3月3日は雛祭り~。
文明堂で、
桃カステラを購入~。
小さい方は、姫桃菓(ヒメモモカ)という小さな桃カステラ。
上の白いような桃色っぽい部分はホンダン(砂糖と水飴を混ぜたもの)というものです。
昨年は
初節句だったんで、娘に雛人形を買ってあげようと思っていたんですけど、気に入ったものが見当たらずにネットでいろいろと検索していると....。
見つけました!
お気に入りのお品。
ふらここという雛人形。
しかし、昨年の1月にはすでに完売の状態。
他のものでもいいから買ってあげたらっていう声もちらほら。
しかし、娘には一生ものになるであろう、この雛人形。
気に入ったものを買おうと心に決めて、1年待ちました。
そしてやっとこさで、昨年の12月に購入~。
麻の葉文様の五人飾り。
そもそも雛祭りの由来は、昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す曲水の宴などが行われていたらしく、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事だったそうです。
日本でも古くから祓いの思想や、形代(かたしろ)という身代わり信仰があったため、自分の体を藁で作った人形を川に流す流し雛というあり、今でもその伝統を守っている地域もあるようです。

おだいりさま。

おひめさま。
平安時代ごろから、貴族たちの子女の間で、紙の人形を使った遊びが流行り、それが、大きなものを小さくする、小さなかわいいものという意味で雛遊びといわれるようになったそう。

それから江戸幕府が五節句を制定し3月3日を「桃の節句」と定めました。
娘の厄を受ける雛人形はその家の財力の象徴として華やかさを増してゆき、豪華な雛人形を雛壇に飾るようになっていきます。
いつの時代も親心は変わらないもんですね~。
しかしこれが、雛人形を持つことで自慢する人もでてきて、見栄の張り合いも始まったそうです。
美しくって大きな雛人形を持つことが、その時代の人々の憧れとなりました。
ついには等身大の雛人形まで登場したことで、贅沢を警戒する幕府によって人形の大きさがおよそ24センチに制限されたということです。

三人官女(加之銚子:くわえのちょうし)

三人官女(三宝:さんぽう)

三人官女(長柄銚子:ながえのちょうし)

五人飾り勢揃い。

遠くに展示された五人飾りを眺めて、いっちょ触ってやろうかと目論んでるモモカ。
これからは毎年飾ることにしましょうかね。