MAD DRUMS LAB. マッド ドラム ラボ

ドラム暦数十年の経験と豊富な指導実績で設立した 伝統をふまえつつ先進のドラムスクール

PR

来日アーティストいろいろ

2009-01-28 00:05:18 | Weblog
ジャーニー…スティーブ・ペリー(vo)が脱退してからはなかなか相応しいボーカリストが見つからなかったらしいが、
今回はYoutubeでジャーニーのコピーをやっていたフィリピン人のアーネル・ビネダ。黒いロングヘアーのアジア人
がセンターにいるのはちょっと違和感があるが歌唱力はなかなか。声質もスティーブ・ペリーに似ている。
昨年10月リリースのアルバムのディスク2に往年のヒット曲をリメイクしている所にもその喜びが感じられる。

ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが埼玉アリーナでのみ共演するらしい。
ジェフ・ベックのとこのベースのTal Wilkenfeld (タル・ウィルケンフェルド)は弱冠22歳、可愛くて凄腕!


ドラムはヴィニー・カリウタ。

ランディー・クロフォード(vo)のバックはジョー・サンプル(p)に息子のニック・サンプル(b)
そしてスティーヴ・ガッド。ガッドは去年のクルセイダースにも参加していた。


スピコン

2009-01-23 23:25:51 | Weblog
先日新しいパワードミキサーを買いましたが、さあスピーカーに結線と背面を見て???
出力端子が見た事のない型をしてるんです。マニュアルを見るとSPEAKONという規格のコネクター。
近年業務用スピーカーの端子としてスタンダードになっているそうです。
右がそのレセプタクル(ミキサー側の受口)左が手に入れたNEUTRIK NL4FX。

I楽器やS楽器に行けばコネクター位あるだろうと思いきや、皆無…結局webで注文しすぐに届いた
こういった3つのパーツから構成されています。
4極(-1,+1,-2,+2)ありますが今回は-1,+1の2極のみを使用します。
半田は使わずネジで圧着します。
右が完成品。差し込むとカチッとロックされて安心感があります。

やっと音出しができました。ずっと音もよくなりました!
(コネクターの違いでなくアンプの違いが大きいですが)

ブログパーツ:ドラム

2009-01-20 23:46:55 | Weblog
右端のブログパーツにデジタルパーカッションを追加しています。
パーカッションといっても実際はドラムセットを平面にしたようなもの。
マウスでもキーボード(「?」の所にマウスを置くとキーの配列が分かります)
でも演奏できます。

試してみて下さいね!

チェスター・トンプソン

2009-01-19 23:24:57 | Weblog
Chester Thompson
チェスター・トンプソンはこれまた以前紹介したヴィニー・カリウタやチャド・
ワッカーマンと同じくフランク・ザッパのバンド出身(1973~)だ。
レコーディングには2000年あたりまで付き合っている。ザッパの信頼度も
高かったのだろう。
76年のウェザー・リポートのブラック・マーケットにも参加している。
77年からはジェネシスのツアー・サポート・メンバーとして近年に至るまで
参加している。他にサンタナやジョージ・デュークとも共演。

彼もバディ・リッチのメモリアルコンサートに登場している。

良質の映像が見つからなかったので、取り上げたのはドラムクリニックでの
おそらくはホームビデオによる撮影。上記のコンサートの#6、自身の教則ビデオも
出ているので是非観てもらいたい。

かなり高く座り、フレンチ・グリップが大半だ。その意味では全く自分とは違うが
好きなドラマーのひとりだ。

ちなみに同姓同名のオルガン奏者がいる。タワー・オブ・パワーの初代メンバーだ。
83年からはずっとサンタナの片腕として活躍している。
こちらも名プレーヤーだ。

スティーヴ・ガッド

2009-01-18 16:08:53 | Weblog
HPのMovie更新しました。スティーヴ・ガッドとチェスター・トンプソンです。

今日はスティーヴ・ガッドのみコメントします。

Steve Gadd(1945~)
いつ取り上げようかと思案していましたが、ドラム界に与えた影響という点から言えば
バディ・リッチの次の回はふさわしいと思いました。
スティーヴ・ガッド。言わずと知れた今や生きる伝説的ドラマー。今回は自然と文も長くなる。
70年代後半から80年代前半引っ張りだこだったセッションミュージシャン、
Stuffのドラマーとしても有名。ジャズよりのセッションも多いがいわゆる唄モノのバックにも
そこら中に名を連ねていた。つまり全方位型。

正確無比のドラミング+心地良いグルーヴと言ったらいいだろうか。
ルーディメントをセットドラミングに大胆に格好よく取り入れた先駆者の一人だ。
また独創的なグルーヴを色々産み出した。
特に日本での影響力は凄まじくプロも「ガッドもどき」だらけの時期があった。
私もかなり影響を受けそこからどう自分を確立していくか模索したものだ。
とにかく80年代彼のドラム技術、楽曲アプローチへの貢献は多大なものがある。
その後ポストガッドとしてデイヴ・ウェックル、ヴィニー・カリウタらが彼を敬愛しつつ
独自のドラミングを展開している。

今回のmovieは1990年日本のLive under the Skyでのテレビ映像。
チック・コリアのスペインをアル・ジャロウが唄っているがspecial bandという設定で
ジョー・サンプル(p)フィリップ・セス(kb)バジー・フェイトン(g)フレディ・ワシントン(b)
レニー・カストロ(perc)といった錚々たる面々だ。
ガッドのソロといえばいい意味でお決まりフレーズの連続というイメージがあるが
この時はメンバーもよくまた夜の野外コンサートという設定も手伝ってか笑みを浮かべながら
リラックスしてひと味違ったいいプレイだと思う。
さらにいつもながら盛り上がって来た時のバカ叩き?ともいうべき凄い形相での
オーバーアクション・プレイも魅力的だ。
他に私のお勧めはNew York All Starsとして来日(78年)した時のソロが素晴らしい。
ただアルバムとして残っているものはドラムにフランジャーか何かをかけてしまって
生の音が台無し。FMで放送されたものの方がいい。

アル・ジャロウはスペインを自身のアルバムThis Timeで取り上げているがこの時もガッドが
付き合っている。名演なのでぜひ音を聞いてもらいたい。

私が初めてそれがスティーヴ・ガッドと知って聞いたのはボブ・ジェームスの禿げ山の一夜(74年)。
録音は好きではなかったが(当時はCTIレーベル)何かやたらと激しく切り込んでくるドラムに
釘付けになった。
その次のショックは76年のモントルーでのスタッフの登場。その曲間のソロにぶっ飛んだ。
近年この映像がやっと公開されるようになった!
次に上げたいのはチック・コリアのThe Leprechaun, My Spanish Heart, Mad Hatterといった
ソロアルバム。Mad Hatterの中のHumpty Dumptyでのストレートアヘッド・ジャズでの
テンションたっぷりのプレイ、これ以降ジャズ界からのコールも多くなった。
いわゆる伝統的なアプローチではないが、そう行くか…という感じ。彼の後こういったタイプは
いないように思う。

ジャズよりばかりを上げたが唄モノではポール・サイモン「ワン・トリック・ポニー」
スティーリー・ダン「エイジャ」リッキー・リー・ジョーンズ「パイレーツ」ジョージ・ベンソン
「リビング・インサイド・ユア・ラブ」あたりがすぐに思い出される。

教則ビデオも3本、他にも先日書いたバディ・リッチのメモリアルコンサートにも出ているし、
ガッド本人へのトリビュートコンサートのビデオもある。
特に80年前後の演奏を是非聞いて(見て)ほしい。

メトロノーム

2009-01-17 23:03:26 | Weblog
去年からレッスンに来ている方はご存知と思いますが、11月末にメトロノームが故障してしまいました。
その間ピンチヒッターでBOSSの古いDr.Beatを持ち出して来て使っていましたが、今日別件で楽器屋に
行く用もあったので予定より早く現行Dr.Beatを買いました。

新旧並べてみました。右が何と1979年発売のDB-33 立派に現役です!この手の電子メトロノームのハシリ。
ダイヤルの接着剤が剥がれて自分で修理した以外全く故障なし!30年めの凄いヤツです。
左が現行のDB-90 大きさは同じようなもの。実は30年間どうバージョンアップして来たかは知らないんです。
故障中のもそうですが、ワンタッチでON/OFFできるのはドラマーにとってはいいですね。
テンポを決めるジョグダイヤルもかなりスムーズに変更可能でした。
ほとんどアンプにつないで使うので標準のフォンプラグとミニプラグの両刀使いというのも変換がいらない
ので便利そうです。

もちろんデジタルになって小さくないのはその他の機能がてんこもり。(また改めてお知らせしようと
思います)おそらく私はほとんど使わないと思いますが、この位の大きさが丁度いい。
そうそう、液晶にバックライトがついたのはもしライブで使うにはいいですね。ステージは大抵暗いので。

故障中のも原因箇所は分かっているので部品を調達して自分で修理しようと思っているんですが、
近頃パーツ屋さんが近くにないので手間取っています。ネットで見つけるか日本橋に行かないと…

DB-33はアンプで増幅するとノイズ(機能上いたしかたないものと思われる)が目立つので
そのストレスからは解放されます。

ブルース生誕100周年コンサート

2009-01-13 01:10:40 | Weblog
前回の最後に書いたブルース生誕100周年を記念して2003年に行われたコンサートを映画化した
"Lightning in a Bottle"
を改めて見てみた。
実は例のブルース(正確にはブルーズ)プロジェクト7部作も含めて2006年にWOWOWで
完全放送されていたものを録画してあるんです。

やはりこれはできるだけ多くの人に見てもらいたい力作だ。
個人的に一番よかったのはバディ・ガイ。
あのジミ・ヘンドリックスがファンでライブを見に来て録音までしていたという。
例の頭の後ろでギターを弾くという芸当もバディのオリジナルのようだ。
ここでは夭逝した彼に捧げたのだろう、ジミヘンの曲を2曲聞くことができる。

エアロスミスの二人が登場するが、ファンには申し訳ないが私はどうもいただけない。
ブルースの流れを汲むロックミュージシャンという意図だと思うが、クラプトンを
持って来た方が幾層倍よかったか知れない。おそらくはアメリカ人に絞ったせいか…
アメリカで産まれたブルースがイギリスのロックにより大きな影響を与えたのは
おもしろい。(この当たりは前回紹介したRed, White and Bluesをみて頂きたい)

若手でブルースの本流を継承しているのはここにも登場するロバート・クレイくらい
だろうか…あとはGラヴ(&スペシャルソース)かな。去年秋に来日している。

ザ・ブルース・ムーヴィー・プロジェクト

2009-01-09 23:51:25 | Weblog
先日お話したブルース関連の映像ですが、マーティン・スコセッシ製作総指揮による“ザ・ブルース・ムーヴィー・
プロジェクト”7部作です。(2003年製作)ヴィム・ヴェンダース、マイク・フィギスほか、7人の監督がそれぞれの
アプローチで“ブルース”を捉えたドキュメンタリー・ムービー。
MARTIN SCORSESE PRESENTS:THE BLUES A MUSICAL JOURNEY としてボックスものも出ています。
機会があればまずは下記の冒頭2本あたりを見る事をお勧めします。

以下某レビューを添付しておきます。
*Feel Like Going Home(マーティン・スコセッシ監督)
 マディ・ウォーターズ、サン・ハウス、ジョン・リー・フッカーらブルース界の巨人の貴重なライヴ・パフォーマンスも見ることが出来るこの作品は、ブルースを知る入門編として最適であり、またブルースを極めたマニアがいつか戻ってくる故郷でもあるのだ。
*Red, White and Blues( マイク・フィギス監督)
アメリカの黒人音楽がいかにしてブリティッシュ・ブルースとして開花したのかを、ローリング・ストーンズやエリック・クラプトン、ジェフ・ベックらのインタビューやライヴ・パフォーマンスを交えながら辿っていく。ロック・ファンも必見!の一作。
*Road to Memphis 
 『ウッドストック』の撮影監督としてアメリカの音楽シーンを見つめ続けたリチャード・ピアース監督によるソウルフルなブルース・ロード・ムーヴィー!メンフィスから世界へ旅立った男たちの熱くホロリとさせられる生き様ざまがここに!
*Godfathers and Sons
ブラック・ミュージックの時代を超えたコラボレーション!ヒップホップとブルースの感動的な邂逅を『SLAM』の監督が鮮明に捉えた!
15歳の時、初めてポール・バターフィールド・ブルースバンドを聴き、その日を境に私の人生は変わった。35年経った今でも、音楽には心を揺さぶられる。この映画では、あの日のワクワクした衝撃を捉えようとした。- マーク・レヴィン監督
*The Soul of a Man
 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から5年。ヴェンダースは、ついにブル ースに辿りついた。伝説の3人のブルースミュージシャンが今蘇る。
「私にとってブルースは極めて重要だ。そこには、私の読んだどの本より、そしてどの映画よりも多くの真実がある。私を突き動かした彼らの歌や感動を、スクリーンに描きたかった。」-ヴィム・ヴェンダース監督
*Piano Blues
ハリウッドを代表する俳優であり、大のジャズ・フリークとして知られるクリント・イーストウッドがブルースを撮った!デューク・エリントン、デイヴ・ブルーベック、オスカー・ピーターソン、レイ・チャールズ、ファッツ・ドミノらジャズやR&Bピアノの名手を大胆にフィーチュアした『ピアノ・ブルース』。
あえて正統派ブルース・ピアニストに焦点を絞ることなく、ジャズやR&Bへと裾野を拡げたブルースの懐の深さを感じさせる作品に仕上がっている
*Warming by the Devil's Fire
1950年代のミシシッピを舞台に、ブルースとともに成長する少年の姿を、チャールズ・バーネット監督自身の体験をもとに描いた作品。
マディ・ウォーターズ、サン・ハウス、ライトニン・ホプキンス

また、Lightning in a Bottle というブルース生誕100年を記念してマーティン・スコセッシ総指揮によって製作された総勢50人の豪華アーティストたちによるコンサートの模様を収めたミュージックドキュメンタリーがある。
こちらのコンサートの音楽監督はドラマーのスティーブ・ジョーダン。

ブルース

2009-01-07 23:38:13 | Weblog
近頃はロック系の人にブルースって言っても分からないみたいですね…
ちょっと寂しい感じがします。

極論すればジャズもロックも根っこはブルースといってもいいんじゃない
でしょうか。ジャズでは今でもブルースのコード進行でセッションをする
事があると思います。ブルースのジャズ曲もありますね。
ロックも60~70年代はブルースでセッションすることも多かったし、
関西は特にブルースバンドも盛んでした。ウェストロード・ブルースバンド、
憂歌団は有名ですね。
(私も一時期ブルースバンドに参加していました)
エリック・クラプトンはもちろんブルース大好きで何年か前ブルースだけの
コンサートツアーもしていました。
デビッド・サンボーン(alto sax)は確かポール・バターフィールド・ブルース
バンド出身だったと思います。

そう言えば一昨年あたりブルースにちなんだ映像作品が続けて何本か製作
されたと思います。近々ちゃんと調べてお知らせしたいと思います。

 写真はシカゴ・ブルースのマディ・ウォーターズ

新年のMovies

2009-01-03 21:20:58 | Weblog
HPのMovies更新しています。新年なので?ちょっと派手めなので攻めてみました!
バディ・リッチとデニス・チェンバースです。

Buddy Rich(1917~87)はあまりにも有名なジャズドラムの巨人。
特にソロワークでのスピード(特に左手)パワーは未だに追随を許さない程。
両親が芸人であったのとスウィング時代の人なのでショーマンシップにも秀でている。

今は映像も色々出ているので是非見て頂きたい。亡くなってからバディリッチ
奨学生基金コンサートが行われ、彼を慕う現代の著名なドラマーが数多く参加し
ビデオも出ている。このあたりは近々スタジオでも流そうと思います。

Dennis Chambers(1959~)は80年代半ばからジャズ/フュージョン系のセッション
で頭角を現した。ハイスクール卒業後Pファンクのドラマーとして7年叩いていた。
その手数の多さ複雑さに尋常でないパワーとスピードが売りだ。
彼もBuddy Richの影響を受けた一人で上記のコンサートにも出ている。
Pファンク仕込みのやや重いビートにジャズドラミングを融合したとでも言えば
当たっているか…同時代のヴィニー・カリウタやデイヴ・ウェックルが合理的
理知的とすれば、野生的ともいえるドラミングが印象的だ。

あけましておめでとうございます

2009-01-02 17:31:22 | Weblog
あけましておめでとうございます。
実は年末からちょっと体調を崩して更新、ご挨拶が遅くなりました。
丑の置物はエントランスに置いてみました。

5日のレッスン始めにはちゃんと準備をして今年のスタートを切りたいと
思います。今年からの生徒さんもいらっしゃいますね。
お互い切磋琢磨して実りある年にしましょう!

本年もどうぞよろしくお願い致します。