maidoの”やたけた”(ブログ版)

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地震対策の妄言-7 

2015-01-17 08:19:32 | 支離滅裂-迷想迷夢-地震対策の妄言

日本浮上なるか?
<お断り>
例によりまして、記事の内容は特定の団体や個人とは全く関係ございません。
たまたま同名団体や個人が実在しておりましても、全くの偶然です。
アレレ?と思い当たられる方があってもそれは思い過ごし、決して貴方がモデルでは有りません。
まさかとは思うけれど、どんな勘違いをされるやも知れんのでお断りして置きます。
あくまでも虚構、フィクションでございます。
</お断り>


2005年2月20日米安保協議委員会が、台灣海峡を共通の戦略目標に設定したいうても、前年の11月に中国の原潜が日本領海侵犯したんを、日本がヤイノヤイノいうたからやないか。
抗日戦でのフライングタイガーや援蒋の協力がどうこうてかいな。
それは国民党政府への援助で台灣の知ったことやおまへんで。
その国民党政府が国共内戦で負けて逃げ込んで来た台灣で、内省(本省)人を山ほど虐殺したのを知らんのかい?

あの頃、国民党政府は連合国の一員でも、我々台灣人は大日本帝国の国民で、国民党政府やアメリカの敵やったんやで。
我同胞を勝者の驕り、報復目的としか思えん名分の立たん戦犯裁判で、B,C級戦犯として刑に処したのを忘れたか?
今ごろになって都合のエエ事言うたとて聞く耳もたん。
台灣人を舐めたらあかんで忘八蛋!
「降るアメリカに袖は濡らさじ」とキッパリお断り。

そうや、あの連中は終戦まで60年間も日本人やったんや、うっかり忘れてたがな。
こうなれば対抗上ハワイを何とか出来んもんか?
地質調査の結果火山島で土に根性がないから駄目と出た。

下手に突っついてキラウエアが怒ったら、群島全体が消し飛ぶ危険も有る。
そうなったら火山灰の粉塵が地球を被い、少々早いが氷河期が再来。
地球温暖化の心配はなくなるけれど、まごまごしたら人類滅亡、喜ぶのは白熊とペンギンだけ。

この間、世界の国々が黙って手をこまねいてたわけやない。

中共は当然負けん気を出した。
台灣みたいな南蛮百越と反革命分子の子孫の巣食う化外の地に、世界初の栄光を持って行かれたとあっては、全中華世界の盟主としての沽券に関わる。
中華の正当を継いでいるとか、盟主やとかは自分で勝手に思てるだけやねんけどね。

しかしながら香港島では小さすぎてインパクトに欠ける。
それに全島花崗岩で工事が難しい上に、周りに島が有りすぎて身動きが取れん。
おまけに、ぼつぼつ一国二制度の正体がばれてきて、進歩的港人の不満が溜まっているしなぁ、
やっとイギリスから召し上げたのに、反革命分子に勿怪の幸いと乗っ取られて、島を乗り逃げされでもしたら一大事。

そうや!海南島がエエ、あれを浮かせて少々南へ移動させ、パラセル諸島(Paracel Is.=ホアンサ諸島、西沙諸島)とスプラトリー諸島(Spratly Is.=チュオンサ諸島、南沙諸島)の中間に持って行ったらエエがな。
そうすりゃ、フィリピン、ベトナム、台灣、マレーシァ、ブルネイも領有権の主張を諦めるやろ。

少々出遅れたが、最近タガが緩んだ国内を纏めるにはかってない大イベント。
失業対策にもなるし、海底資源は確保できる、一石二鳥どころか鴨の群れをガッサリ一網打尽のいい事尽くし。

秘密裏に海南島を浮体化すべく工事を進め、偉大な人民の革命への熱意を修正主義者や帝国主義者共に見せ付けて、アッ!と言わせてやろうと、大失敗をこいた「大躍進」「文化大革命」以来の熱の入れよう。
見事革命精神で台灣より一足先に完工に漕ぎ着けた。
ケバケバの式典を準備して、東方紅、義勇軍行進曲も高らかに切り離しを行なったが、あれよあれよ、と言う内にあえなく沈没。

党主席以下、偉いさんが揃って時ならぬ水泳大会。
この時の写真を知らん顔して「ほらね、我等が指導者の皆さんはこんなに元気!」とキャプションつけて人民日報の第一面に載せたあたりは、さすが転んでもタダは起きん不屈の精神ですなぁ。
しかし、指導者の健康不安が噂になると、必ず泳いでる写真が発表されて、やがて亡くなったという報道がされる、てぇのはなんですかねぇ。

沈没の原因を調査すると、「何が何でも台灣より早く」と急かしすぎたために、下請け孫請けが手抜き工事をしよったんですなぁ。
おまけに担当者はこの時とばかり予算をちょろまかして山分け、加えてずさんな調査に粗悪な資材と条件が揃えば、いかに雷峰に学んだ革命精神で奮闘しようが、これはもぉ沈没せんとしょうが無い。
海口、三亜は五星紅旗とともに波の下、黎母嶺の天辺がかろうじて岩のように海面に頭を出しているだけと言うていたらく。

さりとて「あれは岩やないか!」と沖の鳥島の仇を海南島で討つほど我日本の程度は悪うないよ。
「残念でしたねぇ、お気の毒ですなぁ・・・」と礼儀を弁えた先進国は、人の不幸につけこまない事を示したのはさすが。
「口先では見舞いを言うてるが、目元が笑うてるやないか!」等と言う難癖言い掛かりには知らん顔。
下手な受け答えをすると言葉尻をガシッと捉まえられて、牽強付会はお家芸、失敗の責任を押し付けられて反日教育のネタにされるやも知れん。

天涯海角、中国最南端が沈んでは、西沙、南沙諸島領有権の主張にもちと具合が悪い。
責任者は即処刑、下っ端連中は青海省へ左遷され、牧用犬がわりの重労働。

シンガポールはさすがに成功したものの、周辺の海が浅いので航行の自由を確保すべく、島の底を削ったのが裏目にでて高重心(top heavy)。
島の真中に設置したジャイロも効を奏さず、安定が悪い上に島が小さいから揺れる揺れる。
おかしいなぁ、電脳を駆使して設計したんやけどなぁ?
それで済んだら某三菱のクレーム騒動は起きてない。

スーパー、コンビニの牛乳がアッと言う間にバターと脱脂乳に分離する始末。
航空機の離発着もままならず、国民全員猛烈な船酔い。
喫水を深くすれば海底につかえる、アウトリッガーを取り付けようにも、周りに島が在り過ぎの、海峡は狭い、海賊は出る、涙を呑んで再び固定。

カリブ海ではキューバが成功したかに見えたが、猛烈なハリケーンが発生。
沈没は免れたものの転覆して裏返し。
サメやバラクーダは餌が有りすぎの食い過ぎで、肥満、成人病が続出。
裏返しのままでユカタン半島に流れ着き、メキシコは労せずして国土が増えて大儲け。

その間も日本では、台灣の成功で検証された貴重なデーターを元に、着々とプロジェクトが進み、残る大問題は最初の動き出し。
一旦動けば微調整は船でも良いが、台灣と違い、船で引っ張るてなことでは到底動く筈もない。

脊梁山脈に強い北西季節風を受ける季節を狙って出発することとなった。
置いてゆく島々にぶつからぬように微妙な操船で出航せにゃならぬ。
航行速度が遅いから、相当低速でも効く舵となると度外れた面積が要る。
急遽、上下甑島を舵代わりに使用することとなった。
これぞまさしく帆船日本丸。

騎虎の勢いで突っ走る飢虎の如く、話を続けておりますが、さてどうなって行くんでしょうなぁ?
一見無責任に見えますが、ほんまに無責任ですねん。

こういうお話は論理の一貫性、起承転結とか、誤字脱字誤変換や重複がないか、文体がどうとか考えず、手当たり次第に砂利を掴んで投げるように、勢いに任せて前のめりにトットットと書くのがエエようですなぁ。
見直すのは最終回が済んでからにせんと、下手に落ち着いて読み直すと、自分でもアホらしなって、話が止まってしまうんですわ。

2005/02/2
地震対策の妄言-6  一帆風順  ⇔ 地震対策の妄言-8  新しい国歌と国旗



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