昨夜はあまり眠れず、
どんよりした目覚め、
お天気もどんより。
🎵🎵🎵🎵🎵
この方の朝は早いです。
朝、東の空が白むと同時に
起き出して、
午後2時まで作曲に没頭。
その後は大好きな散歩に
出かけるのですが、
この散歩は夕方まで、
時には夜遅くまで続き
帰宅が深夜になることも
あるとか。
べ―ト―ヴェンの一日は
こんな具合だったようです。
🍀🍀🍀🍀🍀
1808年の夏に住んでいた
白壁の家の2階で、
交響曲6番「田園」の
作曲が進められていましたが
残念ながら衝突が起こって
しまいます。
ある時、台所の窓越しに
演奏に聴き惚れていた婦人に
気付くと、彼は帽子を
取って外へ出て行きました。
彼は作曲中に盗み聴かれるのが大嫌いだったようです。
誰にも邪魔されずに
思う存分作曲できるのは
戸外でした。
大自然の中に身を置いている
ときが最も心が休まるようで
彼は手紙の中で
「藪や森の中を、木や草や
岩の間を歩きまわることを
うれしく思っています。
私ほど田園を愛する人間は
いないでしょう」と書いて
います。
べ―ト―ヴェンの自然への
愛情が音楽の形をとったのが
この交響曲6番「田園」
第1楽章
田舎についたときに起こる
愉快な感情。
第2楽章
小川のほとり
第3楽章
田舎の人々の楽しいつどい
第4楽章
雷雨、嵐
第5楽章
牧人の歌、嵐のあとの
楽しい感謝。
🎵🎵🎵
4楽章の嵐が終わり、
第5楽章に入るときの
クラリネット、次にホルン
で奏でられる牧歌的な
旋律。
ロンドン・フィル。
インスタグラムより。
1801年作曲のピアノソナタの第15番op.28も「田園」と
名付けられました。
ベ―ト―ヴェンは標題を
つけませんでしたが、
彼の死後、ハンブルクの
出版社が「田園ソナタ」と
して発売しました。
べ―ト―ヴェンが
「田園」をテ―マに
これを作曲したのは明白で、
「パストラ―レ・オルゲル
プンクト」と呼ばれる
羊飼いや農民が演奏する
バクパイプの音が用いられて
いるからです。
🥀🥀🥀
ベルリン・フィルハ―モニ―
サ―・サイモン・ラトルの
演奏。3分ほどですが。
ベートーベンの写真?は、
両手を後ろに組んで、森の中を歩いているっていうのが。
聴いていたご婦人、びっくりされたでしょうね。
15番のソナタ、1楽章の真ん中あたりに、
雷が落ちた?と思うところが。
2楽章は、農民夫婦が、ロバかウマをつれて、
夕日で赤く染まった中を、ポコポコ歩いて
いくようです。
ベートーベン自身も、この2楽章が好きで、
よく弾いていたとか。
今日は9000歩以上、歩きました〜。
良く歩かれたのね。(*_*)
べ―ト―ヴェン、耳が悪くなっても心癒やされる場所を
持っていましたね。
すごい作品が生まれた理由も
わかる気がします。
5楽章の出だしシンプルで
なんと美しいこと。
ハイリゲンシュタットの遺書の
あとの作品ですが
感謝に溢れていて
パワーを貰えます。
今日も良い一日を。❣️