MAD DRUMS LAB. マッド ドラム ラボ

ドラム暦数十年の経験と豊富な指導実績で設立した 伝統をふまえつつ先進のドラムスクール

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お詫び

2009-10-30 20:27:57 | Weblog
昨夜からMAD DRUMS LAB.(www.mad-drums.com)のホームページが見れなくなっています。
レンタル・サーバーがダウンして復旧作業中とのこと。

ピーター・アースキンの動画も見れませんが、しばらく御勘弁下さい


ピーター・アースキン

2009-10-30 01:41:13 | Weblog
先日HPにアップしたピーター・アースキンについて

Peter Erskine (1954~)
ニュージャージー州ソマーズ・ポイント出身。
奥様はMutsukoさん(日本人)
4歳でドラムを始め、5歳で初めてついた先生がスタン・ケントンの1週間のサマー・キャンプ
に行く事を両親に勧めてくれた。当時6、7歳。ドラムの先生はルイス・ヘイズ(優れたビパップのドラマー)
その時ジョー・ザヴィヌルにも会った。その頃のお気に入りはアート・ブレイキーだった。
毎年参加しアラン・ドーソンに会いキャンプとは別に習うようになる。
アランに教わった一番大きな事はドラマーとして「音楽的」である事をわすれないように、ということ。
11歳でインディアナ大学のジョージ・ゲイバー教授からレッスンを受ける。
インディアナ大学でパーカッションを専攻。在学中18歳の時スタン・ケントン・オーケストラに加入。
その後メイナード・ファーガソン・オーケストラに参加。
78~82年にウェザー・リポートに参加。
そしてジャコ・パストリアスのワード・オブ・マウス、ステップス・アヘッド、ベース・ディザイアーズ
(2番めの動画)
への参加などジャズからフュージョンまで幅広く活動した。
92年以降自己のリーダーアルバムをECMから発表してピアノ・トリオ・サウンドを追求してきた。
93、94年にはスティーリー・ダンのツアーにも参加。
また後進育成にも積極的で88年に最初の103ページにも及ぶ教則本を発刊、各地でクリニック
を行っている。
作曲、プロデュースも手がける。

ピーター・アースキンといえば何と言ってもジャコ・パストリアス(b)と組んだウェザー・リポートの
鉄壁のリズム・セクションが今でも蘇る。中央に配置した動画は下に書いた私の体験したライブと同じ78年のもの。

さらに彼はやはりジャズ・フィールドの人。ストレート・アヘッド・ジャズのプレイは音も美しく
素晴らしい。

HPの私のプロフィールのところにErskine の名前を挙げているが、これは彼が初めてウェザー・
リポートに加入して78年大阪に来た時、演奏終了後フェスティバル・ホールの楽屋を訪ねたら
ホテルの部屋まで招いてくれて話をし、その後ジャコ(上半身裸のまま)、ザヴィヌル、
ショーターとも同席でバーに連れて行ってくれたのだ。

以下彼の過去のインタビューから抜粋してみた。

『テクニックについて』
テクニックはヴォキャブラリーなんだよ。ヴォキャブラリーが増えればそれだけ表現が豊か
になる。だがそれだけではだめだ。単語をたくさん知っているだけでは話をしたり、詩を
作ったりすることはできない。若いドラマーはみんなテクニック・モンスターを目指している。
その結果どういうドラマーができるかというと、2小節のフィルインがあるとすると前後の
音楽性に関係なく自分の手癖とかテクニックを披露するだけになってしまう。(88年)

確かにテクニックは必要ではあるが、それだけで音楽を創り出せるものではない。
より多くの音楽を聴いてその中から自分が感じたものをいかにドラムセットで
表現するかが本当の意味でのテクニックであると思う。
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◯彼はテクニックや練習を軽視しているのではない、それが証拠に彼の教則本は圧倒的な
ボリュームだ。バンドの中にいて音楽的にこういう音が出したいということを瞬時に実現
できる(唄える)ためにはたゆまぬ鍛錬が必要だと思う。

『集中して周りの音を聴く』
80年代後半ECMのレコーディングでプロデューサーのマンフレート・アイヒャー
が「よーく耳を澄ますんだ」と言った。これはどう演奏したらいいのかと迷ったり
せずにひたすら音楽を聴けということ。そうすればどうすればいいかは自ずと見えて来る
わけさ。ウェザー・リポートの頃もどうすればジョー(ザヴィヌル)が気に入るかなんて
考え出した頃、ジャコから「考えすぎちゃだめだ。集中するんだ」と言われた。
集中して音楽が聴こえるようにするにはまずきちんと目を開いて周りに気を配り
背筋をきちんと伸ばして演奏するのが大切だと知った。姿勢を正しくすると
呼吸も正しくなるし周りの状況に対する肉体の反応も良くなって楽に演奏ができるように
なる。こういった規律というのは皮肉なことにとても大きな自由を与えてくれるものだ。(96年)
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◯私も以前は特にジャズをやるときよく目を閉じる傾向があったが集中しているつもりが
かえって自己陶酔に陥りがちになる。目を開いてリラックスすることは非常に大事だと思う。

『理想のドラミングは「俳句」』
音を増やすことよりも減らすことによる音楽づくりのプロセスさ。
ジャック・ディジョネットやポール・モチアンには真似できるようなlick(決まりワザ、
得意フレーズ)がない。そこでフレーズの終わりを毎回異なるストロークで閉じてみる
といった努力を始めてみた。すると常に発見と興奮の伴ったものに感じられて来た。
Don't play what you do know. Do play what you don't know.
(やったことではなく、自分のやってないことをやれ)
ジョー・ザヴィヌルも Always compose when you play(プレイする時はいつも作曲しろ)
と言っていた。すでに身についているフレーズなどは使わずに常にクリエイティヴに
プレイしろということだ。
音符と音符の間のスペースこそがリズムを性格づけるものなんじゃないか。(91年)

いつも誰かがパルスをキープしているわけでなく、それぞれがパルスを感じながら
インタープレイを展開していく、そのための究極的な考え方は「自我を放棄する」
といくことだ。「自分のやっていることが重要だ」という考えを捨てて、ただひたすら
音楽を受け入れる。

ドラマーの理想像は口ずさんでもらえるドラムソロができるようになること。
ドラマーは時としてクライマックスを表現したり聴衆にウケたりするためにあまりにも
多くの音を叩き出してしまう。本当に深みのある演奏はみんなから口ずさんでもらえる
ようなものなんだ。(93年)

僕の理想のドラミングは「俳句」のようなものなんだ。余計なものを極限まで剥ぎ取った
表現、ある枠組みの中でとても自由に表現している。いい作品では詩のような内容を
きわめて簡素な方法で表現している。全く何の制約もないところで、繰り返し聴いても
飽きのこない演奏のできる人は滅多にいない。僕のヒーローであるポール・モチアンは
その数少ない一人だね。(99年)
 ※この年の映像が4番めの動画。カルテットでの演奏。
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◯かなり高レベルの話だがジャズ系の音楽を志す人には参考になるはず。
特に日本人には音の洪水のような表現より「俳句」的表現の方が体質に合っているよう
にも思う。


最後の動画は2002年トリオでもの。

教則ビデオ
89年Everything Is Timekeeping
90年Timekeeping2
2005年Drumset Essentials Complete
教育用著書
88年Drum Concepts and Techniques
98年The Drum Perspective
2002~03年Drumset Essentials Vo.1~3(w/CD)
2004年The Erskine Method(w/2DVD)
2005年Time Awareness For All Musicians

ほとんどの教則本は今は日本版が出ている。翻訳にやや難はあるが十分役にたつ。
おすすめはThe Erskine Method。以前に出したDrumset Essentials3刊を集約し、
さらにDVDが2枚(Drumset Essentials Complete)ついている。HPの最初の動画はこの抜粋。
日本版で122ページの大作だ。やや高価だがその価値はある。

なお2005年長年付き合っていたヤマハからDWへ楽器を変更している。

池造りプロジェクト#4:一年後のヴァージョンアップ(2)

2009-10-14 00:05:10 | Weblog
さていよいよ水生植物とお魚の出番です。

1.水生植物入手
「水生植物」といってもほとんど知識がなく、近隣のホームセンターに行っても
見当たりません。ネットで色々探して少し分かってきました。
水生植物には住み分けがあって、湿地性、抽水性、浮葉性、浮遊性、沈水性に
分かれます。

今回はこの中から湿地性のミニシペラス、抽水性のナガバオモダカ

浮遊性のアマゾンフロッグビット,オオサンショウモ

沈水性のカモンバ、アナカリス

を選び、アナカリス以外はすべてネットで購入しました。
カモンバやアナカリスは名前は知らなくても金魚の水槽によく見かけますね。

 参考:水生植物専門店(杜若園芸)

2.水生植物他レイアウト
 ミニシベラスは例の電気配管が通っていて深く掘れず段差で残した所に置きました。
水生植物用の籠が見つからなかったので球根用の黒い籠に砂利を入れポットのまま設置。
湿地性なので水面がちょうど株元位に高さをレンガでかさ上げして調節しました。


 ナガバオモダカは元々浅瀬として造った所にとりあえず普通の鉢にやはり砂利を
入れて設置。抽水性なので株元がしっかり浸かるようにしました。
大きくなれば場所を考えようと思います。


 浮き草は水面に浮かべるだけ。左がオオサンショウモ、右がアマゾンフロッグビット。
間にカモンバが見えますが、沈水性のはたいてい鉛のおもりがついているので沈めて
少し砂利に突っ込んでやります。


 水生植物ではないですが、濾過漕として使った鉢の中にヒメツルニチニチソウと思われる
ものを設置しました。
この手のツルがタラ~となるのを探していたんですが、先日やっと見つけました。タグがなく
店員さんはヒメツルキキョウと言っていましたが、俗称のようです。上手く育てばツルに
ボリュームが出て鉢の所には花も咲くはずです。右参考写真のように…
花の色は淡青、紫、白とあるようですが、咲いてみないとわかりません。
  
 濾過漕の中も掃除してフィルターは取替え、新たに活性炭も入れました。

というわけでこんな感じになりました。


3.お魚
 といっても当初から想定していたのはごく普通の金魚とメダカです。
先日の大型台風でも水が濁らなかったのでお魚にもやさしいと思います。
どちらもホームセンターのペットショップで買いました。小さな水槽に大量に押し込められて
いました。

金魚は小赤という和金の若いのですね。金魚すくいでよく見るやつです。これを5匹。


メダカはヒメダカ。いわゆる日本メダカ(クロメダカ)の改良品種。これを10匹。

こいつらは当初このように群れをなして高速で泳ぎまくってました。


金魚4匹がかろうじて確認できます。レンガの間は休憩場所になっています。

ヴァージョンアップ完成です

今後は流木(買うと結構高価です)とか照明、周辺の植物、水生植物の追加など
ボチボチやっていきたいと思います。

池造りプロジェクト#3:一年後のヴァージョンアップ(1)

2009-10-12 01:48:55 | Weblog
一年経った池の様子です。
この間次のようにいろいろ問題点も出て来ました

1)縁から垂らした緑化テープがほとんど劣化、破断した。
2)周囲に盛り土をしているので雨の度に土が池の中に流れ込み、濁って
 ポンプも詰まり気味になる。
3)排水溝に土が入り上手く機能しない。
4)真夏は日照時間が長くすぐに藻が発生する。
5)ポンプの性能が弱った時などボウフラが発生する。

※4)については池用除藻剤なるものがあってこれでほぼ解決
  さらに温度上昇を抑えるにはヨシズを置くとか睡蓮などの植物で
  水面の面積を少なくするのが有効なようだ。
※5)については池用除藻剤とポンプのこまめなメンテナンスで解決
  しているが、さらにメダカ等を入れればボウフラを食べてくれる
  ようだ。

そこでヴァージョンアップをはかりいよいよ?お魚とか水生植物を入れよう
と思います。

1.石集め

池の周囲の盛り土を除去して、いままでマバラに置いていた石をモルタルで
しっかり固定します。
というわけで庭中から(あるいは土中から)石を集めて来ました。結構
あって助かりました。

2.仮置き
盛り土と緑化テープを取り除き、集めた石を周囲に置いてみました。

3.コンクリート・モルタル施工
道具を揃えて自宅では初めての左官作業です。
まず周囲にコンクリートを盛りその上にレイアウト通り石を押し付けるように
置いていきます。
さらにすき間などをモルタルで仕上げました。

4.排水溝

オーバーフロー用の排水溝も防水シートを除去し、モルタルで勾配をつけて
溝を作り塩ビ管まで繋げました。

5.砂利
いままでは底に玉砂利を敷いていましたが(といっても泥でほとんど見えなくなってました)
今回はより自然な風合いの川砂利を敷きました。

6.Before After

左は冒頭の写真。右が施工後。池の輪郭がよりハッキリしました。


一年前と今

色々経験し、またその後他のサイトとかも研究して防水シートを使う方法は
側面の黒いシートをいかに自然に見せるかが課題のようです。
今回はNHKの番組の方法で当初緑化テープを使いましたが、それが時間と共に
劣化してほとんど一年経たずになくなってしまったのでそのままです。
(時間が経って土で汚れているので多少はカムフラージュされてます)
大抵は壁面をスロープか階段状にして石を何重かに設置することで解決している
ようですが、うちのはほぼ垂直なので今からは無理ですね。



お次は水生植物、そしてお魚の導入です!

一輪車がパンク?

2009-10-02 23:49:55 | Weblog
一年前に買った一輪車(ネコ)に空気が入りません。

まず入れようとしたらバルブの先端部が破損(金属疲労?)して空気入れが使えなくなりました。
そこでバルブを取替えようと一輪車を買ったホームセンターに行ったら、またまた
的外れの応答の連続…どうも大型店は電気屋にしろ末端店員の教育が行き届いてません。
まあ車輪の替えも1000円程度で売ってはいるんですが、ゴミにするのはもったいない。
結局商品のバルブを取り外し店員同伴で自転車売り場へ。
自転車のバルブが同じ規格だろうということで購入。
早速取替えたが、やはりダメ。???
チューブのパンクかと思って自転車用パンクキットまで購入しました。

で、今日大雨だし他の屋外作業は出来ないので分解に取りかかった。
チューブを取り出しまず自転車の空気入れで試すとやはり入らない。
が、用意していたバケツの水に浸けるとなんと空気入れのホースに漏れあり!
替わりに車用のポンプを使うと入った!

先日もまず車用を使ったのだが、どうやらホイールの形状上アタッチメントが
密着していなかったようだ。ヤレヤレ…

これでやっと土や砂利をどんどん運べます。
しかし暫くは雨が続きそう。