流動のイイ女

妻子もちと別れ⇒いじめで会社を退職⇒脱無職⇒上司と不倫関係⇒約3年の不倫にピリオド⇒復縁、妊娠⇒未婚の母に

『思い出したくない過去』 1  【過去日記】

2006-05-22 | 過去のできごと
忘れてしまいたいけど、忘れてしまうのがもったいないから書く。気が進まない・・・

ダーリンと二人きりの旅行。2日目。

目が覚めると真っ青な空が窓から見えた。カーテンを閉めないまま眠っちゃったみたいで。
しかもアタシはバスローブ着て寝てるし。素肌で寝てたかったよう。
今さらだけど、ベッドサイドのスイッチでカーテンを閉める。なんとなくやってみたかっただけだけど。笑 思ったより大きい音がしてカーテンが閉まったからダーリンが目覚めてしまった。
「あ、ゴメンねダーリン。寝てて」
そう言うとダーリン、アタシを抱き寄せてまた寝息を立て始める。
頬がダーリンの胸にあたって心地よかった。
しばらく転寝してダーリンの腕にヨダレがたれる頃、また目を覚ましたアタシハダーリンを起こしにかかった。
「ダーリン、朝だよ。起きなきゃ」
うーん、とかうん、とかひどく寝ぼけた声を出すだけで、目はバッチリつぶってるダーリン。
そりゃ疲れてるモンね。普段だったら午後まで寝てるのに。
ダーリンの横顔に見とれる。
鼻筋といい、睫毛といい、なんつーかこの人の横顔が好き。ずっと眺めてたかった。
こういう時に時間制限のあるホテルって不便だなって思う。チェックアウトは12時。
イタズラにダーリンの胸元に口付けをする。チュッチュッって何度も。
いっぱいキスしながら身体でダーリンの反応をうかがう。
興奮してるのか、単なる朝勃ちなのかわかんない。泣
でもせっかくだから・・・と愛撫を続行。
布団をかぶってどんどん唇を下の方へずらして・・・
おへそを舐めた。片手でトランクスをなでなで。
ダーリン、反応してピクッと動く。かわいい。
それでも起きようとしないから中に手をいれていったの。
しごいていると、どんどん大きくなっていくのが分かる。暖かいダーリン。
『ん~、まいぃ・・・ダメぇ』
眠そうにダーリンがつぶやく。でもやめないもんねw
かまわず続けてるとダーリン、自分からトランクスを下ろしてきて。
嬉しくなってパクッて咥えちゃった♪
口の中にダーリンを感じる。暖かい。
そのまま舌で転がしたり、ピチャピチャ音を立てて舐めたり。そのたび口の中でダーリンが反応するから楽しくて。
もっと奥まで一生懸命咥えてると、ダーリンが身体を曲げてアタシの顔を手で挟んで離しちゃった。
『まい、もうダメぇ』
猫みたいな顔をしてるダーリン。分からないだろうケド。
「やぁだぁ」なおも口の中に入れようとするアタシをやっぱり止めちゃって。
「ちぇーっ」すねてると、ダーリンが抱きしめてきた。
ぎゅっと力強く抱きしめられたのもつかの間、すぐに腕がゆるんだ。寝てるし。
ホントに疲れてるんだなー。アタシは諦めてベッドから出てリビングに行った。

顔も洗い、着替えを終えてダーリンを見ると、ダーリンも起きてベッドから半身を起こしてた。すごく眠そうな目をしてる。
「おはようダーリン。見て、結婚式やってる」
夜景を見てた窓から隣のホテルが見える。ホテル日航東京ね。そこで結婚式をやってて。
新郎新婦がフラワーシャワーを浴びてた。
ダーリンもいつか、こういうコトをするのかな・・・考えると切なくなった。
しばらくその光景を見てると、ダーリンが後ろから抱き着いてきて。
服の上から胸を触ってきた。もう片方の手はウエストをギュッと抱きしめてる。腰を抱かれるのに弱いんだよなーアタシ。気持ちいい。
するとダーリン、腰を抱いてた手を服の中に入れてきて。ブラのホックもはずしちゃって。
両手で素肌の胸を包み込むように触る。指先で敏感な部分を撫でられると、無意識に体が反応してきて。
それでもアタシは無言で耐えた。頑張った。
今度は片手をスカートの中に入れてきた。そのままショーツの上から指を這わしてくる。それでも耐えてフラワーシャワーを見てた。
段々とショーツの中に手が入って、割れ目に指を這わせてくる。ゆっくりと指を入れられた。
少しきついアタシの中。指は一本だろうけどキツく感じる。指を出し入れされると、自分が濡れてきてるのが分かった。
ショーツを下ろされ、スカートもたくし上げられた。
ギュッて身体を押し付けてきたかと思うと、ダーリンが入ってきた。
後ろからメリメリって感じで入ってくるダーリン。アタシは思わず窓に手をついて。
すごくゆっくり、だけど奥まで突いてくるダーリン。両手は再び素肌の胸をもてあそんでる。
朝からカーテン全開で、窓のはるか下では祝福を受けてる新郎新婦を見下ろしながら犯されてるアタシ。ふと滑稽に感じた。
視線を窓に移すとダーリンの左半身が見えた。トランクスを下ろして腰を振ってるダーリン。これも滑稽。
窓にはきっと顔も映ってるだろう。なんだか見てはいけないような、異様な気まずさを感じて、ダーリンに身を任せてゴマかした。
するとダーリン、腰を強く抱いてアタシを無理矢理方向転換させる。
繋がったままベッドルームに連れて行かれた。
ここで本腰を入れるのかっ?って思ったけど、ベッドの目の前まで来て結合が途切れちゃって。
「あーあ・・・」ダーリンから身を離した。
ダーリンはやっぱり、膝下までトランクスを下げた状態で。そのままこっちまで歩いてきたと思うと滑稽の極みよね。
あと、初めて明るい中でダーリンのを見た。思ったより赤かった。
中途半端なセックスだった。

アタシはリビングに戻りソファへ、ダーリンはベッドに腰掛ける。
「ダーリンもそろそろ着替えなよ」いつまでもモタモタしてるとチェックアウトになってしまう。
『うん。ちっと待って。いま彼女に電話するから』
「え?」
ベッドルームに行こうとするアタシを遮るかのように、ドアをバタンと閉じたダーリン。
二人きりの甘いムードは、一瞬にして現実に引き戻された。
アタシを目の前にしながら、彼女に電話をするダーリン。
ドアはところどころガラスでできているので中が見える。
薄っぺらいドア1枚を境界線に、アタシとダーリンはまったく別の世界にいる感じがした。
ドアの向こうのダーリンは口を動かしてなにやら話している。けれど声は聞こえない。
ドコかで見た覚えのある光景。
あの時アタシは車の中にいた。一人で。
あの時は車の窓ガラス越しにダーリンを見た。
9ヶ月前とまったく同じコトをしてるダーリン。
アタシをシャットアウトして電話してる。

誰としゃべってんの?
何を話してんの?
何のために電話してんの?
一緒にいるのは誰だか分かってる?
何をしに来たか分かってる?
どうして同じコトをするの?
アタシがどんな思いをしてるか分かってる?

いたたまれなくなって、踵を返した。
化粧ポーチを手にとって、玄関そばの鏡台に歩いていく。
化粧品をばらばらと取り出していく。
そうだよね。
やっぱりそうだよね。
誰とドコにいようが、何をしてようが。
あなたの大事な人だもんね。
連絡は毎日入れないとね。
アタシなんてその程度の女よね。
二人きりだと思ってたのに。
耐え切れなくなって壁を殴った。

ダーリンのバカ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿