まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

2月25日 人間は皆、本当は善人なのだ!

2021-02-25 11:07:52 | 日記

 

      『 絵に書いたお雛様 』 淡彩画

              岡崎 昇さん 画

   青鳩メンバーの同氏の描く淡彩画は、あくまでも淡く

   それはそれはきれいで、心を癒してくれます。

   きっとこのコロナ自粛で描きためたことでしょう。

   いつか又見せて貰いたいものです。私の美術館のブログ

   の方で紹介できればいいのですが…

 

最近では人間とは、その本性とは、善なのか悪なのかと思い悩まされる出来事が多い。

これは何も最近のことではなく、昔から善も悪も人間の営みには必ずつきまとっている

事なのだろうけど。

 

このところ相次ぐ政治家の失言、言動そして高級官僚の心がマヒしているかのような

顛末(彼等は事務次官や局長などという役人の最高峰で、凡人にはとても行き着くもの

ではない夢のような立場だ)で、本来なら頭は切れ、人格円満にして高潔という超エリート

の人材である筈であり、又それを求められるべき地位だが、これが何ともはや地に落ちた

ものだ。

 

頭が良くて成績優秀で育ち、社会に出てエリートコースを歩んだ人間は、人格や人間性の

高潔、豊かな感受性とは相容れるものではなく、両立はしないものものなのだろうか。

(多分にこれは偏見と凡人のヒガミかも知れないが)

 

もし昔々に、君の人生でエリートか凡人かのどちらを選択するか(この際能力の有無は

別として)と問われたら、超エリートコースも魅力がありそうだが、何やらとても疲れ

そうだ。温かな気持ちとそこそこの正義感とを持って過ごせるなら、多分超凡人コースを

選ぶだろう(どうも最近は愚痴と負け惜しみが多くなったかも)と思ったりしている。

 

国会でぬけぬけと嘘の答弁をし、バレると動じることもなく記憶がないと言える鉄面皮の心が

超エリートたる由縁なのかも或いは資格なのかも知れないし、そして極めて嫌な醜い長所でも

あるのだろう。

そんな姿を見ていると、私のチョイスもあながち負け惜しみだけとは言えないだろうという

気がしてくる。

 

そんな彼等のために弁解してあげるとすれば、人間の本質は性善のものなのだが、哀れにも

地位のため、金のため、面子やプライドを守り維持するために、ああなってしまったもの

であり、本当の心の中では、己を恥じて泣いているのだろうと思う。そう思いたいのである。

 

どんな人も善い資質を持って生まれてくるが、第一は環境や生活が、もって生まれた素材や

才能などが、その人を歪めているだけなのだという性善説を、飽きもせず、裏切られ続け

ながらも、信じ続けているのである。

 

 

 

 

 

コメント
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