maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

2005/06/02

2005-06-02 15:00:05 | Today's maido(日記)

財団法人日韓文化交流基金(http://www.jkcf.or.jp/)が、日韓歴史共同研究委員会でまとめた日韓歴史共同研究報告書を、http://www.jkcf.or.jp/history/index.html で昨日から公開してますねぇ。
まだ全部や無いんですが、既にアップされた日本側委員の、日本語で書かれた論文(PDF)だけでも28編計35Mb近くあるんです。
これは読みごたえありそうですなぁ、とりあえず、日本語の分は早速DLしました。

韓国側委員のは残念ながらハングル、それも合わせると相当の量でっせ。
とてもやないが、ハングルのは私ごときの片言にもならん韓国語の欠片の知識では歯が立ちません。
日本語訳してアップしてくれるんですかねぇ?
共同研究は双方の意見が平行線のままで終わったそうですが、韓国サイドの見方も読んでみたいですやんか。

逆に韓国では日本側委員の論文が韓国語訳で公開されるんやろか?
したら、捏造や、歪曲やと又大騒ぎやろなぁ・・・。
韓国の新聞の日本語版を普段見てる限り、微妙なニュアンスや言い回しを正確に伝えられるかどうか、かなり疑問でっせ。
ま、叙情文ではなく歴史論文では、ニュアンスや言い回しはさして重要にならんのかも知れませんけどね。
論旨さえきちんと正確に伝わればいいんですが、それが中々ねぇ。

昨日から対馬東北洋上で韓国の密漁船を挟んで、海上保安庁が韓国海洋警察庁と対峙してましたなぁ。
お互いに接舷した状態で時化でも来たら、困ったことやなぁ、と思うてましてん。
気になっていた低気圧が北の方に寄ったんで、どうやら酷い時化にはならんかったようです。

走っていりゃあまだしも、停船状態で時化られたら30メーター型(150tクラス)巡視艇は辛いでっせ。
韓国海洋警察庁の130艦は130トンクラスで一回り小さい上に、明らかに重心が高そうな船型やから、もっと揺れるでしょうなぁ。
本職やし、気が張ってるから何て事も無いかも知れんけれど、素人やったら船酔いで半死になるよ。

どうなる事かと思ってたら、「外交的配慮」とやらで、国連海洋法条約で認められている日本の主権的権利の行使を、ウヤムヤにしてしまいましたねぇ・・・。
韓国密漁漁船にとっては、願っても無い解決ですなぁ。
捕まりそうになっても海洋警察の保護を求めれば、身柄を拘束されることも、船を拿捕されることも無い。
韓国に帰っても反日無罪の風潮のお蔭で、肩身の狭い思いをせんで済むんでっせ。
既に韓国の報道機関の論調では、あたかも被害者のような取り扱いやもんねぇ。

高度な(?)政治的判断なんでしょうが、この前例は間違いなく禍根を残しまっせ。
韓国側で「日本排他的経済水域(EEZ)で操業をしたかについて調査し、法的処理を決定する」(韓国朝鮮日報)ていうてるけどねぇ。
「公正に」「厳正な」という言葉が抜けてるのが気に掛かるなぁ、結末は報道されるんやろか?
資源保護の取り決めを守っている日本の漁業関係者は、可哀相にコケにされてますがな。

韓国海洋警察庁は横車が通ったんで、さぞ意気があがってるでしょうなぁ。
国連海洋法条約を無視して、横車を押したという意識すらないのかも知れんねぇ。
海上保安庁の現場の士気が落ちへんかいな?何よりそれが気懸かりですわ。
海国日本を日々第一線で守ってるのは、海上自衛隊やない、海上保安庁やねんからねぇ。
政治屋に足引っ張られても、気落ちせんと頑張ってちょうだい、応援してまっせ!

ところで、横付けしてた巡視艇PC-215「たつぐも」て1981/03/19就役のもう24年も経った巡視艇なんですよ。
応援に行ってた姉妹艇のPC-207「やえぐも」PC-208「なつぐも」は1979製
海上保安庁に21隻いてる「むらくも」型姉妹艇で一番古いのは根室にいてる「きたぐも」で1978/03/16竣工やから、13番艇の「たつぐも」はまだましかいな?
しかし、アルミ船で船齢24年いうたら、もうかなりくたびれてまっせ。

日本の周りは海やいう事を忘れたらあきまへんで!
海上保安庁を、もう一寸大事にして欲しいねぇ。



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