米子 西野ピアノ教室 musica felice

米子市のピアノ教室・・日々思うこと徒然なるままに。
幼児から受験生、大人の方いらしてます。
音楽は心の対話ですね。

6月のレッスン予定

2017-05-31 15:03:33 | お知らせ
6月のレッスン予定です。
アップ遅くなってすみません


                                         

聴音Aグループ(幼)・・・・6/1、/15(木)2:45~3:15

聴音Bグループ(小・低学年)・・・・6/10(土)9:45~10:30

聴音Cグループ(小・中学年)・・6/3(土)9:30~10:30 

聴音Dグループ(小・高学年)・・・・毎(水)7:00~7:30、毎(月)5:45~6:15   
                                                  
聴音Eグループ(中・高生)・・・・・6/3、6/10(土)16:00~17:00 
                         *聴音、ソルフェージュ、楽典を行います。


幼児グループレッスン(月イチ)・・5/30(火)2:30~3:30(月1回60分)

幼児グループレッスン(通常)・・・6/6、6/13、6/20(火)2:30~3:30(月3回60分) 
                             
ちびっこリトミック・・・・・・・6/5、6/12、6/19(月)2:30~3:20(月3回50分)

English Rhythmics英語で歌って踊ろう・・・6/2、6/16、7/7、7/14(金)(6,7月2回ずつ計4回)
           2:30~3:15 Children(2~4歳)&Mam 3:30~4:10 Children(5~8歳くらい)



イングリッシュリトミックは、 Mei Lian先生も私も上半期忙しく、回数があまりできませんので月2回ずつとさせて頂きました。
試してみたい方には、気楽でちょうど良いと思います…

今日はバタバタとお知らせのみです。
また改めまして~~
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リトミック・・・おてだま

2017-05-18 07:22:32 | ちびっこリトミック
 
リトミックや幼児グループレッスンで毎回のようにやっているお手玉(絵文字はビーチボールですが)

ちょっとした意味があるのです。

もちろん、手指の発達に繋がります。
ということはあるけれど、そういうことを超えて・・・


「もって・・あげて・・もって・・あげて・・」

持つ(もらう)手もある、あげる(差し出す)手もある。。

はいどうぞ!
と、順番をゆずったり、大事なものを分けてあげたり。。
そういうことはとても大切。。


これは、社会の成り立ちの大元なのかな?


物でも気持でも、頂いたり差し上げたりして世の中は成り立っている。


いま国と国の間でも、人と人の間でも、もっともっと、わたしがわたしが・・・と、あまりにも自分の利益を主張し過ぎる事で、或は知らず知らずのうちにどこかにだけ、優先順位が回っていることで、困っている人たちもたくさんいます。

差し出すだけでは、自分がなくなってしまいます。


でも、だいじなおやつだけどはんぶんこしてたべましょう。


そんなことも大切なのかも知れません。


お手玉の「はいどうぞ!」には、そんな気持ちも込められています
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良い子って・・・(問題児は問題を提起してくれる子)

2017-05-03 04:12:24 | おもうこと
「大人にとって都合が良い子が良い子なのではない」


これは35年前のまだまだ新米教師だった私が肝に銘じていたこと。

黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」、鹿島和夫先生の「一年一組あのね先生」、或は鈴木メソッドの鈴木真一先生「愛に生きる」、その他読んでいた児童文学や色々な作品に触れることで、自然とこのように思っていました。
本の中に描かれている子供たちは、枠からはみ出し“ふつう”の中にいることが出来ない子・・・教師にも親御さんにも“手に負えない”・・とふつうなら思われてしまう子・・・だからこそ輝いている・・・とも言えるのですが、ちょっと大変


お名前を呼んでも「はい」という返事ひとつできないでいる子。。やたら元気でサッカー帰りに汗まみれでやってくる子(ヘディングしたのか頭がクサイ(笑))。。ひとつも音符を読もうとしてくれない子(なぜかレッスンには休まず来ていた)。。思春期に入りひたすら反抗する子(後で何故あの時あんな態度をとったのか聞くと「あの時は子供だった…」と言って笑わせてくれた)。。

思いかえすと色んな思い出深い子がいました。

みんな大人になりお母さんやお父さんになり、立派な職業を持ち活躍しています。
 
その子たちに教えられた事は本当にたくさんあります。



良い子とは??
もしかして、大人の都合の良い子を押し付けていないだろうか?
大人は子供だった頃の自分の心の中をいつも思い出して、感性と想像力を駆使して、子供の心を回復してみたら・・そんな風に思います。

人間は複雑な心の内側の世界を持っています。
子供は大人が思っているほど単純なわけでもないし、意外に賢いのだと思います。。
むしろ子供の方が、何かの考えに縛られていないぶん賢いのかも知れません。

問題児・引きこもり・不登校・学習障害・発達障害・高次機能障害・アスペルガー・・・
あれこれラベリングされるけど、「普通」って何だろう?「優秀」って何だろう?

河合隼雄先生の素敵な言葉

「問題児とは問題を提起してくれる子です」
提起された問題、大人あるいは社会に・・・みんなで考えなければならない問題なのだと思います。
根っこの根っこを見ていきたいですね。

「良い子じゃなくていいんじゃない?」・・・私はそう思います


あるがままに!


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コンクールについて・・・

2017-05-02 07:18:07 | おもうこと
コンクール・・・今とても盛んですよね。。

でも、あまり加熱し過ぎると結果ばかりに気持ちが行ってしまい、内面の成長を遂げているか見逃してしまうこともあります


「今回は残念でしたが、これは本人にとって良かったと思います」
むかしこのように仰っていたお母様がありましたが、とても賢い方だな・・と思います。
その子の状態によって、色々な時があります。
この方(当時の子供さん)も現在30代後半・・今では成長し、大変活躍されています。

その子の心の内が、どのように動き、内的変化や成長を遂げているか・・。
これが大変重要な事です



ここのところ、お母様方ともじっくり話し合い、結果に翻弄されない考えをしっかり持っていただいています。
そして、近ごろは若いお父様もとてもご理解頂いています!
きっと職場での多くの経験を積まれ、どのような人を育てるべきか、よくご存じだからではでしょうか


「受賞してもしなくても喜び過ぎず悲しみ過ぎず」

熱狂が一番冷静さを失わせます。
恐らく脳科学的には、ドーパミンが関わっていて、報酬系の・・つまり喜びや嬉しさと繋がるのですが、過ぎると攻撃性にも繋がるある意味脳内麻薬でもある・・らしい・・詳しくは中野信子さんや、池谷裕二さんの本をご参考に!

イチロー選手もずい分以前ですが「受賞することは嬉しい。しかし麻薬のようでもある。3割バッターである自分は、打点の倍の悔しさを味わってる」
つまり約3分の2は打てていないことの悔しさが自分を育てている、そういうことが重要である・・というような内容だったと思います。
さすが!哲学を持っておられる


「苦労するということと分かるということは同じ意味です」

これは尊敬する小林秀雄のことば。



さて、今年は上記のことを踏まえ、コンクールに参加してみたい、、という子たちが少しの人数ですが参加してみることにしました

また、6月末には海外で開催されるコンクールにも参加予定の生徒さんがいます。
きちんと現地の有名なプロフェッサーが審査して下さり、良い結果で通過することが出来ました。

でも、そこに最終的な答えがあると思っている訳ではなく、ヨーロッパの子供たちに交じり、彼らがどのように音楽を感じているのか、自分たちも参加することで、より身近に感じてきたいというのが本当の気持ちです。

ずい分以前からお話し頂いていたのですが、やっと・・私も行ってみることとなりました
現在音大の4回生になっている生徒さんが中学生の時に受けに行ったことはあるのですが、私はついてゆくことが出来ず・・本当に久しぶりなヨーロッパ・・どんな珍道中になる事でしょうね

ちょっとドキドキですが楽しみです


ということで、きちんと冷静に受け止めること、そして結果はあくまでもその時のこと。
たくさんの人の前で弾かせて頂くこと。
同じ曲を様々な解釈で弾く人がいる・・それを体験する。

そのように解釈すればよいのではないかと思います

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「だからピアノを習いなさい」黒川好子著

2017-05-01 04:05:35 | 教育
「だからピアノを習いなさい」

なかなかにキッパリとした本のタイトルですね
サブタイトルには・・・子供の生き方が変わる、正しいピアノの始め方・・・とあります。

本格的に始めたい人も、まだ迷っている人も・・・
ピアノを学ぶことで、子供の心身は大きな成長を遂げます。
本書は、ピアノを習う意義からその効用、習う時期の重要性、右脳と左脳を生かした練習法などまで紹介します。

正しく習えば効果的

                        


上記の言葉は、本の表紙に記してあること。

殆どレッスンで言っていることを代弁して頂いているような内容です

広く皆さんに(指導者、保護者の方々)読んで頂けるよう、できるだけ分かり易く書きました。。と、黒川先生は書かれています。
大変深い内容を、とても分かり易く書かれているので、ピアノ学習に限らず、そもそも学ぶということはどういうことか考えるのにも良い本です

ピアノを始める時期

音楽が今こそ大事な理由

何故ピアノを習うと頭が良くなると言われるのか

聴覚のゴールデンエイジ

記憶力のゴールデンエイジ

ソルフェージュとリトミックのちがい

リトミックの落とし穴

良い先生とは


などなど、まだまだ興味深い内容満載ですが、子供の発達段階を追い、脳科学的、心理学的なアプローチもあり、なるほど
という内容です。

殊に、幼い子供さんや思春期前の子供さんをお持ちのお母さま方(もちろんお父さまも)に、これから先、可愛い子供たちがどのように成長し変貌を遂げてゆくのか(決してコワい意味ではないです…ですがサナギの時期は必ず来ます!)、音楽を通してずっと寄り添ってきたものとしては、ちょっと心配に思う事もありますので、とても参考になります


良い先生・・・のところで・・・
生徒が辞めないでいるから、生徒数が多いから、コンクール入賞者が多いから、良い先生ではありません。
と書かれていて、ホンマに~~と思ったり
如何に自分の生徒がコンクールで入賞したか宣伝している先生がいますが・・(略)・・ヨーロッパではそのような宣伝をする先生はいません。
とも・・・。
「自分で音楽を考えていく」生徒を育てようとする先生こそが良い先生。。そして黒川先生の中では、子供たちが持っている能力以上にピアノを弾けるようにさせる先生・・という結論のようです。


私たちは現在、電子機器に囲まれて生活しています。
実は、脳の中で聴覚的・視覚的にも、感度がデジタル化されているおそれがあります。
つまり、複雑なものを感知しにくくなっている。
言葉や表情を表面的にとらえ、情報と物の中で何が本当か分からず、フェイクニュースにあっさりと騙されてしまう。。
現代人は、そんな情けない状態になってきています

子供の自発性が大切と思うなら、何でも早く正解を見つけなければと焦らないで、迷ったり困ったり、色々無駄と思えるような寄り道をさせてあげることも大切かも知れません。

これから弾く曲のCDをすぐに聴いたりするのことで、最近の子供たちの演奏から自発性が消えてしまった(ましてパソコンで聴く音などはもってのほかです)・・・とも語られています。

医学的にみても脳の機能を考えても、地頭を鍛え、本当の賢さを身に付けることが出来る…

長文になってしまうと読みにくいかも知れませんので、今日はこの辺で…。
是非手に取って読んでみてください

また内容に触れてみようと思います



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5月のレッスン予定

2017-05-01 03:16:01 | お知らせ
5月のレッスン予定です。



                                         

聴音Aグループ(幼)・・・・5/11、/25(木)3:00~3:30

聴音Bグループ(小・低学年)・・・・5/13、5/27(土)9:45~10:30

聴音Cグループ(小・中学年)・・5/6、5/20(土)9:30~10:30 

聴音Dグループ(小・高学年)・・・・毎(水)7:00~7:30、毎(月)5:45~6:15   
                                                  
聴音Eグループ(中・高生)・・・・・5/6、5/13、5/20、5/27(土)17:00~18:00 
                         *聴音、ソルフェージュ、楽典を行います。


幼児グループレッスン(月イチ)・・5/2(火)2:30~3:30(月1回60分)

幼児グループレッスン(通常)・・・5/9、5/16、5/23(火)2:30~3:30(月3回60分) 
                             
ちびっこリトミック・・・・・・・5/8、5/15、5/29(月)2:30~3:20(月3回50分)

English Rhythmics英語で歌って踊ろう・・・5/19、5/26、6/2、6/16、7/7、7/14(金)(5~7月2回)
           2:30~3:15 Children(2~4歳)&Mam 3:30~4:10 Children(5~8歳くらい)



イングリッシュリトミックは、 Mei Lian先生も私も上半期忙しく、回数があまりできませんので月2回ずつとさせて頂きました。
試してみたい方には、気楽でちょうど良いかも知れませんね…

9~12月、そして1~3月 10回×2サイクルしたところで、幼い子供たちの音声獲得能力には目を見張るものがあります。
音楽を感じ取る敏感さと同じで、とても繊細な感度を持っているということだと思います。
言語化されたり文字化されたりする前の脳の状態で受け取ることは、この時期ならではの特質です。

本当に子供は天才だな~と思いますし、良い時期を逃さないこと…これを「適期教育」と言います。

さて、ちびっこリトミックも少人数アットホームでゆきたいと思います
この時期に、音楽…とりわけピアノを弾くための動きと、音に対する感性を身に付けて頂きたく、出来れば幼児グループレッスンの前に受けられることをお勧めします

お月謝

ちびっこリトミック・・・月3回50分・・・5,000円
幼児グループ・・・・・・月3回60分・・・6,000円
EnglishRhythmic・・・月2回45分・・・4,000円(2~4歳クラス)
            月2回40分・・・3,000円(5~8歳)
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