まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

2月7日 孤独な趣味は癒しにならない!

2021-02-07 11:00:24 | 日記

 

 

      『 春のたより(福寿草) 』

         須田 孝雄さん 撮影

 

何もない、何も出来ない2ヶ月だけど、自分にはいろいろやっている事や

趣味があるから、心身に悪影響など関係ない大丈夫だと強気な人もいるかも

知れない。

例えそれが独りよがり、思い込み、錯覚だったとしても、それはそれで本人が

満足ならばそれで良しだし、他人が何も言うことは無いだろう。

本人が、情けないとも自分が惨めだとも何とも思っていない、感じていない

のなら、周りが同情したり心配したりするのは僭越ってものかも知れない。

 

趣味というのは(特に定年後は)書斎の中にはない!と言う言葉がある。

心を癒したり、生き甲斐を感じたりする本当の趣味とは、孤独では無く

オープンなものであると、30何年か前に「老人精神衛生学」の講座で

聞いたことがある。

皆で一緒に喜んだり笑ったり怒ったり嘆いたり得意になったりしながら

やって、褒めて褒められたり、けなしけなされながらすることが大切だと

言われている。

人にも見せず語らず、聞いても貰えず関心も持たれず、1人だけでしこしこ

やるのは一見格好良さそう、高尚そうに見えたり思えたりするものだが、

それは所詮、独りよがりにすぎず、孤高を気取った負け惜しみに似た悲しい

虚勢や虚構に他ならないという。

それでも本人が喜び、自己陶酔、生き甲斐を感じているとするならば、

そのまま頷いて、そっとして置いてあげるのが一寸気の毒なようでもあるが、

一番の愛情かも知れない。

オープンであるべきだというそんな趣味も、この期間中はそれも出来ないわけ

だから、せめて人との手紙、電話、メールなどででも、コミュニケーションを

絶やさぬ事だろう。

 

我々、青鳩のピンポン仲間方は、それぞれの趣味を持ったり、仕事、介護などと

忙しく充実しているようだから、この1ヶ月間を持て余したりで、精神的なダメージ

を受けることは無いことと思う。

しかし運動不足やどうしても人との繋がりが疎遠になるのは否めないから、それに

ついては心すべきだろう。趣味についても従来とそのスタイルが変わるだろうが、

それに対する興味,関心だけは切らさない覚悟が必要だろう。

コメント
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