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ものつくりにん(ma-mac)の生活

医療費・特定疾患療養管理料?

高血圧の症状があって、ここ数年、お医者さんのお世話になっているんですが引っ越しによって掛かりつけのクリニックに通えなくなってしまったので、新たに医療機関を探すことに
とりあえず近所を探してみて、循環器内科の診療所を見つけたのでそこに行ってみましたが・・・
初診料が高いのは想定していましたが、2回目以降の再診もなんだか今までのクリニックよりも少々高い気がするのはなんだろう?っと思って調べてみると・・・
今まで算定されていなかった「医学管理等」225点を見つける。
なんでしょうか、この項目は?
明細で確認すると、「特定疾患療養管理料(診療所)2250円」と記載がある。
調べてみると・・・

特定疾患療養管理料とは「生活習慣病等の厚生労働大臣が別に定める疾患を主病とする患者について、プライマリケア機能を担う地域のかかりつけ医師が計画的に療養上の管理を行うことを評価したもの」と定義されています。

簡単に述べると、糖尿病や高血圧症などの国で定められた慢性疾患の患者さんへ、かかりつけ医が計画的に服薬、運動、栄養などに関して日常で注意することを説明し、わかりやすく指導を行った場合に算定することができる項目、ということになります。

ここでのポイントは、以下の通りです。 

①厚生労働大臣が定める対象疾患が「主病である」こと

②主病に対する治療が当該保険医療機関で行われていること

③200床以上の病院では算定できないこと(病床数によって点数が異なる)

④オンライン診療など、電話や情報通信機器を用いた場合でも算定される場合がある

特にこの③の項目で医療費の違いが出ているようです。詳しくは以下の通りです。

施設の大きさごとの点数の違い
特定疾患療養管理料は、どのような病院でも算定することができるわけではありません。

地域のかかりつけ医が患者さんに、継続して療養に関する管理や指導をすることを目的としており、200床未満の施設において算定することができます。そして施設の規模が小さくなるほど点数が高く設定されています。

施設規模と特定疾患療養管理料の点数

診療所  225点
許可病床数が100床未満の病院  147点
許可病床数が100床以上200床未満の病院  87点
許可病床数が200床以上の病院 算定できず

生活習慣病の糖尿病や高血圧症、高脂血症などで通院すると、1カ月目以降、治療の際に病気の種類によって1カ月に1回、もしくは2回まで「特定疾患療養管理料」という特別料金が加算されます。

それではなぜ、大病院の費用のほうが小規模な医療機関より安くなるのでしょうか。

現在の厚生労働省の方針では、急を要する患者や高度な先進医療が必要な患者は大病院が受け入れ、それ以外の患者は中規模の病院や診療所で診療するという役割分担を進めています。

そのために長期の通院が必要な慢性疾患の患者を地域の中規模病院や診療所が積極的に引き受けやすくなるように特定疾患療養管理料が設けられているのです。

というわけで、近所の診療所はこの負担分、高くなっていたのです。
でも、以前通っていたクリニックも入院施設はなかったので、算定しようとすればできたのでしょうか?
特定疾患療養管理料を検索してみると、患者側視点のものより、医療機関視点のものが多数出てきます。
こういったケースの場合は算定できますので算定漏れのないようにしましょう!といったHPがたくさん。
そもそも、「かかりつけ医が計画的に服薬、運動、栄養などに関して日常で注意することを説明し、わかりやすく指導を行った場合」といっても、どの程度をことを説明したらだとか、何分ぐらい?だとか明確な基準がなさそうなので、なんだか納得がいかないで悶々としております。

このままでは毎月の医療費が今までとは増えてしまうと思い、別のクリニックを受診することにしました。
ここも前回の診療所と同じ、入院施設のないクリニックでしたが、再診の算定は上の通り。
医学管理等の算定ななし!
しかも、気づいたのがもう一つ。
前回の診療所では、再診料に今回の医療機関では算定されていなかった項目を発見。
・明細書発行体制等加算 10円
 たぶん、この画像の明細の発行のことでしょうか。
・医科外来等感染症対策実施加算(再診料・外来診療料) 50円
 院内感染対策を徹底して行う医療機関等では、この4月から【感染症対策実施加算】(入院10点、医科・歯科の外来や訪問診療5点、調剤4点、訪問看護50円)の算定を認める臨時特例措置が実施されている。
 この点、初・再診から直ちに入院した場合には、必要な要件を満たせば【医科外来等感染症対策実施加算】(1回5点)と【入院感染症対策実施加算】(1日10点)の併算定と可能とする―。
 コロナ対策をしていれば算定していいというものでしょうか。
まあ、いろいろと診療所経営のためには仕方のないことでしょうが、患者側からするとどうなんでしょう
とにかく、親身になって自分の体のことをしっかりとサポートしてくれるかかりつけ医を見つけることが大切ですよね。
特定疾患療養管理料を算定する医療機関と、算定していない医療機関。
どちらを選択するかは自己判断でお願いします。

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コメント一覧

ma-mac
@sakanoue そうですよね〜。
糖尿病や高血圧性疾患に代表される生活習慣病等の慢性疾患は医療費が異なるようですよ〜
sakanoue
病院で、医療費が違うの知らなかったです。
どこも同じと思ってました。
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