MAD DRUMS LAB. マッド ドラム ラボ

ドラム暦数十年の経験と豊富な指導実績で設立した 伝統をふまえつつ先進のドラムスクール

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池造りプロジェクト#2

2009-09-27 00:57:27 | Weblog
今回は水の循環関連です。


1.濾過漕
井戸水を使いますが循環させるので水質悪化を防ぐために濾過漕を設けます。

樹脂製の鉢(何とイタリア製でした)の下の方に穴を開けます。

竹を鉢の中の部分は上半分を切り取ってこの穴に通します。(シーリング剤で防水)
その上に網を敷き観賞魚に使うフィルターを置きます。

再度網を敷き炭を入れます。また網を敷いて小石をのせました。
フィルターの取替え等する時は網を持ち上げるだけでOKです。
ここに池からポンプで汲み上げた水を注ぎます。この上に何か植物を置くといい
んですが、知識がなくいいものを見つけていません。

次に古い火鉢の中にまた炭を入れて第2濾過漕としました。(最初の写真参照)
和洋のミスマッチ!
火鉢は池の方に傾斜をつけて水を落とし込んでいます。

このアイデアは「ビフォーアフター」の匠さんから頂戴しました。

2.ポンプ

水循環用の水中ポンプです。防水シートもそうでしたがホームセンターに行っても
使えそうなものがなくネットで探しました。
これを泥を吸い込みにくいように底にレンガでかさ上げして設置。
吸い上げた水をホースで濾過漕まで持っていきます。
  参考:小型水中ポンプ プティオB-100

この時は青っぽいホースを使用していますが、本当は黒が目立たなくていいです。
でもポンプの規格にあう黒のホースがありません。今は紺色を使用。
(右のホースは水入れをしているところ)

3.電源確保

元々今回の池の近くに電源はあったんですが、鋼管を立ち上げてそれにコンセントボックスを
取付けたもので鋼管が腐食し補修して使っていたので、今回作り直しました。(写真左)
ラティス用の束石を土中に埋め込みカナディアン・レッドシダー(雨に強い)の角材を立てて、
それにコンセントボックスを取付けました。
そして池のすぐ近くに電源が欲しかったので同じものをもうひとつ。(写真右)
PF管にVVFケーブルを通線しますが、道具がないので太めの針金に縛って引っ張りました。(左写真)
2つのコンセントを接続しPF管を地中に埋め込みました。

PF管はCD管より割高(耐燃性)ですが、CD管はオレンジで露出部が目立ちすぎます。
PF管CD管コルゲートチューブ
この第2電源からポンプと庭園灯2系統を供給します。
コンセント以外に黒く見えるボックスはメーカー違いの庭園灯のトランスです。
ポンプの電源線はコルゲートチューブで保護しています。
第1電源は木の茂みで直接雨は当たらないですが、こちらは波板で雨よけを取付けました。
第2電源は正面からは低木に隠れて見えない位置にあります。

池造りプロジェクト#1

2009-09-26 00:23:39 | Weblog
     初期作品

去年の初夏に思い立って庭に池を造りました。
きっかけはNHK教育の「住まい自分流」。その中で防水シートを使って結構簡単?にできることを
初めて知り挑戦しました。

1.予定地

池の形を現地でビニールひもを使ってライン取り。元あったスズランは掘り起こして除去。
(これが結構根が張っていて大変)小さなクチナシは別の所に移植しました。

2.根止め
向こう岸にあたる所にあるサルスベリの根が池を突き破るといけないので、根止めに周囲を掘って波板を入れました。

3.穴掘り

ビニールひもの型取りを目安に掘ります。
掘っていくとまず浅いところに太い塩ビ管が出現。雨水を升から排水するためのものですが、
なくても問題ないと判断、切り落としました!
お次は一段深い所に鋼製電気配管(今は合成樹脂のCD管を使いますね)がぶつかっていました。
庭のコンセントの電源を母屋から引き込んでいるもの。これは切るわけにはいかないのでそのまま
残し、もう一カ所太い根の出現した所を段差として残しました。

深さは60cm。底はしっかりと踏み固めておきます。
掘り起こした土はかなりの量。土嚢袋に入れて保管します。


4.砂、アンダーライナー、プールライナー

まず底に砂を敷き踏み固めます。写真左上が木の根が出た段差、下が電気配管が出た段差です。
成り行きですが、メンテナンス時には池の中に入りやすいです。
水生植物の鉢を置いてもいいかもしれません。
その上にアンダーライナー(フェルト)を底から縁まで敷き詰めます。

次にプールライナー(防水シート3×4m)を敷き、縁から40センチほどはみ出すようにして
余分は切り落とします。底に玉砂利を敷きます。
奥の方は浅瀬にしました。鳥の水浴び場になればと思っています。
 参考:アンダーライナー、プールライナー(青山ガーデン)

5.緑化テープ、盛り土
縁から緑化テープを底まで垂らします。地上部分には取っておいた土を盛って踏み固め防水シートと一緒に
留めます。(周りが暗くなってしまいました…)

6.オーバーフロー

水が豪雨などで溢れることを想定して防水シートを一部残してあります。その部分は少し
低めにして排水溝を作り、その先は塩ビ管を使って排水します。(塩ビ管は勾配を取って土中に埋め込み)
溝の脇には連杭を立てました。

完成!自作ファイリング・キャビネット

2009-09-14 00:57:40 | Weblog

以前少し書きましたが書類等を整理するのにビルトインでファイリング・キャビネットを
やっと自作しました!

部屋の家具はほとんどDIYで以前は左の様に既製のキャビネットをはめ込んで使って
いましたが、ここに収まるように設計しました。既製のものは奥行きが600はあるので
この400のところには入りません。
まず右の写真のように引き出しを製作。シナのコア合板を使いました。

次はスライドレール

最近はこういった金具もよく出回るようになって助かります。
以前もDVD用の引き出しをこのスライドレールに取り替えたので同じものを使用しました。
クアドロタイプというシステムキッチンなどにも使われるスムーズで最後カタンと吸い込
まれるように閉じてくれるやつです。
これを真ん中の様に慎重に採寸して取付けます。この元の自作家具は中空板なので心材の
入っている所を選んでネジ留め。
引き出しの裏側にも右の様に部品を取付けます。

お次はハンギング・フレーム

左が自作品。アルミアングル、アルミ平板、L字金具、全ネジを使って作りました。右は既製品。

これを引き出しに納めて、ハンギング・フォルダを掛けます。


これが収まったところ。右の引き出しは前述のDVD用です。
実は上も天井まであるんですが、写真には収まりません…
今回は既製の棚板を引き出し前面に使ったので色合いが違うのは仕方ありません。
これで整理のつかなかった書類や、ブックエンドを使えば電化製品のマニュアルや雑誌なども
収められます。