たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

古代上毛の文明・埴輪 +古民家  (大室公園)

2019年02月18日 | アウトドア
前回、空振りに終わった緋連雀

そろそろかなと大室公園にリベンジを果たしにやって参りました

しかし・・・・・・・・・・・・遅すぎたのか、まだ早いのか姿なしでした

仕方が無いので同敷地内に在る「旧関根家住宅(土日のみ開館)へと向かいます






( ↑ 宿り木が恨めしい)


この住宅は江戸時代末期に建てられた養蚕農家で

赤城山南麓に多く見られる事から赤城型民家と呼ばれるそうです

「奥に蔵が在ります、資料館になっておりますので、ぜひ見て行って下さい」

とボランティアさんのお薦めを受け中に入れば

出土した物や復元された物等々が所狭しと飾られておりました

   


高度な技術ですね


青銅製 なかなか洒落てます

   




   

右の埴輪は「盾持ち人埴輪」


鳥や爬虫類等々に混じり琴を弾く男性が見られます

   

馬型埴輪は大阪府四天王寺宝物館にある「人が馬に乗る馬型埴輪」と同じ

製作者の埴輪で有る事が判明したそうです

勿論これは復元ですが



石室に副葬された土器

   

青銅製の飾履と冠


装飾品の数々

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パンフレットより

   

線刻人面の付いた円筒埴輪と墳丘に立てられた埴輪


土師器高杯等


墳丘や中堤に立てられた形象埴輪


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コメント (12)    この記事についてブログを書く
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12 コメント

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上毛土器に埴輪等々 (たまボブ)
2019-02-18 18:09:12
まず寄生木の見事さにたかさん以上の羨ましさを感じた僕です。
それにも増して凄いのが出土したと言う埴輪に土器や青銅器や銅鏡等の見事さに目を奪われました。
国学院大学の考古学科に行きたかった位の考古学好きで関連書物を
読み漁っていた頃もありましていまだに天文と考古学が好きで止みません。
中央高速沿いにも縄文の出土品を展示しているところがあるので是非訪れてみたいです。
お近くにこのような文化に触れられるところがあるのがうらやましいです!
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旧関根家住宅 (イケリン)
2019-02-18 18:27:10
ヒレンジャクは空振りに終わったようですが、
旧関根家住宅の資料館には、素晴らしい埴輪や土器等が展示されていて、
これを見られただけでも、行かれた甲斐があったというものですね。
この展示物で土日だけの公開とは、惜しいような気がいたします。

それにしても、このヤドリギはすごいものですね。
ヒレンジャクも気まぐれなところがあるようですから、
日によって姿を見せたり見せなかったりがあるみたいです。残念でしたね。
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古代の遺跡と遺物 (手賀沼日記)
2019-02-18 19:54:46
いいですねえ。私は古墳、遺跡、遺物が大好き。自宅近くにも古墳があります。
ところで遺物の中に「勾玉」はなかったでしょうか。

これも大好きで、千葉県風土記の丘にいっては、教えてもらいながら時々作っています。携帯電話のストラップの友達は「勾玉」です。
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Unknown (ベル)
2019-02-18 22:15:40
見事なヤドリギ 木が可愛そう
埴輪の作られてた古墳時代に琴があったんですね
表情も豊か装飾も細かいすべてが手作りってことで一品もの凄い技術です

高校のころ夏休みを利用して九州を野宿しながらバイクで回った時に宮崎の埴輪公園に行ったのを思い出しました 3つの小さな玉 魔除けだったのかないまだに残ってます
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2019-02-19 06:37:05
先ず目についた ヤドリギ
凄いですね
こんな光景実際に見てみたいです
 いろいろな出土品
凄い数と種類に驚きます
しかも精巧に作られていてその技術にも
改めて感心します
いにしえのロマンが感じられます
素晴らしいです。
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Unknown (野付ウシ)
2019-02-19 09:01:35
たかさん、こんにちわ。
いやはや凄い所蔵品ですね、大規模な古墳を発掘したような数々...養蚕農家でも相当裕福だったのでしょうね。新潟方面で見た「豪農屋敷」を思い起こしました。貴重な画像ありがとうございました。
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たまボブさん、こんにちわ (たか)
2019-02-19 11:05:06
私が知る限り公園内にはヤドリギを付けた大木が6本有ります。写真のヤドリギには昨年10羽の緋連雀が来た様ですが、やはり私が何時も写している水の在る池周辺のヤドリギの方に集まるみたいですね。

!(◎o◎)! 凄い、考古学と天文学がお好きとは、たまボブさん、好奇心と探究心の持ち主なのですね・・・確かに考古学は発掘する事により文献では調べようもない人類の生活の営みが見えてきますよね。  天文学は悠久のロマンでしょうか。未だ科学が発達していなかった時代、人は明るい星を繋ぎ合わせて空想を天体に描いて来ました。現代は徐々に解明されて来てはおりますが、それでも未だまだ謎の多い天体です。
たまボブさんに新星を発見して欲しいですね。
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イケリンさん、こんにちわ (たか)
2019-02-19 11:33:03
古民家におりましたボランティアの方のお話によりますと「此処に緋連雀が来るのは2月下旬~3月上旬ころだろう」と言う事でした。
私の記憶も頼りない物で過去記事を見て見ましたら確かに3月に写しに行っておりました。出直しですね。
でも3度目の正直、次は何とかカメラに納めて帰る事が出来るでしょう。でも、イケリンさんが仰る様に気まぐれを起こされたら、どうしましょう

私が大室公園を訪れるのは何時もウイークデーでしたので今まで中を覗くチャンスが有りませんでしたが思いも掛けず
古民家のどこか懐かしい内部を見学したり新設された資料館で上毛の文化の一端に触れる事が出来たのは嬉しい限りでした。
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手賀沼日記さん、こんにちわ (たか)
2019-02-19 14:59:43
人が文字を知る様になってからの歴史は書き手の想いが反映され全てが真実とは言い切れない部分も無きにしも非ずですが文字により人物の性格や生き様、時代背景などを読み取る事が出来る様になりました。 ですが未だ文字を持たなかった旧石器・縄文・弥生・古墳時代の人々の暮らし等々は発掘作業が行われなかったら古代の人達が存在していた事すら知らないまま過ぎてしまった事でしょう。
公園内に在る古墳も未だ解き明かされていない部分が多く有る様ですが何時かその謎も解明される日が来るかもしれませんよね。

私は発掘チームに加わった事はございませんが、どんな小さな破片でも自ら探し当てる事が出来たなら、その瞬間、?万年前を掘り起こす事が出来る訳ですから、この上ない感動が得られるのでしょうね。
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ベルさん、こんにちわ (たか)
2019-02-19 15:37:16
ヤドリギは木の養分を吸い取って生きている訳ですから確かに宿られた木は迷惑な事でしょう。持ちつ持たれつという部分は無いのでしょうか。

私も埴輪など余り詳しく有りませんので調べてみました。当時、琴は演奏する為のものでは無く神を呼び寄せる為の重要な祭祀用具だったのだそうです。
現代でも神棚への捧げものは男性の役目となっている様に、この時代から神に司る人間は男性だったのでしょうか。
弦の本数も4本~5本だった様です。では、どんな音色だったのか、どんな音階だったのか今となっては知る由も有りませんが、ただ飛鳥時代に大陸から伝わった筝の原型では無かったようです。
ベルさん、良い所に目を付けて下さいました。お蔭様で図らずも知らなかった古墳時代の琴について知る事が出来ました。
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