ma-macの愛車『プジョー ヴォーグ』。原チャリです。モペットです。モペットとは「自転車」と「バイク」がくっついたような乗り物です。“自転車にエンジンが付いている”とか、“バイクにペダルが付いている”といった感じです。
モペットの意味はモーター(MOTOR)とペダル(PEDAL)をあわせた「Moped」とのことです。
『ポリスホワイト』バージョン(この車種)はフランス警察仕様のモデルです。ただし、「POLICE」のステッカーは、フランス及び日本の警察からの指導により「PEUGEOT」になっています。(公務車両の為、フランス国内に持ち込むこと、販売することが出来ない車両です)

一般的にモペットと言えば、ヨーロッパのものが有名なようです。映画の「アメリ」でニノがアメリを乗せて街を走るのはモトベカン製のモペット。写真は、購入したお店に展示してあるものです。

●Ciao(チャオ):PIAGGO(ピアジオ)社製/イタリア
●TOMOS(トモス)/オランダ
●VOGUE(ヴォーグ):PEUGEOT(プジョー)社製/フランス
●MOTOBECANE(モトベカン)/フランス
●SOLEX(ソレックス)/フランス

ガソリン(レギュラー)を入れているところ。給油口は鍵付きです。タンク容量は5リットルです。燃費は走り方にもよりますが30km/リットル以上は走ります。満タンですと150km以上の走行が可能です。

ヴォーグSPにはシート下に小物入れが付いていてオイルボトルが標準装備になっています。これが非常に便利です。ヴォーグをはじめとするモペットは混合ガソリンですのでガソリン補給の際に2ストのオイルを混ぜる仕組みになっています。
モペットの多いヨーロッパでは容易に混合ガソリンを入手できますが、日本では入手が困難なので給油の際に自分でオイルを携帯し、タンクに適量のオイルを混ぜる必要があります。ヴォーグSPは写真のように、シート下にオイルボトルを入れる小物入れが付いているので、容易にオイルを持ち運ぶことができます。そのボトルには混合比率の換算メモリが書いてあり、計量カップで適量を量らなくても簡単にオイルをタンクに入れることが出来るスグレモノです。

ハンドル部分には、走行時、エンジン始動、ストップ時に必要な装置が満載?!です。フランスではウインカー無しでもOKなのでフランス仕様のものはウインカーが付いておらず、当然ウインカースイッチなるものがハンドルに付いていないのです。日本仕様はフランスの工場で生産する際に日本仕様で作っていますので、すでにハンドルの操作しやすいウインカースイッチが付いているみたいです。

スピードメーターは90キロまでありますが、非力なのでそんなには絶対出せません



ヴォーグにはバッテリーが付属しておりませんのでペダルをこいで(発電させて)エンジンをかけます。エンジン(バリエーター[無段変速装置]付き)は小さくても力持ち・・・・ではありませんが、通常走行にはまったく問題無しですよ~。平地で最高5~60キロというところでしょうか。しかし、坂道になると、パワー不足が露呈しエンジンストップしそうです。そんなときは、ペダルをこいで、エンジンを助けることによってパワーアップできます。電動アシスト自転車のような・・・。けっこうめだっていいですたい!バイク・自転車モードの切り替えが可能です。チェーンがチェンジします。が、しかし、自転車モードはあまり進まないので緊急時しか使えないと思われます・・・。











何度も言いますが・・・・、走行時にペダルをこいでいると、歩行者や自動車からの視線を感じます。めだちますが、けっこう恥ずかしいです




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