三日月がとてもきれいな夜。
眠れずに、もてあましてる。
自分のことがすごくきらいな暗い夜。
人に迷惑をかけるってことは、最低だ。
私は最低だ。
でも、人を傷つける人は、もっと最低だ、と思う。
「どうせだめだから」なんていう言葉は、本っ当に大きらい!
やってもみないで、あきらめるなんて。
だけど・・・。
真っすぐだけじゃ、だめなのかな。
前だけみてたら、足元の小さな石ころにさえつまづいて転ぶ脆さがある。
生きていくうえで、やっぱり「あきらめ」も、かんじんなのかな?
・・・。
んん、やっぱりあきらめるなんて、最後の最後でいい!
まずは、がんばってみよう!
・・・。
でも・・・。
本当にこの道を進むことに努力するのが自分にとっていいの?
進むべき道は、違うのかもしれない。けど・・・。
何かを決心しようとしても、結局弱い自分にぶつかる。
こわくて前に進めない。
頑張ったって、「どうせだめ」なのに
こわくて前に進むなんて「どうせできない」から
がまんしてでも、現状維持を目指すの?
「どうせ」
思ったり口に出したりする、こんな自分、本当に大っきらい。
わからない。 自分がわからない。
「何がしたいの?どうなりたいの?」
中途半端で最低な自分に、詰問する。
いっこうに答えの出ない終夜。