2015/04/11

昨宵は一寸油断してると、麻酔で感覚の無くなってる唇左隅から涎がタラ～リ、我ながら厭になりますなぁ。
起きてても何にも良い事は起きそうにないから寝てしもたら、寝足りて3時半に目が覚めてしまいましたわ。
早起きしたけど、歯と一緒にヤル気が抜けてしもて何もする気にならず、へタレ気分もエエとこですなぁ。

左下奥までの義歯を支えてた歯を抜かれ、右側でしか物を噛まれへ、食い意地命の私にとっては是は応えまっせ。
普段の4・5倍の時間を掛けて朝飯を摂ったんですが、つい左で噛んだら、歯が無いもんやから階段を踏み外した感じでね。
いやはや、是は慣れるまで大変、その上、私の好きなトンガラシ等の刺激物は勿論アカン、是がメゲずに居られようか。

思えば、歯がガタガタになったのは、1984年6月1日から7月30日まで肝炎で入院して以来ですわ。
入院した途端に2日余り意識不明、当時は劇症化したら救命率20%やったそうで、寿命があったらしくしぶとく生還。
カーテンを引いた薄暗い病室で、上を向いたまま身動きもならず、2週間絶対安静面会謝絶、40度近い熱が続いてヘロヘロ。
肝臓に負担が掛かるからと解熱剤は使えず保冷材で冷すだけ、勿論歯磨きなどできず、その間に歯が浮いてしもてね。

その歯を更に痛めつけたのが2006年5月17日～6月4日の心筋梗塞での入院。(HPにアップした記事を何れ再録予定です。)
肝炎の時より命が危うかったらしいけど又もや生還、ただし歯は末期的状況に、ま、生きてるだけで上等、贅沢はいえん。
近所の歯医者が何とか長持ちさせようと、頑張ってくれてるお陰で総崩れにならずに済んでますがね。

そんなことで今日は家から出ず、昔の本が経年劣化で崩壊寸前なのを少しでも保たそうと、カバーを掛けたりしてました。
ハードカバーの新品を買ったのはほとんど無く、主に文庫本や新書版のしかも古本なんで、製本が元々頼り無いんですわ。
ありがたい事に脳味噌が部分的にリセットされたらしく、昔読んだ筈の本も初めて読むように楽しめるんですわ。

時々選挙の自動車が通り、そういえば改憲やとか集団自衛権やとか、最近どうも危うい方向へ向き掛けてますやんか。
物心付いてなかったとはいえ、大阪大空襲で焼き殺されかけた戦争経験を持つ世代としては気に入らん。
せめて戦争反対の意思表示に、憲法前文と天皇陛下の答辞全文（2015年4月8日、於・パラオでの晩餐会）を掲載しました。

天皇陛下の平和への想いを、現政権は無視するどころか、全く逆らう方向へ舵を切っているように思えてねぇ。
70年間攻めず攻められず、平和を保って来た事の素晴らしさ有難さを、改めて噛締めたいですなぁ。

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