3年遅れくらいで、元旦から首都高が距離別料金に移行しますね。これまで埼玉・東京・神奈川の区間が別々でしたのが、一本化された料金体系になります。埼玉線と東京線を乗り継ぐ利用が多い私には、ちょっとお安くなる感じです。
でもその反面、混んでいる大宮界隈をパスしたいために使っていた、浦和北→さいたま見沼がいままでの倍の600円になってしまうなど、元々のエリア内利用にはかなり高くなる感じです。チョイ乗りがしにくくなりそうです。
首都高速として全体のメリットは何があるのでしょうかね。料金収入・システムの管理・各区間またぎの本線料金所の省略などでしょうか?
そういえば、首都高の検討業務で出入りしていたのが約5年前で、その後くらいからいろいろ準備や検討がされていました。料金支払いシステムとして、ETCの代替システムとして首都高Xなるものが検討されていましたが、結局使われ内容で幻に終わってしまったのでしょうか?
ホームページにはまだまだ掲載されていました。 http://www.shutoko.jp/company/press/h19/071022-1/index.html
非ETC車は、上限の料金900円を支払い、集約料金所のたびにレシートについたQRコードを提示するようですね。
こういった、高度交通システム(ITS)というのは、電機やソフトウェアメーカーによる開発や設置が大きいです。我々のような道路や交通に関する計画や設計などしている分野でありながら、ほぼ太刀打ちできず・・・。非常に歯がゆいですね。こういったシステムとかあればいいなぁという構想まではOKだとしても、なかなかそこから先は・・・。とてもそういったレベルの仕事をしているわけではないのですが、この先の自分についても考えてしまいますね。