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まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

12月17日 老人訓―(2)年を取ったら気を付けること!

2020-12-17 15:18:25 | 日記

 

 

    『 庭の初氷と葉ボタン』 16日の朝

      須田 孝雄さん 撮影

  最近は淋しい老人が多いとかで、その為の老人訓というか老人の生き方、

       考え方の啓蒙の本が多く出ている。それだけこの長寿社会は、めでたい反面、

       問題や悩み深い人が増えていると言うことなのだろう。

      私ももちろん淋しい老人なのでよくそんな本を読んでいる。

  そんな本が教えている共通項は、他ならぬ「人を好きになること、どんな人でも

  好きになりなさい」という事だ。これが楽しい老後のためのポイントのようだ。

  心理的には、人がある特定の人を嫌いになるのは、なにやら生理的に合わない

  と言う我が儘な人の数少ない例外を除けば、まずは自分のプライドが傷つけられた時、

  次は相手が自分より優秀とか上だと思った時、そして三つ目は相手が自分を好んで

  いないと思った時だそうで、これが日常生活でも、それの大きな要因だと言われている。

  しかしこれも年を取れば、人との利害も、競争やライバル意識も、上下関係も恋愛関係も

  (あっても好ましいなぁ!いい人だなぁ!と思う程度だろうし)総じて薄くなっていく

  のが普通だろう。

  すると嫌いにはならないが、好きにもならないと言うケースが増えてしまう。

  それではいけないのだと老人学の心理学者は教えている。

  人を好きになれば、人にも好かれるものだという。つまり人に嫌われている人は、

  人を好きにはなれない人が多いのも事実だろう。

  75歳を過ぎたら、人に嫌われないコツは、他人の話をよく聞くこと、自分以外の

  事にも関心を持つこと。そして無感動、無感情、無表情ではないこと。

  人への思いやりを意識し、自分の世界に入り込まないことだと言っている。

  80歳を過ぎたら、もうそんなことは、どうでもよくなってしまうのかも知れないけれど。

  何時までも新鮮でナイーブな神経と感性を持ち続けたいものだ。

  そしてもう聖者みたいなものなのだから、いろいろな状況で人に嫌われれる事もあるかも

  知れないが、少なくても人を嫌いにだけはならないようにしよう。

  それが心暖かい老人の人生訓のポイントであるようだ。

 

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