居さんの
「ここのところ雪は降っていませんので道は大丈夫」という保証を昨夜、頂いたので
今日は冠着山（姥捨山）を登る為、宿を９時にチェックアウト・・・しかし
更級小の脇から標識に従って林道を進むと道は凍結し
坂に差しかかると我が愛車はスタットレスタイヤを履いているにもかかわらず
唸りを上げるばかりで前進不可能な状態になってしまいました
アクセルを踏み込めばタイヤは空回りし、その度に後退するばかりです
ここは、あっさり諦め急遽だんべえさんの登山記で知った大林山～八頭山に変更です
少々入山には不安な１０時２０分出発
正規のルートでは無いのかテープの類いは見当たりませんが先人の微かな足跡を追って
下りが少々不安を感じさせる急斜面を１時間半
ここで、ようやく木に巻かれたテープを確認
しかし踏み跡が２方向に分かれています
さて、どちらへ行ったら良いものか
先ずは右方、途中で白無垢の雪原になってしまいました
次の左方、かなり行った所で下りに転じてしまったため引き返す事にしましたが
後で考えればそれが大林山頂に続く道だったのかも知れません
大変なアルバイトを強いられ時間をかなり消費してしまいましたが
このままＵターンは惜しいのでともかく稜線まで上がろうと
無理矢理、稜線目指してキツイ斜面を登る事にしました
タイムリミットは２時・・・ガンバレ
ふと左方向に目をやりますと奥の方に木に結わえられた布きれが見えたではありませんか
主人が斥侯役となり様子を見に行っている間
私は木の間越しに見える蓼科方面の山々を撮影（愚作に終わりましたが）
どうやら山頂らしきものが見えると言う事です
そして終に
展望の良い大林山ではなく八頭山でしたが１時５０分、制限時間ギリギリ山頂到着です
やはり急坂の下りは厳しく
そして
ギャー
再び迷った場所に引き換しここで一息です
鹿の足跡を撮影する余裕も出た私でした
天馬が群れ飛ぶ、そんな雪の造形
３時２５分
駐車場から振り返れば悪戦苦闘の八頭山が見下ろしています
「ありがとう十分な達成感を頂きました」
冠着山には「また来るね」と
本日の日帰り入浴は上山田温泉「鶴の湯＝２５０円」←シャンプー石鹸は無し
私は余り利用した事は有りませんが銭湯のイメージ・・でしょうか
表示する項目が
恐がりな私は、もう、２方向に分かれてる時点で、
”泣き”を入れると思います（笑）。
雪の中を歩くのは、倍疲れますよね。
その分、達成感も半端ではないと思います。
それにしても‥‥‥ホンマ、エネルギッシュですねぇ～。
二日も続いて、雪の中を・・・
お疲れさまでした。
写真で見る限り、あの雪では途中で解らなくなる
登山道だと思いますよ！
よくぞ行かれました！！
踏み跡があれば問題ないでしょうが、天気が良くないと
地元の方でも歩かない・・・と、地元の方に言われましたよ。
八頭山の登降・・・あの急坂は、雪が無くても下りでコケましたから
大変でしたでしょう？
お疲れさまでした。
今日は幸いに一日中、雪でしたので
ゆっくり体を休める事が出来ました。
明日、山へ行くと言えば「イイですよ」と返事が出来そう
泉質の良い温泉付き登山・・癖になりそうです。
私も地元の人に大林山の事を尋ねたのですが
冠着は知っていても、この山を知る人は誰一人、居ませんでした。
だんべえさんの話を知っていたら微かな踏み跡が２方向に分かれた地点で
引き返していたでしょう。
ただ踏み跡は途絶えても新雪は自分の足跡が残るので
時間以外、余り心配はしていませんでした（勿論、慎重でしたが）
こういう気持ちが危ないのかなァ。
疲労の度合いがひしひしと伝わってきます。
うん、うん、今が一番苦しんだ！！
でも、ここまできたんだと、ゆう達成感も伝わります。山大好きなお二人にエールを送ります。疲れたときに、つぶやく、Fight!
Fight!自分にFight!!
辛さ、我慢、張りつめた緊張感、そして辿りつく目的地
だからこその達成感なんでしょうね。
気に入った作品が出来た時の喜びにも通じるのではないでしょうか。
是非また新作を見せて下さい。