引きこもり時々出もどり

埼玉県から長野県に移ったにも関わらず、転職せずに在宅勤務SOHOで仕事している土木設計者の日々。

2002.09.20:ゴメラ島探検

2005年09月20日 | カナリア諸島
行程:ガラホナイ国立公園⇒島内反時計回り

ガラホナイ国立公園
 ゴメラ島2日目はガラホナイ国立公園のハイキングでした。ガラホナイ山1487mを中心とした約4000haの公園です。
ホテルからバスでぐんぐん上っていきます。昨日のメモでもあったように平地では、乾燥した気候なのですが高度を増すと湿潤になります。海からの貿易風と大陸からの風の影響のようです。カナリア諸島の気候は、特徴があるので、もう少し調べてここでまた書きたいと思います。
 ここは、世界自然遺産に登録されています。国立公園が近づくと、乾燥している周辺がうそのように鬱蒼とした森が広がります。この森は、月桂樹の仲間を中心とした群落になっているそうです。私たちが行ったときもサンセバスチャンの町は、断水が1日のうち殆どが断水していると言っていましたのでこのギャップに驚いてしまいます。
garajonay
ガラホナイ国立公園

国立公園なので、日本同様(逆かな)ビジターセンターに立寄ると、国立公園の概要、島の自然、暮らし等の情報を得ることが出来ます。

ガラホナイの名前の由来は、以下のような感じです。(コンダクターの旅メモより引用)
ガラとホナイのお話
 昔、テネリフェ島にホナイという王子がおり、ずっとゴメラ島にいくことを夢見ていた。ある日、ヤギの胃袋を浮き輪にして半日かけて泳いで海を渡り、何とかゴメラ島に到着したが、ホナイは疲れ果てていた。
 そこでゴメラ等の娘ガラが介抱して元気になった。そして二人は恋に落ちたが、周囲は大反対。駆け落ちを決意した二人は村から離れて愛の逃避行に出るが、行き着くところまで行き、山の上から二人は逃げることが出来なくなった。
 そして二人は心中を決意し、一本の木でガラの背中から心臓を刺し、次にホナイの心臓から背中を貫通させて、二人は、十字架のように重なり合って、亡くなった。


テイデ山はゴメラのものだそうな
 スペイン最高峰のテイデ山は、ゴメラの人はテイデ山はゴメラのものだというそうな。これは、ゴメラ島からテイデ山が非常によく見えるのだ。たしかにテネリフェからも良く見えるのだが、こちらからだとちょっと離れているので、非常にきれいな形の山影が確認できる。ちょうど私達が行った時は、月がきれいで、月が海に映り、山が映り、非常にきれいでした。
teide
ゴメラ島から見たテイデ山

椰子の木
 ゴメラ島では、椰子の木があちこちに植えられています。ガイドさんの話では、各戸に植えるように指導されているそうです。この椰子の木から、あまーいあまーいシロップが取れ、特産品になっているそうです。椰子の実ではなく、椰子の樹液で出来ているそうです。
palmera
島の西部のセルカード村の入口

gran_rey
VALLE GRAN REY(王の谷)といわれる 侵食された谷 
こうなると、円形の島でも周回道路は出来そうもない・・・。





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