9月30日朝から埼玉県内は雨でした。日帰りならば雨天順延でしたが、もしかしたら現地は曇りか?なんて期待をして出発しました。
沼田からR120ロマンチック街道を抜け、片品村へ。マイカー規制の時期なので、尾瀬戸倉の駐車場を目指します。9時前に駐車場に到着。思ったほど混んでなくてほっとしました。ここからは、車をおりて、鳩待峠までは公共交通機関を利用です。バスの時間まで結構あるなーと思いましたが、同じ料金で乗り合いタクシーにのれ、すぐ出発でした。鳩待峠には10時前に到着。天気は雨模様に変わってきました。
ここから、公共交通機関に乗り換えです。
レインスーツにザックカバーの雨仕様に着替え、いざ湿原の入口である山ノ鼻へ出発しました。鳩待峠の売店で、花豆ジェラートがあり、早速Mai-chinが目をつけ食べたいと言い出しましたが、明日元気に歩いて帰った来れたら…と約束をして出発です。
そういえば、今年の8月30日より、尾瀬は尾瀬国立公園に独立しました。
生まれたて 尾瀬国立公園
雨はしとしと降り続き、なんとなく下を見ながらの行程です。
歩き始めてしばらく。意外にもFOMA圏内です。
下を見ながらなので、木道に東電の焼き印が押してあるのに気づきました。進行方向右側に焼き印が必ずあります。
また、木道も同じ材木を二つに割り置いてあるので、木目がシンメトリーになっているのが面白いです。尾瀬エリアは、いろいろな場所に”東京電力”と書いてあります。どうやら、尾瀬の土地は東京電力が殆ど所有しており、施設等の整備を行っているそうです。
子供の歩く速度が基本になるので、後から来る人に道を譲ったり、少し歩いて休憩したりと、人が多くない時期で良かったと思いました。多客時ならこんなゆっくり歩くことは出来ないでしょう。4歳くらいの子供をつれた親子連れはそんなに多くなく、沢山の人がMai-chinに声かけてくれてました。たぶんあんなに挨拶をしたのは初めてだと思います。
普通の大人の1.5倍程度の所要時間をかけて、川上川にさしかかると、もうすぐ山ノ鼻です。
川上川を渡ったところ。もうすぐ山ノ鼻
ビジターセンターまでようやくたどり着きました。がんばって4歳児も歩けました!。
ビジターセンターでいろいろ見学をした後、12時頃になったので、小屋の中でお昼を食べました。雨なので、混んでましたが、なんとか場所を見つけ座ることが出来ました。せっかくみんなの使う場所なのに、ゴミを持って帰らない人とかが居て、すこしがっかりでした。
さすがにMai-chinもつかれたようで、あまり歩きたくなさそうでしたが、予約していた至仏山荘に入るにはまだ早いので、研究見本園をぐるっとしました。今まで、山中の木道でしたが、ここは、湿原の西側に位置するところで、”尾瀬に来たっ”という感じがしました。
尾瀬って感じでしょ。Mai-chinはレインコート替えました。
研究見本園をぐるっと1時間くらいで1周したら、至仏山の雲が切れ、頂が見えるようになりました。
雨模様でしたが、雲が切れました。
午後2時頃に、山ノ鼻に戻り、至仏山荘に入りました。
峠から約5kmの道のりです。大人には物足りない距離でしたが、Mai-chinは全行程自分の足で歩いたので、よく頑張ったものだと思います。