goo blog サービス終了のお知らせ 

ものつくりにん(ma-mac)の生活

ma-macが感じた造形的表現の日々。

グループ展終了~

2006-08-30 | 陶芸

長崎にて開催しておりました『コンテンポラリーアート99 12+2展』は無事に終了いたしました。多くの方々にご来場していただき感謝しております。これを励みにこれからもどんどん作品を作っていきたいと思います。
 ところで、会場にてご質問の多かった、『◎』という扁壺花瓶の制作方法なんですが、なかなか言葉では伝わらないものなんですね。だから、会場にもつくりかたのプリントを置いていました。ブログにもアップしますので参考までに











 以上です。これのあと、口をつけて完成です。色つけは、乾燥させたあと、白い絵の具を表面にかけ、アイスピックで線状にひっかいていきます。そのあと、よく乾燥させて素焼き、本焼きしてできあがりです。
 みなさんも挑戦してみてくださーい

雲仙!小浜!島原半島の旅でーす。3

2006-08-29 | 観光
 ここは雲仙岳災害記念館。これは入口でみなさんが訪れるのを待っている、溶岩で出来たキャラクターです。


 ここは、全国初の火山体験学習施設です。日本一新しい山「平成新山」をつくった雲仙普賢岳噴火による災害と自然の脅威を肌で感じられるような工夫が各所になされ、体験しつつ学ぶことのできる施設です。平成大噴火シアターは火砕流と土石流の映像、床動揺、熱風噴射など臨場感があり評判です。島原大変劇場は子どもに人気があります。
 平成大噴火シアターは、雲仙・普賢岳噴火に伴う「火砕流」と「土石流」を直径14mのドーム型スクリーンで再現し、災害を疑似体験することができます。熱風もでてきて、床も振動するなど、思考が凝らされていますよ!
 展示室では、平成噴火の疑似体験や火砕流の体験、江戸時代の噴火、火山や人の共生など、知的エンターテイメントがいっぱい詰まっています。たくさんの資料で見て回るだけで軽く1時間はかかりますよ。
 展示室中央にある火砕流の道では、火砕流の道火砕流によってなぎ倒された木々を、長さ約40mにわたって再現し、火砕流のスピードを、走り去る光により体感することができます。


 これは、実際に普賢岳噴火の際に、テレビ局や新聞社が取材していたときに被災した実物の機器です。火砕流に飲まれ、自らの命も絶ってしまった報道関係者たち。何を置いてでも報道を優先するプロ意識の表れ。この被災で優れた報道者の方々がお亡くなりになられています。その貴重な映像もこの記念館にて上映され、すさまじい自然の猛威を伝える資料となっています。
 自分の信念の限りない追究と、自然の猛威。いつもは穏やかな自然が突然牙をむく。なんでも融通がきくような社会のような気がしますが、人間は自然とは対等ではなく、ものすごく小さな存在であることを教えてくれます。


 さいごのコーナーでは、ちょいとした火山系のクイズを交えたゲームができるパソコンが設置してありました。やってみるとけっこう難しい小学生に混じって頑張りましたけどなかなかゴールできません。
 でも、無事、ゴールできると、写真右の紙がでてきます。景品はそのときのお楽しみ


  ここは、がまだすドーム近くにある、『水無し本陣ふかえ』。実際に被災した家屋がそのままの状態で保存・展示してあります。当時の猛威の凄まじさを知ることのできる、貴重な施設です。




 クイズゲームで疲れた人には島原城周辺でご休憩を。島原城前にある『姫松屋』。天草四郎が島原の乱の時に餅を兵糧として蓄え、山海の材料を集めて作ったという具雑煮。姫松屋の看板料理、具雑煮は丸餅、焼アナゴ、ゴボウ、鶏肉など15種類の山海の材料をぐつぐつ煮込み、ボリューム満点です!土鍋で出てくるのでアツアツですよ。

 今回は島原半島をご紹介しました。町村合併により、市町村名が変更されています。ご来半島の際はお気をつけて下さい。私も久々いきましたが、同じ長崎とは思えないような文化に出会うことができます。こんな貴重な出会いを求めて、これからもドンドン出掛けていきたいとおもいまーす。早く休みがほしい・・・。

雲仙!小浜!島原半島の旅でーす。2

2006-08-24 | 観光


 平成17年10月11日、「国見町」「瑞穂町」「吾妻町」「愛野町」「千々石町」「小浜町」「南串山町」の7町で合併し、「雲仙市」が誕生しました。ここは雲仙市小浜町。そのなかでも中心街に位置する小浜町マリーナにある『山口海産』を訪れました。橘湾で取れた新鮮な魚を取り扱う海産物屋さんです。以前も何回か来たことがあるんですが、ここにお酒のおつまみに絶品の品があります。その名は『まるごとお魚せんべい』。5種類の干物(たこ・イカ・かわはぎ・じゃこ・トビウオ)を目の前でプレスしていただくお魚せんべいは素材のままの味で美味しくいただけます。なかでもお気に入りはなんといってもタコです。17~18センチ程のタコを九州唯一のプレス機で圧縮します!


 左が袋詰めされて販売してあるところです。1パック、525円です。軽いですがけっこう入っていますよ~。そして右が幻の機械、まるごとお魚せんべい製造機です一夜干しした魚を400℃の熱で4秒間プレスするだけ。カルシウム満点でおやつやおつまみに最適です。話によると、ここの店長が考案したマシーンらしく、他にはないだろう~ということでした。


 こちらの写真、左が使用前の圧縮されるのを待っているタコたちです。そして右が圧縮されたペラペラサクサクなタコ。ほんのり甘い醤油風味です。みなさん小浜を訪れた際はどうぞ。店横には無料の足湯もあり、ドライブの疲れも取れるでしょう。近くにもたくさんの温泉宿泊施設がありますので、眼前に広がる橘湾を眺めながら温泉につかるのもいいですねー。夕日ならなおけっこうというところ。今回は温泉に入ることできなかったんで今度のお楽しみでーす。(続)

雲仙!小浜!島原半島の旅でーす。

2006-08-23 | 観光
 今回は長崎の中でも南東の方に位置する島原半島を巡ってきましたよ。この周辺には、温泉で有名な小浜温泉、雲仙温泉がたくさんあります。観光地を廻ってきたので紹介します。


 まずは『雲仙』。雲仙は元来「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた歴史を持つ地域です。そのお湯は硫黄を含んだ強い酸性泉です。硫黄は強い酸性なので殺菌効果があります。湿疹やしもやけ、切傷などの皮膚病全般に効果があります。また美肌効果もあり、慢性のリウマチ、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進にも適していると言われています。
 湯けむり橋を渡って、岩の間からシューシューと噴煙がたちのぼる「地獄めぐり」。そのスタート地点“清七地獄”にかかる橋。あたり一面に硫黄の匂いが漂います。昔の映画「君の名は」の撮影舞台として有名で真知子岩というのもあります。大叫喚地獄は雲仙で最も噴気活動が活発な地獄で鋭い噴気音と共に高々と白煙をだしていました。ブクブクとお湯が湧き出ていましたよ。なぜか温泉タマゴが食べたくなる雰囲気ですなあ。右下の建物は『雲仙お山の情報館』新しい建物でしたが、火山や温泉についてのいろんな資料が展示してありますので詳しくなりますよ~。


 地獄巡りのあと商店街まで歩いていくと、『おもちゃ博物館』があります。雲仙にでかけたらちょっと寄ってみてください。昔の駄菓子やおもちゃが展示・販売されていますよ。


 1階はお菓子も販売してある駄菓子屋さんみたいな店内です。コマやカードがたくさんあります。2階は200円の入場料を払うと入れます。せっかくなので行ってみました。貴重なおもちゃという触れ込みでしたが・・・、ん~、わたしには分かりかねましたが昔のおもちゃって今みると突っ込みどころ満載でした


 まずはウルトラマンペンダント。う~ん、子どもの身長に対してデカクないかい?これを首にかけて遊んでたら邪魔でしょうがないと思うんだけどなあ次は仮面ライダーV3のいろはかるた。いろはにあわせて作られた文章がおもしろい。笑ってしまって取るのを忘れそうです。ぬりえ楽しそうですね・・・・・・郷ひろみでしょうか?!なんだか怖い~。あ~、懐かしいキョンシー。1985年に、香港から『霊幻道士』と題された映画にでてくる中華風ゾンビ。両手を前に突き出し、ピョンピョン飛び回るの流行ったようなどうです?このほかにもいろいろありましたよ。200円で懐かしい気分に浸れますけどどうですか?

 今回は雲仙を紹介しました。島原半島の旅(続)。

陶芸作品完成!(長崎でグループ展開催中~)

2006-08-22 | 陶芸
いよいよ現代美術作家によるグループ展が開催しました。コンテンポラリーアート「99・12+2」展です。8月18日(金)10:00~29日(火)16:00まで、長崎市五島町のKTNギャラリーにてただいま開催中です。入場無料なり。県内在住の現代美術家14人の展覧会出品者のうち12人は県北在住作家でつくる「コンテンポラリーアート・イン・佐世保」のメンバーです。



 この展覧会は、佐世保をはじめ県北地域に在住する作家を中心に県内14人のアーティストが参加するものです。これまで個々に活動してきた作家たちが一堂に会し、今展を交流と刺激の場とすることで、新たな創作活動のエネルギーを得ることを願い、また、県北地域が現代美術の拠点になることを期待するものです。


 私の作品は陶器と蔓でできています。手前が『包』という作品で、陶器の器を蔓で編んで包みこんだものです。アクセントに流木も組み合わせています。もう一つが陶器の作品『◎』。ろくろ成形した空洞のドーナッツ状のものに白く彩色してニードルで線を引っ掻いて施した物です。


 こちらが『包』の3作品。冬に山を散策しながら蔓を集めてまわったものを材料にして使用しています。けっこう採ったと思ったんですがだいぶなくなりました。今年の冬も採りに行くぞ~編むまえに2~3日ほど水につけて柔らかくして置くんですが、灰汁がでてきて部屋中がものすごい臭いです乱編みという技法で編んでます。


 こちらは『◎』。生命感をだそうと思ってポイントに口?をつけてます。花活けにも使えるように。小さい生き物が大きいものに囲まれて生活している様子を展示で表現しています。


 こちらはアップでーす。視点を低くして見てみました。上から見るのとはまた違った感じになりますね。他の人の作品も視界に入るのでコラボレーションしているような感じがグループ展のいいところではないでしょうか。
 観覧していただいた方は、『◎』のほうが関心があるみたいでした。いろんな生き物に見えるということ。見ていると癒された感じがするとか、美味しそう!?だとか、さまざまな感想をありがとうございますまだまだ会期は続きますので長崎を訪れた際はぜひお立ち寄りください~