maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

2018/09/04

2018-09-04 19:54:32 | Today's maido(日記)

*台風21号、予報通り強烈でしたなぁ、家がコケるんちゃうかと思いましたで、いやホンマに!

4時に目を覚まし、朝のお勤めは不本意な出来なれど、今日は家に居てるから、その気になったら何時なりとできるわ、と深追いせず。
台風はどうしてるやろ?と見ると、襲来は少し早うなりそう、進路は僅か西に寄ったけど、略直撃で悪い事に大阪は風雨が強い右側ですわ。

12時の推定位置は徳島県の美波町沖で”非常に強い”というんで、敬意を表して雨戸を閉めようかと思いましてね。
母が最晩年になった頃は何かというと雨戸を閉めて、夏なんぞは閉めたら開け、開けたらいつの間にか閉めで閉口したもんですわ。

母が逝ってから10年以上経ってるけど、その間に雨戸を閉めた記憶が無い、はたして使い物になるんかいな?と閉めてみましてん。
母屋南北の雨戸は、ガタピシいいながらも閉まりまして、雨戸の隙間から怖いもの見たさに覗いてた、子供の頃のジェーン台風を思い出したね。

しかし夜の暗さと違い、雨戸を閉めた時の暗さは、陰気で何ぞ怖いモノが潜んでそう、潜んでるだけならエエけど出て来たら厭でっせ。
そもそも私は暗いとか狭いとかいうのが至って嫌い、雨風が強うなってから締め直す事にして、またガタピシいわせながら全開にしました。

内玄関傍のトイレの小窓が、風でガタガタ鳴るのもこの際や、と小さな楔を噛ませてると、外でガサガサいうので見るとイタチでした。
カミさんも、洗面してると何やら物音がするので窓から覗いたら、イタチがすぐ前の手水鉢の中に入って水浴びしてたんやて。
イタチが居てるというのは、我家が台風に耐えられそう、という辻占か?、何なりと頼りとうなるとは弱気やなぁ・・・。

8時5分過ぎに歯科から「阪急宝塚線が運休になるとスタッフの帰宅に問題があるから今日は休診します、」と院長直々に連絡が来ましたわ。
私と国循の同窓生で、今は名誉院長の父君やったら「患者さんが来院されるのに危険やから、」と昨日の内に休診を決めてたやろね。

こんなんでホンマに台風来るんかいな?と台風情報を見ると四国に上陸寸前、途端に雨より風先行で雲行きが怪しゅうなりましたわ。
それ以後は家は揺れるは、何やら物が飛んで行ったり来たり、ドキドキハラハラ二階の窓からカミさんと外を眺めてると停電。
ほどなく復旧したかと思うと、遠くでボンッと小さな爆発音が聞こえると同時に停電、間をおいて6回ボンッという音が聞こえましたね。

強風で赤松が恐ろしいほど揺れ、横の屋根に当たり樋をひしゃげ、カラーベストを割ってるけど、見てるしかないのが情けない。
枝の詰め方が少なすぎたなぁ、次は思い切って詰めないかん、東塀際の黒松は春にバッサリと枝を落としたのが効いてあまり揺れてない。

停電前にPCで確認した台風の位置は、少し西にズレてはいたけどほぼ真上、我が家は中心の間近で東側という最悪の位置ですわ。
やっと静まったので、ざっと家の内外を見回た所、大きな破損は無し、裏の塀が傾いてるけど、是は裏のお宅と明日話をしたらよかろう。

表の道の飛来物を片付けながら、お向かいのご夫婦と話してたら、ご主人は早くもどこまで停電してるか一回りして来はったそうな。
停電は中々復旧しそうにないので明るいうちに、と縁側に小机を持ち出して夕食を済ませ、夕涼みがてらお散歩にでました。

歩いてると、其処此処で立ち話をしてる人が「どの辺まで停電してるんでしょうね?」と気さくに声を掛けてくれはるんですわ。
非日常的な環境では、普段の仕切りが何となく取れて、仲間意識が生まれるんやろか?

ぐるっと一町回りして古墳西側の自治会掲示板は無事かいな?と見に行くと、無事も何も、影形が有りませんでした。
何処かのお宅に飛んで行って、物を壊したりしてへんやろなぁ、というてたら、近くのお宅のガレージ前に残骸を纏めてくれてはりました。
「お礼を言うとこ、」とカミさんが玄関チャイムを押しても音無し、そうや停電や、と「こんばんは!」と声を掛けるも反応無し、明日やね。

停電でこそ出来る事といえば何やろ?と帰宅してお話した結果「早寝!」と意見が一致しトットと就寝しました。



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