前潟都窪の徒然草

折々の社会現象に対する所感、随筆、アフリエイト

東国三寺社へ初詣

2010-01-02 15:11:11 | 暮らしを楽しむ
元旦に成田山新勝寺、鹿島神宮、香取神宮をバスで駆け巡る日帰りの初詣をした。
Jr川崎駅西口前を8時に出発して
新勝寺→成田ビューホテル昼食→鹿島神宮→香取神宮→佐原市の東薫酒造の樽酒鏡開きとめぐり、
Jr川崎駅西口に19時30分に帰着した。
クラブツーリズムの主催するバスツアーに参加したのである。参加者は35名。

バスツアーによる元旦の初詣は昨年,日光東照宮ツアーに参加したのがはじめてであったが元旦の早い時間帯だったので道路は空いており快適な初詣を体験できた。これに味をしめて今年は未参詣の新勝寺も含まれている上に日帰りで鹿島神社、香取神社まで参詣できるのが魅力なのでこのツアーを選択した。残念なことに折角撮影した写真を操作の手違いですべて消去してしまった。

▼成田山新勝寺
 開基940年の歴史を持つ関東三大不動尊の一つ。平将門の乱を鎮圧後に新しく開基されたので新勝寺と命名された。初詣者数番付上位に毎年顔を出す名刹なので永年の経験から蓄積したノウハウを駆使して参詣客や車両に対する誘導体制と警備体制は見事である。

▼成田ビューホテル

▼鹿島神宮
 日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社。地震の守り神。

▼香取神宮
 日本全国に約500社ある香取神社の総本社。武神を祭る大社。著名運動選手がよくお参りする。

▼鹿島立ち(かしまだち)という言葉について
 意味:旅に出かけること。
 類:●旅立ち●出立 用例:菟玖波集-羇旅「これぞこの旅のはじめの鹿島立」 
★鹿島・香取の二神が、天孫降臨に先だち、鹿島を発(た)って国土を平定した故事によるとも、
また、防人(さきもり)や武士が旅立ちの際、鹿島の阿須波明神に祈りをささげたこと
に基づくともいう<国語大辞典(小)> 
用例の出典:菟玖波集(つくばしゅう) 最初の連歌撰集。書名は、連歌の起原とされる記紀の
「新治(にいばり)筑波を過ぎて…」の問答に因(ちな)む。20巻。
二条良基、救済(ぐさい)撰。
文和5年(1356)成立、延文2年(1357)勅撰集に准ぜられる。
古来の連歌二千余首を収集。

▼東薫酒造
文政8年(1825年)創業の佐原市の老舗醸造所。

★感想
・各寺社に共通していることは初詣の老若男女、善男善女の数が夥しく多いことである。
本堂や本殿へ至る参堂には恐怖を感じるほど多人数の行列ができており押すな押すなの大盛況ぶりであった。
この参詣者数の多さに辟易しながらも行列に並んでお賽銭を奉納した後、寺では合掌して般若心経を読経し、神社では二礼二拍一礼の誠を捧げ国家の繁栄、家内の多幸、我が身自身の健康を祈念した。
・往復のバスの車窓から観察していて日章旗を掲揚している建物が皆無と言っても過言とは言えないほどの少なさは驚きであった。初詣の多さに比べこの現象をどのように理解すればいいのだろうか。
祝日とは俗に旗日とも言われる。元旦は祝日法に祝日と明記されている。国旗掲揚に反対する日教組の亡国の思想が浸透して日本の良風美俗を破壊してしまったということなのか。