ココから全てが始まった１ 【過去日記】

知り合ったのは３年以上前。ダーリンとは最初、とても仲が悪かったの。
お互い人見知りっていうか。
ダーリンはメンクイだから、『なんだよこのブス。なんで俺らと一緒にいんの？』って思ってたに違いない。
ユウとダーリンは友達。アタシはユウのメル友だったから一緒に遊んだ。
アタシのダーリンへのイメージは、彼女以外の女には興味がない人。
自分に興味がないと思ったらとても冷たい人ってカンジ。
最初は話すのもとても気を使って、できれば一緒に遊びたくないって思ってた。お互い様だけど。
１年くらい経って、少しは楽しく話せるようになったんだけど、ソコで一生忘れられないヒドイ仕打ちを受けた。まぁ今回は関係ないからスルー。
さらに何年か経って、アタシが一人暮らしをするようになってからメールをするようになった。
ダーリンはホントは女好きで下品でケンカ好き。若い頃はかなりやんちゃだった。
けど育ちがいいからやる時はやるのよね。

ダーリンとユウは平日も夜中までバンバン遊ぶ。アタシもたまに加わる。
一人暮らしをする前後、ダーリンはよく『まい～今度ヤろう。俺、インポで勃起しないから上に乗ってよ』なんてよく言ってきた。
もちろん冗談だと思ってたから「あ～いいよいいよ♪乗ってあげっから。３００円ね」『安っ！』みたいなノリだった。
今度は『今度まいのアパートに行くから』ってよく言われるようになった。
もちろん冗談だと思ってた。
次は『アパートに泊まりに行く』で、『ホントに行くから』その次は『今から行くから』
そしてホントに来た。
初めてダーリンと１対１で会った。
何しに来たの？いや、ホントは予測してた。
男が一人暮らしの女の家に来てお茶して帰るわけがない。
アタシは私服だった。
イイ時間になり、ダーリンはアタシにやたらとオフロをすすめる。めんどくさいからイイって言うと今度はしきりにパジャマに着替えるようにすすめる。
『俺、部屋から出てるから着替えなよ。もっと楽なカッコしたいでしょ？』って。
あからさまにおかしいこのセリフ。でもダーリンはホントに部屋からでてアタシはパジャマへ。
『じゃ、寝ようか』
「えっ。マジなの？」
『当たり前じゃん。俺マジで泊まりに行くって言ったでしょ？』
あ、あぁそうなんだ・・・そうですか・・・。みたいなカンジで。
ホントはね、アタシはダーリンのコトが気に入ってたの。
ユウの友達５人くらいと遊んでたりしても、ダーリンは一番顔もよかったし、ノリがけっこう好きだったから。

でもまさかこんなコトになるなんて。

続く