Keep on moving!

好きな作品&好きな人、日々感じたことなどを綴ります

日本初演20周年記念『レ・ミゼラブル』

2007-06-14 00:57:28 | 舞台
『レ・ミゼラブル』はもう十数回観に行っていますが、20周年目にして初めて前から2列目の席でした~
それも「20周年記念スペシャルキャスト」の日にっ


こんなことはもう最初で最後かも。スピーカーを通さない生声が聞こえる距離!汗もツバも涙も細かい表情までバッチリ見える~!!
目と首が痛くなっちゃったけど、本当に感激でした

やっぱりファンティーヌ(コゼットの母)は岩崎宏美が良いんだよなぁ。ちょっとのどの調子は良くないみたいだったけど、歌い方とか感情の入れ方が本当に上手くて・・・さすがに最初に演じてから20年となると「貫禄ついたなぁ」って感じはするけど、他の人のファンティーヌを観ると「やっぱ岩崎宏美だよなぁ」って思ってしまいます。
そして革命家アンジョルラスは岡幸二郎(写真右から2番目)この人しかいないよ よく通る声と確かな歌唱力、他の人には出せないカリスマ性、そして立ち姿のカッチョイイこと あぁ、ほれぼれ 最近はジャベールをやっているけど、まだ若いんだし無理に老け役やることないと思うんだけど。
ジャベールの鹿賀さんはベテランの貫禄というか、迫力で自分の世界に引き込んじゃう感じ。この役は本当にあってます。こんな人に追いかけられたら絶対怖いもん。
今井清隆さんのバルジャンはいつもながら歌も演技も素晴らしかったし、笹本玲奈さんのエポニーヌも切なくて切なくて・・・またも号泣

ただ可愛くなくちゃいけないコゼットが全然可愛くなかったのはガッカリ。テナルディエの妻もイマイチだったし、マリウスはやっぱり「山本耕史」以上の人は出てこないし・・・なかなか全員良いキャストっていうのは難しいなぁ。一度全員好きなキャストで観てみたい。

でも、こんなに何度観ても感動できるミュージカルって他にはないです。この作品を観られる時代に生まれてきて本当に良かった!!これからもずっと上演し続けて欲しいし、観られる限り見続けます。

カーテンコールで出演者が投げた花を一緒に行った友達がキャッチして私にくれました。どうもありがと~